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けんじ さんの投稿された作品が8件見つかりました。

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  • おとし玉

    どこに落としたんだろう?さっきから全然見つからない。それもそうだ、こんな真っ暗闇じゃ。足元すら見ることもできないもんだ。けどまだ正午を過ぎたくらいだった筈だ。なのにこの闇の中。それに身体中からの溢れるような汗。どくどくと止めどなく滝のように溢れ出している。そんな遠くで落とした筈はないんだ。必ずこの近くにある筈なんだ。誰かに探すのを手伝ってもらいたい。この暗闇の中を手探りで歩いてみよう。身体に電気
    けんじ さん作 [1,134]
  • 捨て本

    俺、小学校の時からマセててさ。学校の帰りなんか良くエロ本なんか拾って家に持ち帰ってたんだ。いや〜、けどさすがに今はしてないぜ。高校に入る前に家の引っ越しをしたんだけど、なんか拾った本も捨てずに持ってきたんだ。バカだよな。そんな事も忘れてさ、最近になって本をみてみたんだ、なんていうか…もう気持ち悪いんだよな。その本に載ってるやつさ、…もうみんな自殺やら病気で死んでんだ。ほら、たまにニュースとかでや
    けんじ さん作 [1,306]
  • 誘い

    ブルル…♪男「おぉ、久しぶり!」それは二年ぶりの旧友からの電話だった。旧友「明日の水曜日会えないか?」特に断る理由は無かったが、突然の旧友の誘いを断ってしまった。少し罪悪感を感じていた。翌日あるニュースをみて男は驚愕した。旧友が捕まったというニュース。殺人の罪で捕まった彼は事情聴取で「殺すのは誰でも良かった」と供述したという。旧友は殺す相手を誘いだしていたのだった。
    けんじ さん作 [1,203]
  • 初詣

    母「あら、まゆみ大吉じゃないのぉ〜」まゆみ「やったー」初詣にやってきた親子の楽しそうな会話。母「今年はついてるわね〜まゆみ…。今年も…。」まゆみの後ろには2年前に他界した夫の霊がついている!母はその姿を今年も優しく見ていくのだった。終わり?父「おぉ、まゆみ大吉じゃないかぁ〜」まゆみ「やったー」初詣にやってきた親子の会話。父「今年はついてるぞ〜まゆみ。…今年もな〜」まゆみの背中には2年前に他界した
    けんじ さん作 [1,082]
  • 老婆

    私は小さい頃から霊感がある。特に何故か死期が迫る人間を見ると、はっきり老婆の姿が見える。夫の出張中、突然、私の職場に娘が事故にあったと電話があった。急いで病院に向かった。向かう途中、救急車とすれ違った。カーテンの一瞬の隙間からあの老婆が見えた。娘の安否がいっそう不安になる。病室に着くと手術中と、真っ赤に灯りがついていた。容態はまだわからない。手術は深夜にまで及び、意識が睡魔に奪われそうになる。そ
    けんじ さん作 [982]
  • おやなさん

    昔は両親のケンカがたえなかった。幼心にもその光景は苦痛に感じた。そんな時、いつもお守りをしてくれた。おやなさん。いつも笑顔で小さな僕を抱き抱えてくれていた。小学生になったある朝、おやなさんは出掛けようとする僕をかたくなに引き止める。おやなさんの言うこと聞いて、いつもより一本後の電車ででかけた。すると駅は大混雑。自分がいつも乗る電車が脱線事故を起こしたそうだ。震えが止まらない。おやなさん…?家に帰
    けんじ さん作 [922]
  • 死角

    かず「随分、雰囲気かわったなぁ?出世したんだって?」たくみ「大した事してないよ!」たくみとは同じ高校だった。5年振りに再開し、彼の行きつけの焼肉屋にいた。かず「だってよ〜、焼き肉なんて豪華なもの中々来れないぜ〜」たくみ「毎月何回かは来るよ。若い子もつれてさ。」かず「す、すげ〜な。…ごちそうさまです!」たくみ「割り勘だろ…?」かず「そうだった?(笑)」金曜の夜の忙しそうな店内で次第にお酒も入り2人
    けんじ さん作 [1,066]
  • 死角

    かず「随分、雰囲気かわったなぁ?出世したんだって?」たくみ「大した事してないよ!」たくみとは同じ高校だった。5年振りに再開し、彼の行きつけの焼肉屋にいた。かず「だってよ〜、焼き肉なんて豪華なもの中々来れないぜ〜」たくみ「毎月何回かは来るよ。若い子もつれてさ。」かず「す、すげ〜な。…ごちそうさまです!」たくみ「割り勘だろ…?」かず「そうだった?(笑)」金曜の夜の忙しそうな店内で次第にお酒も入り2人
    けんじ さん作 [750]
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