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比呂さんの投稿された作品が69件見つかりました。

 
  • 色の匂ひ

    落鮎の我は気づかず色変はる懐きつつ何も持たぬといふ花野振り返ることなき生姜薄黄色風吹くな暫し撮りたる鳳仙花空青し白の桔梗や謳ひけむ
    比呂さん作 [337]
  • 梅林賀琉2〜井手らっきょ〜

    「何を仰いますか、浦島様はこれからですよまだまだお若いではありませんかそれに、再び申しますがこの度の戦の大勝利は浦島様のお陰ですきっと、私のよううに目に見える変化はなくとも何か尊いスペシャルプレゼント的なものが待っているとお考えになった方がよろしいかと存じますですから、私についてきて下さいませ」そう言うと、亀吉は近くの梅林に向かって走り出そうとした「おい、なんか今回は地味じゃないか」「いえ、これで
    比呂さん作 [423]
  • 桃の実や頬染めぬればお嫁さん 心地よき調べ奏でし秋の声やるせなき思ひ忽ち稲雀夕暮れのにほひ漂う鰯雲鶏頭の鮮やかなりし我の鼻根
    比呂さん作 [369]
  • 思惟〜弥勒菩薩〜

    きりぎりす鳴いて捧ぐるこころかな霧煙る道の中あり景色あり月光のふぅと粒子の乗る如し沖縄の美女のかほる撫子や 身に入みてけふも衣の結びたし新しき垣根越えたし秋の風我のみの新垣結衣や菊日和結衣ちゅらや頬ずりしたる猫じゃらし 秋を背に高校球児家隠りいにしへの主将務めし南瓜かな管理人さん並びに読者の皆様へ今回の作品はいつも以上に劣悪な作品となってしまいました作者は新垣結衣のファンである自分の抑えきれない感
    比呂さん作 [323]
  • 白金の剣2

    だが、このまま黙っているわけにもいかないので「これをどうすればいいのですか」と問うたすると、その小人は澄ました顔で言ったただ持っているだけでいいのだと何か敵がいる倒して欲しいモンスターがいる「その時代はもう終わったのだから、ただ大事にお持ちになっていて下さい」と言うのだしかし…と続けた「いつかまた必要となる時が来るかもしれませんもし、その時がきたら全てわかりますその時がもし来たら靄が晴れてぱっと視
    比呂さん作 [409]
  • 白金の剣

    僕の小さな小さな心をどうしようかと迷うた時、迷いの森で筋肉隆々の小人達に会った皆、羽衣に身を包み、腰には背格好に似つかぬ剣を提げていたその小人達はどういうわけか皆、僕を見てニヤニヤ怪しい笑みを浮かべていた僕は6人いる小人のうちの白い魔法使いのような帽子を被った碧眼の小人に訊いた「なぜ、あなたたちは私を見てそのような笑みを浮かべておられるのでしょうか」すると、今度はその白い帽子の小人は真面目な顔にな
    比呂さん作 [410]
  • 夕日髪

    ひんがしの都の寺の木槿かな赤蜻蛉西の暮れゆく空にゆけ萩咲きて我に先祖に福与へ恋しかることと思はじ星月夜秋風や誰に向かひて何伝ふパタパタと扇ぐ手のひら残暑かな紙の上ひゅうと小蠅の番かな釣られたる鯊の動くや子も動く夕闇に虫は鳴きたる僧唱ふ蜩の如く哀しみ嘆くかな
    比呂さん作 [314]
  • 梅林賀琉2〜人間亀吉〜

    彼は僕に「お兄ちゃんが諦めたリーマン予想を数学者になって解き明かすんだ」とも言ったまさに、将来有望な少年であるそんな可愛い弟のために、こんな劣悪小説は早めに仕上げてしまおうそんなことを言いながら学生時代はいつもギリギリでレポートを出していた人間である なかなか要約できるものでもない気はするがそれでも今まで何とかなったもんだしかも、これは自分の好きでやっていることだ取り合えず、猛スピードでキリのいい
    比呂さん作 [383]
  • 果実酒

    梨食ひて訪ねゆけるや幼き日如是我聞文殊や泣きて流れ星突き当たり右に曲がりて棗の実撫子や理想を描く橋の下東より出づる日拝む藤袴秋草の貴賤問はずに踏みにけり ただ秋を振り返らずにまっすぐに色鳥の一羽も二羽も描きけり銀色の鰯の群や大魚成す早朝の身に入むばかりミルクあり
    比呂さん作 [347]
  • 梅林賀琉2〜梅里市の条例?〜

    そして、その娘が大事な大学受験を控える高校三年の夏に彼氏と愛の営みを交わすようになってから、直立二足歩行が不動のものとなったそればかりだけではなく、受験勉強も一層励むようになり、見事に島立の大江戸大学理科?類に合格したのであるそして今、立派な成人となり大江戸大学医術部に進学して、医の道に一生を捧げる覚悟だというだが、市長はこれでこの一大事が片付いたとは思わなかった絶対に自分たち以外にも被害者がいる
    比呂さん作 [406]
 
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