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比呂さんの投稿された作品が69件見つかりました。

 
  • 梅林賀琉2〜梅里市の条例?〜

    「左様に御座いますしかし、ここでこれ以上立ち話をしていては社長令嬢の彼女と付き合うか、一夜明けてヤーヤーヤーのCHAGEになるか明日の朝になってしまいます」どっちでもいいが、社長令嬢は捨てがたいな逆玉?それよりも、亀吉の立ち話という言葉で亀吉が直立二足姿勢になっていたさっきまで窓に這いつくばっていた亀吉が人間と同じように二本足で立っていたこれは、梅里市の条例改正が影響しているのだろうとまで考えた梅
    比呂さん作 [386]
  • 梅林賀琉2〜亀吉の言葉遊び〜

    「おい、邪魔だからどいてくれないか」「私は誰でしょう」「言わずもがな」「亀吉に御座います」「だろうな」「どうして存じ上げておられるのでありますか」全く妙なやつだ「その顔は亀吉だろ」「バレましたか」「バレるさ」「それよりも、浦島様遅いではありませんか」いきなり和頭を転じたと思いきや、亀吉の声がでかくなったそれを喚起すると、そう言われると照れますなぁとまたわけのわからないことを言った全く話にならないが
    比呂さん作 [388]
  • 芙蓉の間

    椋鳥の夕暮れ時の飛行かな蓑虫や笑ふことなる濡れ鼠移り気な我に似たるや酔芙蓉左手に闘志の燃ゆる唐辛子自然薯の生涯語る長さかな我のみを尊しとせるきりぎりす働けど削られる身の夜長かな地に降りて形となれる露の玉世捨て人何を思ふて蔦つかむ道端の二三歩ごとの蓼の花
    比呂さん作 [324]
  • 梅林賀琉2〜二人の世界〜

    あれは気を失っているのではないかと問おうとしたその時であるカーペットに横になっている織姫が寝言を言い始めたのである「あたしを竜宮城の乙姫ネーさんのところへ連れて行ってダーリンお願いお願いダーリン」最後のほうは何やら鼻歌のように聞こえた「織姫よ、起きるんださぁ、目を開けて私が見ゆるで御座ろう今宵は年に一度、そなたに会える日ではないか」織姫は彦星の声で目覚めて、オーマイダーリンと言った僕は何だか欧米人
    比呂さん作 [397]
  • 訂正

    梅林賀琉〜織姫と彦星〜という章がありますが、正しくは、梅林賀琉ではなく、梅林賀琉2が正しい表記です紛らわしくてすみませんまた、当初は当サイトを俳句投稿のために利用させて頂くつもりでしたが、これから俳句に限らず、小説もどんどん投稿していこうと思っております最初はとにかく投稿数が多く、皆様にご迷惑被ることと存じますが、ご了承いただきたいと思いますよろしくお願いいたします
    比呂さん作 [413]
  • 風の精

    亡きことを無きと言わむんや秋の風啄木鳥や風に乗りたり古木の精むしむしとしたるや夜の轡虫爽やかや風の配達多摩湖畔清楚なる女の御手や新豆腐夕暮れの風を背に受け西瓜かな床の間のただ一輪の桔梗かな秋高しどこまで通る我の意思薄れゆく意識の中の生姜かな恋心薄のやうに揺れにけり
    比呂さん作 [381]
  • 生命の唄

    人って間違えながら、失敗しながらもそのつど立ち上がって前に向かって生きている生きているって何だろう人は何のために生きているんだろう生き甲斐を見出だせない自分時に喜びを覚える自分生きていると、色々なことが起きるでも自分を見失っちゃいけない自分、自分のことは自分にしかわからないと思っていたけれど、他人でも自分のことをわかってくれる人がいるひとりだと面倒くさくないだけれど、人は一人では生きれない自分があ
    比呂さん作 [358]
  • 黄泉の人

    桐一葉考え倦ね我に落つ並びたる頑固頭の南瓜かな縁のなき真昼の空の蟋蟀や洋風の煉瓦造りの木の実かな秋の雲たちまち闇を連れてけり古文書の白粉花の秘密かな轡虫鳴いても泣けぬ思ひあり鶏頭や子規を思ひて数えけむ青年や思ひ思ひの秋の蝉この道の名人誰ぞ鮭を焼き先人の知恵や我らの天の川
    比呂さん作 [334]
  • 梅林賀琉〜織姫と彦星〜

    最後の見下しますの後のベロベロピー敬具はないだろうと思っていた「全く亀吉のやつ、どうかしてるぜ」というどっかで聞いたことのあるセリフを思い浮かべ、いつの間にか夜になっていた空を二階にある自分の部屋の窓から見上げて星に見とれていたすると、天から二つの物体が飛んでくるのが見えたそれらは、ちょうど僕の部屋に向かってくると思われたやがてその距離は縮まり、それが天人もしくは人だとわかった頃には僕の部屋の窓を
    比呂さん作 [398]
  • 寺の鐘

    寺の鐘夕暮れ時や秋の山逆上せたる頭を冷やす芭蕉かな朝早く挨拶したる瓢かな文月や夜の問答多きこと此処其処と友と笑ひて草じらみ山葡萄紫色の獣道鵙鳴けば夜叉も戦く処かなただそっと筆運びたる夜学かな幻想を描きたがるや秋の夜俯きて畦道歩く秋の暮芋掘りて生命感ずる手のひらや鰯雲いよいよ棲むや最上川虫たちやけふも叫びて夢うつつ葛の葉や向こう三軒茶屋の庭枝豆の八百屋に暫し奉公や落鮎の群れを探して川往けり苦しみの闇
    比呂さん作 [328]
 
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