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SKY さんの投稿された作品が44件見つかりました。
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BEAT REVORUTION!!
「朝ですよ。起きてください」耳元で甘い女の子の声がする。「後三分・・・・。」ここで普通なら「後五分」と言うだろう。だが、あえて二分少なくすることで起こす方を・・・・・。「なら兄さんの朝食も私がいただきますね」俺はガバッと起き上がった。「すみません。朝食だけは勘弁してください」後三分戦法の説明を心でしている途中に妹のいつものトドメの一発、いや一声で起こされてしまった。「ふっ、いつも通りの可愛さだね
SKY さん作 [659] -
ELEMENTAL BLOOD (33)
「僕はちゃんとした男ですっ。」「なら、その証拠をみせてもらおうじゃないか」リースがそう言うとセツナが心配そうにレーヴェをみつめた。「レーヴェ・・・。」特攻隊。ハルの部隊だ。精霊使いでもないので前衛をするしかない。「失礼します」やや緊張した表情で第三特攻隊のテントに入った。一、二、三・・・・、七人。小隊だからちょうどいい人数かなとハルは思った。「おう、俺がこの隊の隊長だ。よろしくな」最初に話し
SKY さん作 [519] -
ELEMENTAL BLOOD (32)
レーヴェも精霊隊に所属することにした。精霊使いの数がセツナをあわせて三人しかいなかったからだ。「僕も精霊隊にいきます」部隊の隊長がいるところに向かう途中のセツナに話しかけた。「うん、がんばろう」精霊隊のテントの中には女性一人と男性一人がいた。「おっ、来たな」レーヴェ達を見てニヤニヤしながら女性の方の人が言った。「そうニヤニヤすんなってリース。」リースと呼ばれた女性はテーブルの隊長の席に座って
SKY さん作 [546] -
ELEMENTAL BLOOD (31)
都市アーバイン。すでに大半のひとが避難していた。「この橋が戦闘の拠点となるだろう」アーバインの防衛武芸者の隊長のユーリが説明をした。「問題はどの部隊がここを担当するかですね」とヨハンが言った。「会議ながいわねぇー」「そうですね」今、アーバインでは隊長達の作戦会議が行われている。ただの武芸者のレーヴェ達は外で待つことになった。「すずしい」風でセツナの紅髪がなびいていた。「セツナさんはやっぱり精霊
SKY さん作 [444] -
ELEMENTAL BLOOD (30)
「あんた、精霊使いだったのね」レーヴェがセツナの部屋から出て来たところをハルが話しかけてきた。「隠してたわけじゃないんですけどね。さっきセツナさんにも言ったんですが・・・」「でもアース人なら別に驚くこともないか」ハルがそう言った瞬間、レーヴェはドキッとした。「はは、そうですよね〜」明らかに不自然だった。「??変なレーヴェ」「そそそうですか?」「少しね」そう言うとハルはセツナの部屋へと入って
SKY さん作 [436] -
ELEMENTAL BLOOD (29)
「え!?」ハルは魔物にどうやって勝ったのかをきいてる最中だ。「もう一回言ってみて」「レーヴェが、精霊使った」セツナが答えた。今はいつもの無表情なセツナに復活していた。「レーヴェが精霊を・・・・。知らなかった」「知らなかった?」「そう。実はレーヴェと知り合ってまだあんまり時間がたってないのよ」そういうとセツナが驚いたような表情をした。「最初、姉妹だと思った」今度はハルが吹き出した。「レーヴ
SKY さん作 [405] -
ELEMENTAL BLOOD (28)
「都市アーバインは今、大変危険な状況です」ヨハンが言った。「どう危険なのじゃ」村長がききかえした。「魔物の大移動ですよ」そういうとヨハンは顔をしかめた。「何なんですかそれは?」レーヴェがきくと村長が答えた。「魔物の大移動、簡単に説明すると巣の拠点を変えるということじゃ」「つまり、巣の場所に都市アーバインが選ばれてしまったということだ」ヨハンが補足した。「魔物は正確にはどのくらいの数なんですか?
SKY さん作 [402] -
ELEMENTAL BLOOD (27)
−三日前レーヴェとハルは次の都市に向けて歩き続けていた。「あれは、魔物!?」レーヴェは自分達がきた道を逆走していく魔物の群れをみて村が危ないと感じた。「さっきまでいた村に行ってるのかしら」「そうかもしれません。・・・・・。ハルさん」「分かってるわ。セツナの村が心配なんでしょ」「はい!」レーヴェはすぐさまきた道を戻っていった。魔物の群れが村を襲うことは知っていた。しかし、ハルは不安をかくせな
SKY さん作 [395] -
ELEMENTAL BLOOD (26)
精霊はアース人だけの力である。しかし、サルナン人であるレーヴェにも精霊の力があった。何故精霊が使えるのかはレーヴェ本人にも分からなかった。魔物襲撃から3日が過ぎた。セツナはあれから眠り続けている。心配したレーヴェとハルはセツナが起きるまで側にいることにした。「セツナさん、起きませんね」「よっぽど力をつかったのね」布団で眠るセツナの顔はかわいいとレーヴェは思った。「セツナの顔をじーっとみち
SKY さん作 [409] -
ELEMENTAL BLOOD (25)
レーヴェの声が聞こえた。自分を助けに来てくれた。そう思ったらセツナは意識が途切れた。フィアッカと呼ばれた精霊の胸の中で眠りに落ちた。「さて」レーヴェとフィアッカの周りを魔物が囲んでいた。『どうするの?』「この魔物はバラバラにしても再生するらしいね」『そうだね』レーヴェは笑っていた。この極限の状況を楽しんでいる。「フィアッカ、一度剣に戻ってくれる?」『レーヴェはそのほうがいいの?』「うん」
SKY さん作 [377]