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すたふら さんの投稿された作品が4件見つかりました。
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カウントダウン
《十分前》お腹が痛い。彼女との初デートでこの現象はキツイ。しかし経験からいくと、持ってあと十分。(ヨシッ) ここは話を切り上げ、なおかつ自然に席を立とう。《九分前》「先に会計済ませてくるから」 完璧だ。これ以上の自然さはない。《八分前》(彼女の姿が見えなくなるまでクールに、それからダッシュだー。)《七分前》トイレの入り口には、二人並んでいた。一人一分ならなんとか間に合う。《六分前》
すたふら さん作 [675] -
一歩一歩
貴方の周りには、街灯のない道はありますか?あるならこれより先は読まないほうがいいです。私は、心霊スポット専門のカメラマン。寒気はもちろん、背後に気配を感じることは当たり前だった。しかし・・・今度は少し違っていた。(心霊スポットは、若い子に)これは私の経験からだ。色々な話がでたが、[あそこには近寄るな]と言う場所に私は来てしまった。恐怖のあまりシャッターを押すのも、ためらった。『カシャッ』背中に感
すたふら さん作 [645] -
くちびる噛み締めて
ごめん。ありがとう。大好き。また明日・・。 [過去]「また明日ー」彼女が元気な声で手をふる。俺はただ、うなずき背を向け歩き出す。 彼女は明るくて、元気で、優しい子だ。出会いは、バイト先で・・まぁ、ありがちな出会いだった。それから、たまに遊ぶ関係になったが、恋人ではない。兄妹みたいな関係だ。でも、一緒に居ると落ち着き、いつの間にか、このままを望んでいた。穏やかな風が吹き抜
すたふら さん作 [401] -
冷えた温もり
〔3年前〕・・やりたい事があると家を飛び出して、頑張ってはみたけれど、中途半端でやめてしまった。今は何をするでもなく、毎日がただ過ぎていく中で腐っていく事に気付かなくなっていく。(いつでも戻れる)そんな場所がいつの間にか恋しくて仕方なかった。〔5年前〕・・・母の作る弁当は正直好きではなかった。塩辛い玉子焼き、魚味のリンゴ、水分を含んだフライまともに食べれるのは梅干しののったご飯だけだった。一度母
すたふら さん作 [572]
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