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YOSIさんの投稿された作品が192件見つかりました。
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劇団ドリームシアター(32)
久しぶりに、りかと由子に呼び出された和人と卓人は、2人の思いつめた表情を見て、何かあるなと悟った。 和人「どした?2人とも?」 由子 「和ちゃん…今の自分て、今の自分の状況って、満足してる?」 和人「え?満足?それどうゆうこと?」 卓人 「由子ちゃん、どうしたの急に?そんな質問するなんて」 りか「卓…私もそれを聞きたいんだ。和人さんも卓も、ソロで売り出して、楽しい思いのまま、いれてるのかなって…」
YOSIさん作 [557] -
劇団ドリームシアター(31)
「運命ですか?」 「大げさかもしれませんけど…。私達にとっては、少し自分の閉ざされていた部分を、開けてくれたなあって思えたんです」 「そっかあ…」 嬉しそうに話す、美紀の笑顔に、琢也は、いつの間にか引き込まれていた。 「どんな話をしたの?」 「私達、趣味が舞台鑑賞なんです。その人達も、同じ趣味だったんです。今までこの話をすると、たいてい場がしらけてしまってたのに…その人達は、ずっと聞いてくれて…あ
YOSIさん作 [530] -
劇団ドリームシアター(30)
「最初に聞きたいんだけど…」 琢也が切りだした。 「はい!なんですか?」 「もしかして、俺達のこと、多少なりとも知ってます?」 美紀は、返答をためらった。 先ほどまで、義則達との会話に出ていた琢也達が、目の前にいることもそうだが、一瞬驚きの表情を見せたこともあり、それを琢也達が察したからだ。 「…すみません。知ってます。…あの、スーパーボーイズの佐藤さんと、グッドボーイの原山さんですよね?」 「そ
YOSIさん作 [551] -
劇団ドリームシアター(29)
「サラさん、茜さん五番テーブルにお願いします」 「は〜い!」義則達との会話の余韻も冷めぬうちに、美紀と美佳は、考太の案内で、指定されたテーブルに向かった。 「よろしくお願いしま〜す」 挨拶を終えた2人は、客の顔をみて驚いた。 「あ!…」 「ん?どうかしたの?」 「あ…いえすみません。失礼しま〜す」 美紀は、我に帰り着席した。 美佳も、なんとか平静を装い着席した。 そう、そこにいた2人は、さっきまで
YOSIさん作 [602] -
劇団ドリームシアター(28)
「ジグゾーパズル?最初のピース?俺達が?…俺達は、本当にたいしたやつじゃないよ。ただ、昔から平凡に生きてきて、ただ…なんとなく歳を取ってる、そんなつまらない奴らだよ…」 「そんなことないです」 美紀が、真面目な顔をして、首を横に振った。 「それを言うなら、私達だって、お金を稼ぐ手段として、この店で働いて…落ちこぼれて…きっと途方にくれていたと思う…歳を取ったから相手にされなくなって…だけど、首にな
YOSIさん作 [579] -
劇団ドリームシアター(27)
「久しぶり〜。元気してた?」 「もちろん!お二人に会うときは、万全の状態でね」 哲次と美佳の、元気な挨拶のあと、4人はテーブルについた 「そう言えば、あれから、お笑いのライブに、定期的に見に行ってるんですよ。はまってしまって。 お二人は、見に行ってるんですか?」 「本当に?すすめた俺達としても、嬉しいよ。…まあ、俺達の場合、仕事もあるから、なかなか一緒に行くことはないけどさ。義は、いろんなジャンル
YOSIさん作 [581] -
劇団ドリームシアター(26)
美紀と美佳のいる店に久しぶりに顔を出した義則達は、守口考太にプライベートなことを、うちあけられた。 「南川さんは、うちの妻の同僚でいらしたんですね?」 「へ?同僚?」 「はい…私、守口敏美の夫で考太と申します」 「ほ、本当ですか?守口さんの…でもどうして、わかったんですか?」 「ええ…実は、敏美の職場の飲み会の写真に、あなたが映っていましたので」 「そうだったんですか…世の中狭いッスね。…でも奥さ
YOSIさん作 [564] -
劇団ドリームシアター(25)
「ええ、見たことあります?生で」 「ないです。もっぱらテレビで見るくらいかな…」 「興味あります?」 「うーん…見てみたいと思いますよ。ただ、私的には、テレビで見ることが、当たり前だから、ピンときてないとゆうか…えり子は?」 「私もかな…機会があればとは思いますけど」 割と消極的な感じの2人に、哲次が言った。 「何か、発見があると思うよ。何かね…好きな芸人さんとかいないの?」 「特には…でも、芸人
YOSIさん作 [430] -
劇団ドリームシアター(24)
「いえ、そうかもしれません。私とえり子も、本当の意味で本音をぶつけてないかもしれません。美和は、確かに学生時代からの仲間だし、何度も話したけど、いつも冷静だったかも…」 「そうだね…弱い部分なんて見せたことないね…」 「俺達はね…正直もてないし、会えば、下ネタも話すし、くだらないバカ話もするけどさ、正直悩みも話したりするんだ…そんなことでも、時には怒ったり、一緒に悩んだり、最後には、笑えるんだよね
YOSIさん作 [419] -
劇団ドリームシアター(23)
「友人である、あなた達に、こんなこと言うのは、どうかと思うんだけど…」 義則は、少し言いにくそうな表情をした それを察して、えり子は義則に首を振った。 「構いませんよ。正直に言ってもらっても。美和の歌を聞いての正直な感想ですよね?」 「ええ…」 「なら、なおさらですよ。美和もきっと、聞きたいと思いますよ」 「そうですか…それなら。俺としては、彼女が…美和さんが、心から笑って、楽しい曲を歌えてないん
YOSIさん作 [458]
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