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YOSIさんの投稿された作品が192件見つかりました。
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劇団ドリームシアター(22)
「嬉しいです。美和の友人として」 「あっ、いえとんでもない。純粋に彼女の歌声にひかれるものがあったので…」 「そうですか…私も彼女が、学生の頃から夢をあきらめずに頑張ってるのを見てきてるから、ずっと足を止めて聞いていた、あなたのことが気になってたんですよ」 「ありがとうございます。こんなおじさんを気にしてくれて…」 「そんな…私達だって、もうアラサーだし、仕事にも、恋愛にも、見放されてるんです」
YOSIさん作 [413] -
劇団ドリームシアター(21)
「あの、お客様申し訳ありませんが…」 美和の申し出に、義則は驚いたが、極めて冷静を装った。 「はい?」 「実は…この2人は、私の友人なんですが…事情があって…勝手を言って申し訳ありませんが…相席していただきたいんです」 哲次と剛行は、躊躇した。 先程から、少し気になっていたとはいえ、由美とえり子の方から、話しかけてきたからだ。 しかし、見ず知らずの者に話しかけられれば、妙な勧誘か?と疑うこともある
YOSIさん作 [410] -
劇団ドリームシアター(20)
〜訂正〜 (15)で、つとむの彼女が、プログラマーとしていましたが、卓人の間違いです 卓人の彼女である野上りかと、和人の彼女である江利由子が、久しぶりに夕食をともにしていた。 「卓人さん、絶好調だよね。最近引っ張りだこだし。りか的にも、鼻が高いんじゃない?」 「うん…まあね。」 しかし、りかは、浮かない顔をしていた。 「どうしたの?」 「うん…」 「彼と何かあったの?浮気したとか?…最近絶好調だ
YOSIさん作 [432] -
劇団ドリームシアター(19)
「お疲れ様でした〜今日は楽しかったです」 真美は、つとむと、俊太郎に元気よく挨拶した。 「あっ!どうもお疲れ様でした。それにしても、真美ちゃん今日は、すごくのってたね。俺勉強になったよ。」 「そんな〜私なんてまだまだですよ。…コントは、役を演じるわけですから、お二人のなりきりぶりに比べたら、私はまだ全然です」 真美の謙遜ぶりに、2人は恐縮した。 つとむは、思いきって聞いた。 「真美ちゃんさ、…前は
YOSIさん作 [430] -
劇団ドリームシアター(18)
「長村さんは、今の俺の立場をどう思ってます?」 「え?」 「俊作とコンビを解消して、ソロでやっている俺の立場を」 「う〜ん…私的には残念だと思ってますよ。林さんや原山さんや、本馬さんや佐藤さんのコンビの頃のネタを見てた時、すごく面白かったし、なんでコンビって売れてくると、バラ売りして、たまに片方だけ引っ張られるんだろうって…もちろんコンビで活躍してらっしゃる方もいますけど…この業界は、そうゆうこと
YOSIさん作 [443] -
劇団ドリームシアター(17)
スタジオに向かう途中、卓人は、マネージャーの長村 愛に話しかけた。 「長村さん、もう慣れました?」 「え?…ああはい」 「そう…良かった。 大変ですよね。いきなり付いた担当が、コンビを解散した俺で…」 長村 愛は、前職を10年やった後、この業界に入ってきていた。 「いえ…私的には、担当させてもらえるだけでも嬉しいですよ。転職する時、いろいろ受けて、合格をいただいたし、こうして、林さんのマネージャー
YOSIさん作 [424] -
劇団ドリームシアター(16)
「じゃあ俺達行きますんで!」 「おう、頑張ってな…」 つとむと俊太郎は、楽屋をあとにした。 「なあ、由紀江ちゃん…」 「はい?」 「俺には、コント番組の依頼とかこないのかなぁ?…せめて、卓人のようにバラエティー番組に出たいんだよね」 「それは…無理だと思います。もう私は本馬さんの担当じゃないですから…事務所が、本馬さんを極力バラエティー番組に出さないようにしている以上、私にはどうしようもありません
YOSIさん作 [444] -
劇団ドリームシアター(15)
和人と卓人が話していると、2人の後輩である『レッドトレイン』の堀尾つとむと、呉俊太郎が訪ねてきた。 「先輩失恋します」 「おう!今日は何の仕事だ?」 和人の問いに、つとむが答えた。 「ああ、僕ら来週から始まる、深夜のコント番組の打ち合わせなんすよ。あの、松村真美ちゃんも出るんすよ」 「え?彼女がか?」 「はい。それが何か?」 「だって、一度共演したことあるけど、 『バラエティーには出ない!』って言
YOSIさん作 [421] -
劇団ドリームシアター(14)
琢也の元相方の、本馬和人と、俊作の元相方の、林 卓人は、仕事先のテレビ局のラウンジで、話しをしていた。 「和人、今日の仕事は何だよ?」 「俺か?俺はトーク番組の収録だよ。最近ドラマの仕事ばっかだから、久しぶりに話せるのは嬉しいよ。卓人はレギュラーのクイズ番組だよな?」 「ああ…でも俺、頭よくないからなあ〜 俊作とは違って」 「俊作かあ…でも思い切ったよなあ〜。あいつ。」 「そりゃあ、お前の相方の琢
YOSIさん作 [381] -
劇団ドリームシアター(13)
「琢也、久しぶりじゃん。今何やってんだよ?連絡も久しぶりだけど」 琢也からのメールに気づいた俊作は、すぐさま電話をした。 「ああ、ごめん。今知り合いのコンビニでアルバイトしてるよ。昔バイトしてた人がさ、独立してね…世話になってんだよ。俊作は?」 「俺か?俺は、来週からタレントのマネージャーとして世話になるよ。今、役員の息子さんが受験だからさ、家庭教師してるよ」 「へぇ〜…すごいな やっぱり、国立大
YOSIさん作 [415]