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列車さんの投稿された作品が64件見つかりました。

 
  • 神々の前線9

    戦場の本質とは、大義だとかとは無縁の、破壊殺傷の応酬にすぎなかった。 最初は正義のためとか、民族のため、あるいは邪な目的のためであっても、理由があって兵士は、戦場に入るのかもしれない。理由に基づいて敵を殺害する兵士は、戦場下においては、正常とさえいえる。しかし、やがて戦場の狂気にとりつかれた兵士は、理由なく殺戮すること自体が目的となり、あまつさえ、武装勢力や特殊任務群といった日常的な破壊殺傷
    宇宙Pさん作 [556]
  • 神々の前線8

    資源争奪だとか、文明の衝突だとか、兵器市場の創出だとか、まして自由のためだとか、そんな事柄は人類にとってだけの都合であり、この狂気の応酬合戦を人類に演じてもらうための契機にすぎなかった。 前線の兵士には、もはや戦う理由付けなど必要はなかった。 どうして戦うのか、そんなことはどうでもいい。いかに凄惨に殺し合い、憎しみ合い、恐ろしいことをしてくれるか、それだけがこの戦争のテーマであったからである。核
    宇宙Pさん作 [547]
  • 神々の前線7

    JU連邦軍は、テクノロジーにより人の精神に作用し、銃による攻撃のみならず、心理的な攻撃もあわせた現代的な戦術を駆使した。 以下は典型的な、一つの攻撃態様である。離れたところから、特定の標的を狙い、ある種のエネルギーを照射、視覚とか匂いとかなどの五官による作用も感じず、全く痕跡を残すことなく、精神障害や心臓麻痺、脳梗塞を発生せしめ敵を倒すか、あるいはそれに付随する理解しがたい恐怖感を植え付けるなど
    宇宙Pさん作 [540]
  • 神々の前線6

    イリス神すなわちJU連邦軍の最大最強の敵、アリビア神とその教徒達との戦いは、天王山に差し掛かっていた。 アリビア軍は、イリスとの戦いを聖戦と位置付け、もはや手段を選ばぬ撤退抗戦を貫く。 イリスもこの戦いにおいて、これまで蓄積したあらゆる戦闘技術をつぎ込んだ。 特に、かつてヒンクルが予言した最終兵器を、ここへきてイリス神はJU連邦に与えた。 核兵器は、実は数万年前における、先の神々の大戦でも
    宇宙Pさん作 [515]
  • 神々の前線5

    イリス神の最終目標とは、JU連邦が他文明を、滅ぼし尽くしたあとは、イリスに選ばれた一部の人種を残し、人類最後の国家となった、JU連邦を壊滅させ、イリス神とその下僕達のネクストワールドを開拓することにあった。 すなわちイリス神が、JU連邦を道具として戦わせ、他の神々とその民族を、地上から滅し 地球上にその勝利を完全ならしめるというものである。最強軍事国家、JU連邦の建国の盟約とは、まさにその尖兵
    宇宙Pさん作 [503]
  • 神々の前線4

    それは独特の文化を有する、極東のヤマト皇国であった。 ヤマトがなぜイリスにとって障壁なのか、それにはイリスの戦略目標を理解する必要がある。 イリス神は、人智を超える能力を持つエイド人を、地球上に置きながら、あえて悲劇的分散の憂き目に合わせ、多民族間の中に浸透させ、各地で迫害を受けるような環境を整えさせた。 「エイドの議定書」なる文書の流布や、エイドの民族的行動様式は、世界中がエイドを憎むように、
    宇宙Pさん作 [482]
  • 神々の前線3

    アーリ神は、ヒンケルに、インスピレーション的な形で関与した。 ヒンケルは、時折沸き起こるインスピレーションをして、「アイツ」の声が聴こえる、との表現を使用した。 その内容に基づき、ヒンケルが目指したのは、高い人種レベルを有するエイド人に対抗する、高度ゲルム人の創出であった。すなわち「ユーベルメンシュ(超人)」の創出を、国家的目標に掲げ、ヒンケルは、これに異常な執念をみせる。 「我が闘い」
    宇宙Pさん作 [529]
  • 神々の前線2

    地球上、もっとも優勢を誇る、イリス神を崇めるイリス教徒は、上位民族であるエイド人の影の司令に統制されつつ、超軍事国家JU連邦を形成し、世界最強を誇示してきた。 対立する幾多の神々も、近世、 自己の影響下にある「民族」部隊を動員し、イリスへの挑戦を、試みている。 なかでも、地球上にいう第二次世界大戦においては、神々の覇を決定的にする最終戦争の様相を呈した。この時、イリスに対抗する神の一人、アーリ神は
    宇宙Pさん作 [538]
  • 神々の前線

    宇宙に、互いの覇権を争う幾つかの神々は、それぞれ代理戦士を立て、その代理戦の舞台を地球に設定した。 それぞれの神は地球上に、自分の戦闘部隊たる「民族」を創り、敵の神部隊である「異民族」を討つべく、これを育成させていった。 神々は自分の部隊民族に、宗教という行動指針を与え、その目的に沿って、民族が発展するよう手助けを行った。 人類はそれぞれの教義に基づき、戒律を守り、民族の団結と維持に努
    宇宙Pさん作 [579]
  • 日本戦国総理「信長」2

    そのカリスマから、熱狂的な国民の支持を得て突如、現れた信長議員は、政権与党の代表として、国会で総理大臣の指名を受け、日本国総理大臣となった。そして、就任後の所信表明演説は、国民が固唾を呑むなかでの、演説となった。 ニュースが特別番組を報じる。「織田首相の所信表明演説が始まります。国会から中継致します。」画面に信長総理の姿が、映しだされた。「余は・・・」「無私の境地で、ただこの国のために、この命
    さん作 [515]
 
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