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コメディに含まれる記事が620件見つかりました。
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ギャラクシーラリー6
明菜はシンジが口を開くのを待った。丸刈りの頭に愛嬌のある目が時々鋭くなる事を明菜は知っている。体重100kgを軽く越えるシンジが器用にアイスキャンディの棒を指先でくるくる回しながら話し始めた。「スーパーカーなんかいらないよ。いいかいアニキ、このレースは速いヤツが勝つんじゃない。頭を使って相手を出し抜く知恵と度胸と少しの運で勝ち上がるレースなんだ」全員がシンジの話に集中していたが、今一つピンとこな
フェイ [540] -
八王子ホース 〜第3話〜
豊は馬の後を追った。中央線のホームにその馬はいた。豊『電車を待っているのかな?』しばらく豊は馬を眺めていた。すると東京行きの電車がやってきた。馬はなんとその電車に乗ったのである。豊もつられて乗った。〜ガタンゴトン〜豊『あの馬どこへ行くのだろう』〜ガタンゴトン〜馬は隣の駅の豊田で降りた。豊「なぜだ!?この距離なら自分で走ればいいのに、なぜわざわざ電車に乗ったんだ?」純子「あの馬の痩せ細った体を見な
ドリアゲ [401] -
相談屋
これはとくに変なとこはない昔のお話し唯一変わってると言えば…クロ「や、やめろぉ」蛍「クォォォラ待てクロォォ!!」この二人…彼は玄田 大黒(くろだ だいこく)通称クロ、黒髪の冴えない24歳、最もニートに近い男と人は言う、だが仕事はある他人の相談事を解決する相談屋をやっている…仕事はあるが収入が0このキレてる彼女は蛍、クロとは仲が良い金髪の14歳、一応クロの助手として働いているところで何故蛍がキレて
吹雪 白 [483] -
ギャラクシーラリー5
「ギャラクシーラリー?」一同の視線がパソコンのモニタに集中する。ヒカルはため息をついて言った。「お前なぁ、現状分かってんのか?家にはそんなスーパーカーないだろ。仕事用のミニバンならあるけど」「あの車は俺のおかげでかえたんだぞ」英彦は鼻を鳴らして言った。もうヒカルも英彦も落ち着いているようだ。ヒトミと明菜の美人親子は、三人の巨漢を順番に見る。明菜はシンジが何を言うのかドキドキした。最近このおじさん
フェイ [470] -
ギャラクシーラリー4
うらめしそうに英彦を見ながらカウンターの前でアイスキャンディを食べてパソコンのモニタを見つめている弟のシンジにを見た。「お前もちょっとくらい手伝え!パソコンばっかしやってないで!」シンジはヒカルの方をちょっと見てまたパソコンのモニタに集中する。その時居間の奥から声が聞こえた。「どうした兄貴!」ヒカルは駆けつける。英彦はチクショーとかくそったれとかありとあらゆる悪態をついていた。普段温厚な英彦にし
フェイ [500] -
彼女のポケモン
俺は『翔』18歳。もえ「ちょっとトイレ行ってくるね!」彼女は幼なじみの『もえ』。翔「おう。」…ん?あ!懐かしい〜…GAMEBOYかぁ〜しかもポケモンじゃん! あの時のこと思い出すなぁ…あれは確か…10年前…〜10年前〜翔「お前ポケモンなんかやってんの?」もえ「うん!昨日買ったの!」翔「俺にもやらせろよ。」 もえ「やだぁ!」翔「あ…」彼女は博士からもらったヒトカゲの名前を考えている所だった。翔
神様の親戚 [906] -
ある会話と僕 〜先輩〜
これは僕と高橋と先輩の会話文である。ツッコミ所が満載なため、ツッコミをカットしています。どうぞ好きなときに突っ込んでください。============先輩「…。」僕「先輩!話ってなんすか?」先輩「聞いてくれるか?後輩よ…」僕「はい!先輩の助けになるなら何だって聞きます!」先輩「それがな、俺同じクラスの女に告白しようとして正門に呼び出したんだ…。」僕「え…」高橋「お疲れーうどん!あれ?何話してるん
神様の親戚 [624] -
燃えろ!木炭作り専門学校
僕の名前は山井茂。いたって普通の学生だ。親の都合で今日から新しい学校で勉強することになったのだ。山井「あぁ…なんだかドキドキするなぁ。勉強にスポーツに恋愛に、頑張るぞぉ。」木炭作り専門学校山井「…え…?木炭…?木炭って何だ?木炭を作ればいいのか?」先生「おーい君ー。」山井「あっ、先生だ。ちょうどいい。挨拶しておこう。あのーすいません。今日転入してきた山井茂といいます。」先生「いやー話は聞いてるよ
電柱クラブ [563] -
とあるよくあるワンシーン
ダダダダドーン ズダダダダダ 「ヘイ!ジョージ!敵を独り占めしちまうなよ!」ここは森の戦場。 ダダダダダ 銃声が響き渡る。 「ハッ!うるせー、ルーク!俺はむしゃくしゃしてんだよ!」ズダダダダダ 「まだキャシーと喧嘩してんのかよ!」「ちくしょー!敵兵め、蜂の巣にしてやるぜ」ドーン ドーン 「全く…誰だよ…ヒステリックに銃もたせたのは」ルークは呆れつつ銃を撃ってる 「ヘイ!ルーク、弾丸が無くなっ
ねむしゅー [766] -
心のコップ2
僕らの最後の漫才の1週間前、中島はまだ元気だったのに…。「嶋田、来週楽しみだな。『シマシマ』の10年の集大成を見せつけてやろうぜ!」中島、張り切ってたなあ。とても、ガンで入院してる奴には見えなかった。「中島、漫才の練習、するか?」「ああ、もちのろんだ!」本番の日だけ、病院を抜け出して会場へ行く。中島にとって、外出できるだけでも嬉しかったはずだ。「嶋田、最後のオチはバッチリ決めろよ!」中島の声が、
hiro [773]