携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 公募投稿作品の一覧

公募投稿作品に含まれる記事が496件見つかりました。

 
  • MaelStrom 逃

    渦は全てを飲み込む。・悲しみ・喜び・痛み・快楽幸せまでも飲み込んでしまう時がある…。 その渦から、逃げる事も出来ない人間たちがいる。 人間界の渦はもう、止まらない。誰かが泣き叫ぼうとも。 「歌月、帰ってるの?ちゃんと勉強しなさいよ。」いつもと変わらない母親のセリフ。もう限界だ!大人に振り回されるのはウンザリだ。誰もが一度は願う。「私らしく生きたい。」私は呟いた。高校の門の前で…。 …
    神流  [564]
  • 嘘と嘘のあいだ 番外編

    報われない成果と苦しみはいつまでも続いてた。そのたびに、下唇をキュッと噛み締め、なにくそって思ってやってきた。 自分で言うのもなんだけど、自分はまだ世の中的にもエリートサラリーマンと言われる部類の側にいて、べつにそこへしがみつくわけでもなく、毎日毎日、なにくそって思ってやり続けてきただけの結果だと思っててその事に満足してたわけでもなかった。 9月はどこも中間決算の追い込み中で、ほかの部署の進捗な
    山本たかこ  [608]
  • 嘘と嘘のあいだ

    1分が1秒がこんなに長かったなんて知らなかった。 あたし今ここで何やってるんだろう。あたしどうして、待ってるんだろう。 待つだけがこんなに辛くて苦しくてみじめな事なんて知らなかった。 これはいつまで続くの?今が最初で最後なの?お月様、どうかしってたら教えて。もう、武志は帰って来ないの?待つだけしかできない苦しみを体ごと何かに吸い込まれたならどんなに楽だろうか。 そのまえに、何も考えず、ただ眠る事
    山本たかこ  [597]
  • 人妻

     ぎらぎらとした真昼の太陽が、砂浜を照りつける。 青空に浮かぶ綿飴のような雲が、次々と形を変えるくらいに風は強い。 僕の頬を潮風がなでる。 遠くの水平線を見つめると、あなたがこの島から去った先週の土曜日を思い出す。 白いワンピースの裾をはためかせ、僕に「大学受験頑張ってね! 」と、一言残して行った。 僕は、あなたのことを愛していた。 そして、僕は今でも諦めきれずにいる。 さらさらした砂を握りしめ
    ナオミ  [855]
  • 何億分の1の確率

    ザァ〜静かな海の音… 何を思ったか思い出に今更ひたってみた…何もかもが満たされたあの景色。そう 当たり前に掴んでいた幸せそれはまだまだ知るのは先のお話。弱小な僕の心はね いつも何かに怯えていてね君さえも失うのが怖かったまた何1つ変わらない朝がきた。季節は『冬』空は雪 綺麗に僕の目には見えた。 犬が呼んでいるので散歩に出掛けた。リードを外して 犬は一目散に駆けていった雪の中…足跡をしっかりと
    雄司  [756]
  • 願い

    どんなに願っても、どんなに望んでも、どんなに想っても、それでも僕には、その願いを言葉にすることすら出来ません。声に出してしまえば、きっとこの想いは止まらなくなる。「もう一度、貴方に逢いたい」たった、それだけの願いなのに…。絶対に叶わない願いだと、僕はわかっている。だって貴方はもう、この世にはいないのだから。 いつか時間と共に、僕の想いや願いが、次第に風化していき、逢いたいと強く願わなくなるのだろ
    朔夜  [607]
  • 優しい雨音

    眠れぬ夜に降る雨は、僕の耳に優しい音色を届けてくれる。降り続ける雨音は、僕の心に微かな安らぎをくれる。わずかに開けた窓から、差し出した手に触れる雨は、どこまでも冷たく僕の手を濡らしてゆく。眠れぬ僕を、優しくあやすかの様に、手の上に落ちては弾ける雨粒。雨で冷えた手を胸に抱き、優しい雨音を子守唄の代わりに、僕は眠りにつく。たまには、眠れずに困る夜があってもいい。雨音の優しさに気付く事が出来たのだから
    朔夜  [625]
  • diary 第二章

    この日記を読んでから一年と少し。 ここまで来たら最後まで読むしかない。 こんな偶然はありえない。 私とアリア 必ず何か関わってる。 …369ページ…ねぇさくら…一人って暇だわ。何もする事がないの。1人ってつまらないわね。こんなつまらないのなら、1人位生かせば良かったな。…370ページ…今日は街に出たの。1人で服を選んだの。お店の人が着てたのと同じワンピース。 素敵な女の子だった。
     [592]
  • 私はあなたに恋してる

    いつかまた会えると信じてたこうして巡り会えたのは奇跡でもなければ偶然でもない誰かが日常は必然だって言っていたけれど…ならばこれも必然なのだろうねぇ、あなたの事もう一度好きになってもいいですか?
     [674]
  • diary 第二章

    日記を開かなくなってから1ヶ月が経った。 でも日記を頭が支配してしまっていた。 私は再び日記に手を伸ばした。…367ページ…今日から人を殺せと命令する人がいない。暇だから日記さんとお話するね。ねぇ、日記さん。あたしの本当のお母さんって、どんな人かな…。殺人犯のお母さんなんて嫌だよね? …でも今日からは誰も殺さない。 …普通の人間になるの。 そばにいてね? お願いだから… あ、日記
     [606]
 
利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス