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ホラーに含まれる記事が2664件見つかりました。
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裏切り
『…』最近、俺は妙な声が聞こえる。『…ない』ない?何者かが、何かを探しているのか?俺は、妙な声の事を、友人Aに聞いてみる事にした。「ちょっと相談があ…」A:「お、おまえ…!!!」「?、どうした?」A:「うわぁぁぁ!!!?」「どうしたんだ!?A!」A:「来るな、来るなぁ!!ひぃぃ!!出ていけー!!!!!!」追い出された…何だったんだ?『…もの…ない』もの?ない?何だ?俺は、わけも分からず一ヶ月すご
ニャロメ♪ [1,021] -
金と銀
私は事故の為、小学校の時の記憶に自信がない。毎朝学校に行く道…そこには2つの祠があった。中に、1つ目には銀色の僧侶100m先の2つ目には金色の僧侶。色違いの同じもの。私は2つの祠に毎朝、手を合わせでおはようございまずと心で言って学校に向かっていました。しばらくしての事故、車にはねられた場所は、金の祠があった所。 いつしか手も合わせなくなった。私は社会人になった。ある日、両親に小学校の思い出話
YU [1,085] -
車
親切に車で送ってくれた御礼に、いいことを教えようかの。 アンタ、車から降りる時、ドアミラーたたむかい?……そうかい。ならば良いのだが、ドアミラーをたたんだ時、鏡が向き合って¨合わせ鏡¨の状態になることがあるのだよ。 稀に、変なのが出てくるらしいから、気をつけなされや。 ところで、今日は……あ、そうそう。4月1日じゃったな。 テレビの歌謡ショーにギリギリ間に合いそうだわい。じゃあの。
V [1,189] -
轢死
雨の夜には気をつけなきゃだめだね。特に闇が深い、視界の悪い夜は。そういう夜ってさ、車で走ってると、気づくのが遅れて、うっかり何かはねちゃったりするでしょ?怖いよねぇ。そのまま気づかずにさ、何メートルも引き摺っちゃったりして。顔とか、潰れちゃうのかなぁ。足とか、無くなっちゃったりして。磨り潰された肉片が、道路に張りついて…血が、雨で流されて。雨が降るんだよ。上からびちゃびちゃと。だからさ…わからな
ケィ。 [1,115] -
ユーガッタメール
駅のベンチで待つ、僕の携帯に着信ボイスが流れた。『You've got Mail、You've got Mail』(どうせ、何かの宣伝メールだろう…。)大して期待もせずに、そのアイコンをクリックする。現れたのはやはり、登録しているサイトからの、宣伝メールだった。『おめでとうございます(^-^)』まずはタイトルが表示されて、本文がそれに続く。『あなたを殺してみたいという方が、500人中001人見つ
三毛乱次郎 [1,234] -
プレゼント
「はい。誕生日おめでと」「あ、ありがとう」最近、僕に対して冷たくなっている妻の冬美からプレゼントをもらった。意外と重い。「……何これ?」「とにかく開けてみて」言われるがままに僕は箱を開けてみた。プレゼントは、紙に包まれていた。しかし店で包装したにしては乱雑だった。「これ、どこで買ったの?」「それは秘密。でも結構大変だったのよ。これかってくるの」「へ〜」妻から誕プレを貰うなんて何年ぶりだろうか。適
涼太 [1,329] -
意味がわかると怖い話5
その友人は高層マンションに住んでいます。 彼は14階に住んでいるためエレベーターは必須なのですが。 夜中に帰宅したときのことです。 エレベーターに乗って14階のボタンを押し、ドアが閉まり動き出したところ、8階のボタンのランプが点灯したそうです。 『あぁ、誰か乗ってくるのか・・』 そう思った直後、ハッとした友人は慌てて2階3階4階5階とボタンを連打しました。 エレベーターは2階は通過してしまったも
ナナ [4,729] -
走れ! 3
とにかく寒い。 べったりと張り付いた髪の毛から雫がしたたっては服に流れていく。 僕らはお互いの顔も見えない闇に覆われていた。 すぐ隣にいる圭司の息遣いが妙に耳につく。 せめて僅かな明かりがあれば…だがあるのは時計の刹那に輝く光りくらいだ。 それも薄い緑に輝くくらいで瞬時に消えてしまう。「ここにじっとしてた方がいいかな」拓斗の声は掠れていて普段の軽い口調を必死に保っていた。 いや、保とうとしている
美羽 [781] -
6番目の扉
実は私、小1の時に事故にあいました。反対側にいる母を見つけて飛び出してしまった、車は80k‥私は十数m飛ばされてしまった。5件目の病院で受け入れてくれた。2日後目が覚める…事故前後の記憶が全くない。なぜ‥お座敷で寝てるのかなぜ…おばあちゃんが私の顔を覗き込んでるのか、なぜ…親戚が集まっているのか一週間後、鎖骨を骨折している事がわかった。あの事故で私は脳挫傷と鎖骨骨折という怪我を負っていた。 入院
YU [1,082] -
走れ! 2
好きな女子の話とか。 いまハマってるゲームとか漫画とか。 親の悪口とか担任の悪口とか模試の結果とか。 全てが豪雨に流されて、僕らは座り込んでいた。 川から離れる為に闇雲に逃げたから公道がまず見つからない。 どしゃ降りから細い雨に変わったところで見通しは最悪で、僕は初めて本当の暗闇を知った。 Gショックで照らされた時間は21時。 こんな時間でも歩けないくらい闇は深い。 僕らは身を寄せあって座り込む
美羽 [688]