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ホラーに含まれる記事が2664件見つかりました。
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HAPPY BIRTHDAY
彼氏の部屋で口紅を見つけた。誰の??私はすぐにでも彼に聞きたかったけど黙っていた。新しい彼女??私がいるのに?私がいれば満足でしょう?彼の部屋に冷めたご飯と煮物が置いてあった。誰?余計な事してるの?私は全部捨てた。置き手紙が置いてあった。(冷めちゃったかもだけど食べて?)私がいつも作ってるよ?彼にストーカーがいる。止めなきゃ?彼が危ない?次の日も彼の家にはご飯が置いてあった。私の怒りも限界にきて
空 [1,005] -
墓参り
久々に墓参りに行った沢山の墓の中をすり抜け、ご先祖の墓にたどり着いた…墓の周りは荒れ果てて全体的に赤黒くなっていた…いつのか分からない枯れはてた花、雑草だらけの土コップに水を注ぐが、みるみる内にその水が赤黒く変色していく私は草刈りと、墓を綺麗に洗った。するとコップの水も綺麗になったきっと、全く墓参りに行かないから、ご先祖が怒ったのかもしれない…それから度々墓参りに行っている
ゾン [912] -
地獄か天国か悪魔
少年はある能力をもった。 その能力は人を殺せる能力…自分の中に思い描き、その通りに殺す能力…そしてその少年は若くして死んだ…。「ここは?」「ここは死後の世界です。」「誰だ!」後ろを振り向くと、紳士的な服を来て、翼が生えてる悪魔?がいた。「お前は?悪魔?」「正解!」悪魔は意気揚々とと答える。「正解!じゃねえよ!悪魔がなんのようだ!」少年は一歩後退りする。「あなたは単刀直入に言えば死んだ…でもわかり
阿嘉さ [909] -
おとないさん
ある晴れの日、おばあちゃんと散歩した公園で1時間ほど遊び、帰り道の事だ突然霧が出てきて何処からともなくシャリン シャリンと音が聞こえた例えるなら、お坊さんが持ってる棒の様な音だすると霧から行列の様な人影が見えたおばあちゃんの方を見ると、緊張した顔つきだ突然おばあちゃんが、私の手を強く引っ張り茂みの中に隠れた「いいかい、私が良いと言うまで絶対に喋るな」「前を通る物を絶対に見るな」私は怖くなり、目を
ゾン [1,090] -
吉田氏の庭
庭でガーデニングを楽しむ吉田氏穴を掘ってると土の中から木箱を見つけたお宝など期待しながら開けてみると…中に入ってたのは汚れた日本人形だ…しかも気味が悪い事に、身体中を黒い髪の毛の様なのでぐるぐる巻きにされ、釘が何本も刺されている…見た瞬間、胃から込み上げる吐き気に襲われ、庭の物置に放置して家に入るその日から吉田氏は、奇妙な夢に毎晩悩まされるのであった…物置から人形が這い出て、家に入り寝室までゆっ
ゾン [788] -
ウズラの卵
ピアスの穴から、白い紐が見えた…これを引っ張れば本当に失明するのだろうか?試しに少し引っ張って見た…脳ミソが吸いとられる様な感覚…最初は怖かったが、これが何とも言えない快楽に変わり、意識が遠退き吸い込まれる様な心地良さを覚えたその行為はエスカレートして、ついに紐を全部抜いてしまったブチブチブチッと音を立てて長い紐が抜かれたその瞬間目玉が顔にめり込むのを感じたそして視界が闇に包まれる…目が空気に触
ゾン [939] -
春来ル鬼
庭の桜の木に、枝がしなる程たわわに花が咲いている。花弁が穏やかな風に乗って、幾つも私のいる縁側に降り注いだ。私の横で、8つになる息子が眠っていた。花弁がひらひらと子供の髪や肌に降りかかる。私は、あおむけに眠った子供の喉をみていると、それが死んだ女の肌とよく似ていると感じた。子供の生白くて細い首をおもむろに片手でつかみ軽く力を入れてみる。冷たいかと思われた子供の肌は存外に温かい。私の知る女の肌は随
シナド [1,133] -
格安物件
「今思えば安いわけですよね…」谷口は溜め息しながら語り出す2ヶ月前、格安で立地条件も良いマンションに引っ越した俺は一目見て気に入りその場で契約した引っ越して3日目の深夜12時過ぎに仕事から帰宅したまだ引っ越しの荷物の整理が出来ておらず、休みも不定期なので毎日コツコツやっている最初の異変に気付いたのはその時だ…床に無数の女と思う長い髪の毛が落ちている…もちろん俺のじゃなく、彼女も居ないどころか、俺
ゾン [974] -
酒場
4月の中程、とある酒場で中年の男と出会った。その男は焼酎のロックを一口飲み呟いた「最近の若者は…」「今年の新入社員も、すでに殆んどが辞めました」『ホント我慢が足りませんよね…』「あぁ…」「私でさえ、20年我慢してるのに」焼酎のロックを一口飲み、さらに語りだす「私の会社は、川と墓地に挟まれた霊道の中にあるんですよ」「見える人が来れば一発で分かりますし、見えない人も何かしら体験します…」「私も見える
ゾン [753] -
踏み板・ロープ
俺は、友人とキャンプに行った。テントを張ってからはじめは自然を満喫していたが、そのうち飽きた俺は、テントの目の前にある林を抜けてみた。そこには長い長い吊り橋があった。ギィギィと鳴りながら揺れる吊り橋のスリルを楽しみながら、俺は一歩、また一歩と足を前に進めた。――と。激しい音をたてながら、踏み板が外れ、俺は転落した...が、転落防止用のネットのおかげで、最悪の事態は免れた。余程 無様な悲鳴を
兼古 朝知 [693]