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ホラーに含まれる記事が2664件見つかりました。
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白い靴で踊る
コツコツと音を立て、彼女は広場で踊っていた。真紅のドレスと不相応な白い靴で…彼女は疲れた顔でひたすら踊る。「どうして踊っているの?」僕はそう聞いた。「この靴が、私を踊らせるの。」彼女はそう答えるそれなら簡単じゃないか「その脚を取っちゃえばいいんだから…」そうねそうねと言いながら、狂った目で彼女は自ら脚をもいだ。脚と共に踊り逃げる白い靴…?否…血に浸された紅い靴紅い靴で踊る(あの靴こそ、貴女に相応
悠 [806] -
早くしないときれちゃうよ♪
私は片井ゆうな。16歳。私はある日の夜中。男2人と女2人である公園に行った。その公園は私たちの夜のたまりばしょだ。もちろん親にはナイショ。そして私たちはいつものようにそこにあつまった。だけど1人、女がこない。その女は雪白かれん。いつもなら私たちより先にいちばんのりで公園に着いているはずなのに…。私たちは心配になって公園の中を探してみた。すると『はーやくしないときれちゃうよまだまだきれないまだきれ
ゆんなん [1,326] -
七つ目の七不思議(20)
そのころ、放送室では…「ふふ…今頃みんな逃げ回っているんでしょうね…」美映は十円玉に指を置いたままクスクス笑って、手元の文集の1ページを見ていた。「え…」美映はそこに書かれていたある言葉に目が止まった。「え…うそ…そ…んな…」2人が見た文集にはこのように書いてあった。〔その世界で殺されたまた、死んだ人間は本当に死んでしまう。〕「じ…じゃあ…知香ちゃんや織田くんは…」「本当に…死んだ…」2人が顔を
彩茶 [693] -
短編 気づいて
夜中に寝られず、私は友達からきたメールを見直していた。中学からの悪友は、高校生になった今も相変わらずやりたい放題生きてるみたい。「二股が彼氏にばれた」というメールから 「バイクが調子悪いから煙草買いに行くの面倒」とか、幅広い。 何しろどうでも良いことをちょこちょこ入れてくるから暇潰しにはもってこいだ。私はベッドに横になり、電気を消すと、暗闇で光る携帯を見続けていた。と、メールが入る。…またまた彼
ゆうこ お久しぶりです [899] -
七つ目の七不思議(19)
「…言ったはいいけど…鬼はどうやって倒すの?」愛子が見えなくなると桜が言った。「どうって言われてもね…。」すると2人の背後から「うぅ…」といううめき声が聞こえてきた。「…まさか…」2人が恐る恐る振り返ると、さっき桜を襲った教師も含め、10人はいる教師が大群で2人に迫ってきていた。「ここ…職員室の前…」2人がいたのは職員室の前で教師がたくさんいるのは当たり前だった。「どうしよう…このままだと…」桜
彩茶 [641] -
七つ目の七不思議(18)
何とかこっくりさんや教師を巻いた桜、直史、愛子の三人は廊下に座って、呼吸を整えていた。「知香…」愛子は泣き出した。「佐々木さん…」愛子が泣くのも無理は無かった。「知香が私のこと…ホントは嫌いだってことはわかってた…。でも…私にとって本当の友達は知香だけだったの…。」桜と直史はそんな愛子を黙って見ていた。「ここが現実とは違う世界だったとしても…知香を一瞬だけでも痛い目にあわせて…みんなを怖い目にあ
彩茶 [569] -
呪い人形?
そのあとあたしは店の中をぶらぶらしてから外に出た。 「アハハッ万引きって案外簡単ねぇッッ!」あたしは笑いながら人形を見てにやっとわらった。 「あんたはこれからあたしの子よ…そうねぇ名前はなににしようかなぁ?う〜ん…あっ!メアリーがいいなっ!うんメアリーに決定ッッ!」こうして人形の名前はメアリーになった。この時この人形の事をしっていたらすべてはたすかったのかもしれないなのにあたしは気づいてなかった
MISAKI [938] -
七つ目の七不思議(17)
「始めたのは高橋さんだから…鬼を倒す以外の方法を知ってるんじゃないかな?」直史があごに手を当てて言った。「高橋さんに聞きにいくの…?」桜が言った。「でも、終わらせる方法を知ってるのも高橋さんだけだけど、逆にこっくりさんや仲間を操れるかもしれないのも高橋さんだけたんだよ…?だから…鬼を倒した方がいいと思うんだ。」「だよね…私たちが行って、こっくりさん呼ばれたりしたら一発でやられるからね…」愛子がう
彩茶 [686] -
呪い人形
「わぁっこの人形超かわぃいっ!」あたしは櫻井桃(さくらいもも)!人形が大好きな小学4年生。今日も人形を見て気に入ったものをさがしていた。 「ん〜ん…どうしよぅこの人形にするかなぁ…」 そういってあたしがまよっていたときのことだ。 「…ア…ソ…ボ…」「え…?」あたしは思わず振り返った。するとそこにはきれいなさらさらしたブロンドヘアに青い目、ふりふりの赤いワンピースを着ていた。その人形は他の人形とは
MISAKI [806] -
七つ目の七不思議(16)
桜と直史が階段を上っていると他の誰かが下りようとしていてぶつかった。「キャアァ!」桜は危うく階段から落ちそうになったが、直史に支えられて助かった。「い…嫌!」ぶつかった相手が突然叫んだ。それをもう一人がなだめるとだいぶ落ち着いたようで、桜を見た。「佐々木さん…!それに知香ちゃんも!」それは愛子と知香で2人とも精神的にも体力的にも疲れた顔をしていた。「…何があったの…?」2人の顔をみて心配した桜が
彩茶 [628]