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恋愛に含まれる記事が22370件見つかりました。

 
  • 髄まで愛した一生#6

    歯を磨き顔を洗う。頭の中では鈍い痛みが続いていた。『ああ、痛い。飲み過ぎたのかな』朝の行動はいつも決まっていたが、今日はテレビを見る余裕はなかった。『おい、なんだその顔。飲み過ぎたのか?』『んあ?ああ』親父に心配される程、ひどい顔なのか?頭はずっと痛いし、これは昼まで治らないだろう。『はぁ』ため息を吐きながら靴を履く。扉を開けて外に出る。今日は良い天気だ。でも、職場まで一時間半かかる道を、俺はほと
    しんとも [552]
  • 僕の彼女−2

    予約しておいた店は個室がある居酒屋だ。電話で二人と告げていたためか二人で満杯の向かいあった個室。店は、ルリコの好みが魚貝類ということもあり、和風な雰囲気を選んでいた。黒のダウンコートの上着を脱いだルリコは、タイトな黒のスカートにピッタリした白のタートルのせいで、細身が更に細く思えた。乾杯のビールと食べ物を頼むと店員が襖を閉めて出て行く。沈黙が漂った。お互い目線が合うと少し微笑んで目をそらす。店員が
    紫の焔 [441]
  • 髄まで愛した一生#5

    代わり映えのない景色いつも通りの行動ああ嫌だ嫌になるよ自分が今、幸せならそれで良いでもそうでないなら幸せではないのならこんな面倒くさい事はないじゃないか嫌な奴に会って嫌な事をやって嫌な思いをしてそんなのはああ嫌だ嫌だ嫌だ歯を磨く ドライヤーで髪をとかすああ嫌だ嫌だテレビを見ながらパンにマーガリンを付けて食べるああ嫌だ嫌だなんで毎日こんな事をしなくちゃならないんだなんで毎日同じ事をしなくちゃならない
    しんとも [481]
  • 片思い

    君を思い続けてもう6年になる強くて優しくて可愛くて一途な君一目で君しかいないと思ってしまった知れば知るほど愛が深くなるばかり悲しそうな顔苦しそうな顔そんな顔、俺ならさせないのにいくら思っても届かないいくら待っても彼女が俺を見ることはない分かっている…けれどボロボロの君の心に少しでもほんの少しでも俺の気持ちが温かく残るならこのままも悪くはない叶わなくたって構わない苦しくて虚しくて痛くても構わない僕は
    モノクロ [739]
  • 華子2014

    華子はたけし先生に恋していた。禁断の恋である。来る日も来る日もたけし先生のことを考え苦しむ。「ああもう!」竹刀で素振りをする。「好き!好き!好き!」放課後、華子は居残りだ。けど、うれしかった。たけし先生と二人きりなのだ。「えへへへへー」「なにニヤニヤしてんだよ気持ち悪い」「うるさいなあもう!」華子はこのままだと頭がおかしくなると判断して、勉強に部活に燃えた。しかし、元々勉強も部活も好きでないので、
    ごはんライス [501]
  • 髄まで愛した一生#4

    あなたは今まで人を愛した事がありますか?あなたの好きな異性のタイプはなんですか?あなたは見た目で人を判断しますか?渡されたものは簡単なアンケートだった。やはり人生そうだんの類いなのか、これから受けようとする人の傾向をアンケートで確かめる内容だ。そんな深く考えて書くほどの物じゃない。あなたが恋人に求めるものはなんですか?もしも恋人が明日死ぬとしたら、何をしますか?あなたは神を信じますか?『はぁ!?』
    しんとも [485]
  • 髄まで愛した一生#3

    狭い店だった。煙を焚いているせいなのか店全体が靄に包まれているようで。『あやしい』それを真っ先に思ったが、すでに受付の前にいた。『へへ』受付に美しく若い女が立っていた。これは夢が幻か。まるで現実味がない。面白い。ほんの少し、いつもの日常を抜け出しただけなのに 、この僅かに芽生える好奇心は何なのか。『あの、表の看板を見て・・・』と、言葉にした瞬間、普段ならば何の障害もなく辿り着くはずの疑問に、受付の
    しんとも [453]
  • 君の声が聴こえる。

     ピーチにはいやになる。オレがキスを迫ろうとするとすぐに逃げるのだ。いや、全然そういう仲じゃなければ当たり前なのだが、オレたちは付き合ってる。付き合ってりゃキスくらい当たり前じゃないか。「なあピーチ。キスさせてくれよ」「結婚するまでいや!」「んな古風な……」 オレは車を飛ばし、海へ行く。浜辺に出て、海に向かって叫ぶ。「ばかやろー」 海が怒って津波を起こす。オレは流される。これも何もすべてピーチのせ
    ごはんライス [482]
  • 約束が守られなくても…

    「治ったら、遊園地デート行こうな!」そう言った拓海(たくみ)は、約束を守れなかった…。拓海は病気で死んだ。彼が死んでから二年がたつ。未だに彼を忘れる事はできなかった。そんな中、拓海の弟の翔(かける)に告白された。当然ふった。だけど、しつこくてしつこくて…しょうがなく付き合っていた。でも、しばらくすると翔に会うのが楽しみになっていった。そんな自分が怖かった。いつしか、翔と会うのが嫌になってきた。私は
    刹那 [558]
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