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ミステリに含まれる記事が2060件見つかりました。
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GO AWAY#30
京都はそう言ってまた立ち上がろうとする「うんそうだね………ってちょっと待て!」あたかも自分が決めたように言わされて京都の後を追おうとした瞬間に我に返り慌ててノリツッコミを入れた。京都の誘導尋問に流されかけて慌てて京都を止める。「なんで?今自分でも言ったじゃないか?」京都は悪気もなく笑みをこぼして聞くと「あなたが誘導尋問したんでしょうが!」雪野は悪気もなくサラリと言う京都に少し腹を立てて答えた。雪
速見 [393] -
GO AWAY#29
第六話 事件現場「宇川君、ここには何も無かったわ。早くここから逃げましょう」雪野が古びた廃屋ビルの窓から事件現場を見ていた京都を階段を下りながら呼んだ。京都は手袋を落とした杉本を見て軽く笑みを浮かべた。そしてさっさと逃げようと窓から目をそらした。目をそらした瞬間杉本に見られているとも知らずに……「ごめんね、佐藤さん。僕の予想は外れてたみたいだ」京都が雪野に謝ると、雪野は首を横に振って「いえ、私だ
速見 [413] -
サバス
やる気の感じられない曇った目をした美少女に、教室で見つめられた。「これは君がやったの?」 美少女はため息混じりに俺から視線を外す。 その先には、首を絞められて倒れている人間。 息はもうない。 ドアの前には美少女。 窓際の机には死人。 そして、俺はその中間。 経験したことのない挟まれ方である。「…俺じゃない。見つけたときにはこうだった」 感情を出さないように、低い声で小さく呟く。そうしないと、パ
柊そら [463] -
GO AWAY#28
現場に入るとそこにはまだ真新しい血痕が路上に残っていた。その血の上から死体があった後を残すためのテープが張ってあった。資料にあった通り死体は固まって放置されていたみたいだ。現場の路地裏は想像していたのよりも広く幅は八mくらいはあるだろう。なぜ、被害者四人はこんな人気のない場所に来たのだろうか?「イタッ」そう思っていると先輩が僕の頭を叩いた。僕が頭を押さえて先輩を見ると先輩は手袋をした手を僕に見せ
速見 [425] -
「救出」あとがき
ノンフィクションを書いた以前リレー小説という企画に参加して以来のノンフィクションだったが先の見えない物語のつもりがついつい自分の体験談にダブっていくのは作者の発想力のなさと容赦下さいなカッコいい普通の冷静な名探偵の少年を主人公にするつもりが作者さながらな野蛮な少年になってしまった子供の頃に作者はいつも平気でハンマーで他人の家の窓をぶち壊したりハンマーで大人の刃物を落としたりもしたしかし自分なりの
愛菜 [494] -
「救出」最終章
警察に三人は連行された僕は警察に搾られたやりすぎだよベランダから窓を壊して侵入しハンマーで鬼ババアの両手の甲を容赦なく殴った行為に対してだろう僕は女の子さえ救出できれば事件の背景には興味はないが女の子の今後は気になった警察官に聞いた女の子はこれからどうなるん?警察官は一瞬言葉に詰まったがハッキリと答えた捜査に関わるから言えないこと多いがまた…施設に戻すようになるねまた?またって何?釈然としない僕
愛菜 [452] -
救出(5)
一度失敗したらおしまいだ僕は救出作戦の成否が女の子の命をも左右する覚悟で挑むことにしたまず準備だ…かなり危険な作戦だが名探偵の僕にはこの作戦しか思い浮かばない昼間鬼ババアが外出するのを見計らって決行だ鬼ババア見くびるなよ僕は警察来た位ではビビんないよまずベランダづたいに隣の部屋に行くここまでは同じだ次は乱暴な手段に出る僕は持ってきたハンマーでいきなり窓ガラスをぶち壊した!ガラスを粉々にすると僕は
愛菜 [448] -
フィクション救出(4)
警察官は隣を覗かないように忠告して帰って行った小学三年生にして名探偵な僕は意外な問題の根の深さに頭を抱えた子供がいるのに警察にいないで通せる…ということは住民登録されてない子供!これは行政関係のどこに協力を求めても困難だし鬼ババアは先手をうち警察に通報し僕の動きを封じにかかってる事件(幼児虐待)の背景の複雑は一旦戦略上(推理)からは考慮外としよう僕はいかに女の子を救出をまず行いそして救出した後の
愛菜 [477] -
フィクション救出(3)
これは救出しなければ!そう決意したが僕は今までにもいろんな難事件?を解決してきたが常に子供の壁は感じてきたコンコン…ボロアパートなのでインターホンなんてない空き家だらけのアパート警察ですえ!警察?…何の用?ドアを開けるとかなり不信な顔で僕を見る大柄な警察官がいた「君はここで一人で住んでるの?」僕はこういう対応※小学低学年で一人暮らししていることについての対応に慣れているので父親から預かっている書
愛菜 [467] -
フィクション救出(2)
窓から思いきって声を出した「ねぇ大丈夫!」………………………部屋の中は無言だ僕は思い切ってベランダづたいに隣の部屋のベランダに移った窓の内側(隣の家のリビング)に女の子はいた!しかし見るも無惨に首に鎖が繋いであり生気なく横たわっている僕は一生懸命窓ガラスを叩いた女の子は窓ガラスの叩く音に気がついたようだ僕に視線を移し僕の子供の背格好に安心したようで僅かに微笑んだそして渇ききった生気のないクチビル
愛菜 [482]