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ミステリに含まれる記事が2060件見つかりました。
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GO AWAY#24
TVには、自分がよく知る同級生・後輩がTVでよく映っているように顔を写さずに体のみを映してインタビューされてる『真面目なあの人が殺人なんて……信じられません』『責任感があって憧れていたのに』と、雪野と関わりある人が次々とTVに移っている。いつもはあれだけ雪野を尊敬してたのに簡単に裏切って……まぁ人殺しの汚名を着せられたのだからしょうがないと思うが、雪野が握り拳を作っているのを見た京都は雪野をなだ
速見 [487] -
夏と雪6
『こっ……これは?』夏目は渡された資料を見て驚きを隠せずに資料を作った春野の方に眼を向けた。『被害者達の資料ですよ』夏目の視線に気がつき春野が答えた。『凄いでしょ♪』突然白雪が横から入ってきた。『何故お前が威張ってるんだ』『何故白雪が威張っている』夏目と秋山が同時にツッコミを入れた。その後、秋山が少し顔を赤らめて質問。『…で…被害者達から何かわかりそうか?』(秋山、なんで顔が赤くなってんだ)など
吉川祐護 [482] -
GO AWAY#23
和んだ二人だったが、優の最後の疑問は今更だがおかしい。しっかりした性格で大人っぽいが彼女は未成年……行方不明ならまだしも指名手配はおかしい。二人はその文をもう一度読んだときに「((たっ確かにおかしい!!))」初めて二人はこの事件の不審点に気づいた。………アホなのか?この二人は?天然なのか?まぁ雪野は自分の身に急にいろいろな事がたった三時間で起きたのだ…彼女は仕方がないだろうが、京都はマジで今気づ
速見 [534] -
神殺しの行方3
心の声が聞こえない大地はまさに未知の人だった。何を考えているかわからない。大地以外の人は相変わらず心が読める。だからその人に対してどういう対応をとればいいかわかった。しかし大地はそうはいかない。それが大変であり楽しくもあった。そんなある日、大地が珍しく学校を休んだ。「…………ということだ大地。信じるよな?神がそうおっしゃったんだ。」ある密室で男が大地に話していた。神妙な顔で大地は頷く。「…はい。
東雲 [603] -
神殺しの行方2
「あ、その本。面白いよな!俺も読んだことあるよ。」(……)不意に声をかけられてハッとする尚人。「えっ、ああうん。面白いよ。」尚人は声をかけられた男子をよく見た。自分ほど身長は高くはないがスタイルが良く、なんとなく優しい雰囲気があって好感が持てそうだ。「あ、俺は大地って言うんだ。よろしくな!」(……)大地はニコっと尚人に笑いかけた。「ああ、よろしく…。」そこで尚人は違和感に気付いた。こいつの心の心
東雲 [575] -
神殺しの行方
特別な能力にはそれ相応のリスクがある。決して特別に過信してはならない。それを無くした時には何も残らないから…尚人は心が読める。何故かと言われればわからないし、何時からかと言われれば物心つく頃には心が読めた。いや、正しく言えば心の声が聞こえた。人と話をする度、必ず相手の考えていることが心の声となって尚人の脳に響いた。「尚人君、おはよう!今日から同じクラスだね!よろしく!」クラスの女子が尚人に話し掛
東雲 [642] -
探偵ゼロ
ピッ、ピッ、という音がいやに大きく聞こえた。隼人は病院のある部屋にいた。目の前には零が横たわるベットがある。「・・・・・」零の口元の緑色のマスクが曇った。が、意識がない。ガラガラッ扉が開く音で隼人は我にかえった。「先生・・」「どうですか?彼の状態は?」いつもにこやかな顔は厳しく変わっていた。それほど危ないのだろうか・・「目を覚ましません」「・・・そうですか」医師ははっきり言い放った。「明日までに
ヒョン [660] -
GO AWAY#22
『しかし、そんなくだらないことよりも基本的に……実に基本的な事が俺には疑問だ。お前らも一回思っただろう?なぜ、未成年である青山雪野を全国指名手配に仕立て上げることができたのか?と、言うことだ。法律では未成年は年齢だけで名前・顔は伏せるのが常識……当り前のことなのだがそれがお前だけには通用しなかった……もしかしてお前は留年を重ねているのか?いやそんなわけないか……京都・青山この事件は何かがおかしい
速見 [450] -
夏と雪5
『月曜日って一週間の中で一番疲れるよね?』学校に向かう途中、突然白雪が言い出した。『さぁな』夏目は曖昧に答えた。『さぁなじゃないよ!』『俺はお前みたいに朝からそんなテンションを出せないんだ』夏目はうんざりしていたその原因が白雪である。低血圧の夏目に比べて白雪は朝から元気一杯なんで朝からこんなに元気なんだ?そんな事を思いながら夏目は、昨日の事について質問。『なぁ 昨日の話では被害者から調べるって言
吉川祐護 [485] -
探偵ゼロ16
「ぐっ」ぐいっとなにかが刺さっていく感覚・・なにかが流れる・・零は必死に男の腕を掴んだ。男の顔が、はっきり見えなかった。目が霞んでいるらしい。襲ってくる激痛をこらえる。時がゆっくり流れている気がした「必ず・・捕まえる・・」「チッ」ぼんやりと男が腕を振り上げるのが見えた。バシッ頬に激痛。零もぼんやりとする意識のなか、男を殴る。もう一度殴りかかる男の腕を掴んで、思い切り背負い投げを食らわせる。「ぐお
ヒョン [646]