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ミステリに含まれる記事が2060件見つかりました。
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GO AWAY#12
その頃雪野というと「あぁ〜幸せぇ〜」と、いつの間にか湯船を張って湯船につかっていた。いつの間に沸かしたのだろうか?しかも湯が着色されている。洗面所を除くと温泉の素の袋が捨てられていた。いいのか?勝手に人のものを使って……学校では成績優秀容姿端麗スポーツ万能の看板を掲げている華連な女の子が……本性はこっちかも知れない。雪野は、風呂場を後にしてバスタオルで体を拭く。体を拭き終えるとあることに気づいた
速見 [545] -
偵ゼロ−14−
零の表情はすぐに元に戻った。「普通に考えるとこれはまずい状況ですね」零は余裕の笑みを浮かべている。「何かいい策でも?」隼人が尋ねると零は首を縦に振った。「もちろんです。もしかすると犯人を捕まえることができるかもしれないです。」婦人が尋ねた「でも、どうやって?」「説明します。まずは・・」零は作戦を語りはじめた−−−−−−−−−−−ここはとあるホテル。零と隼人は婦人の夫、つまり今回のターゲットが泊ま
ヒョン [674] -
GO AWAY#11
今から十分前、優が二人を部屋に入れ外の周囲を注意深く見て警察がいないかを確認していると、そっとと京都が「すまないが優、風呂を貸してもらっていいか?逃げる際に彼女が生ゴミまみれになったんだ」「誰のせいですか!?」京都が優に両手を合わせて頼み込むと、すかさず雪野が殺気立つので京都は雪野を風呂場まで追いやるように案内した。文句の一つでも言おうとしたが、彼女は女の子……これ以上体に生ゴミが付いていること
速見 [537] -
GO AWAY#10
「なっなんでしょう?」と、冷や汗をたっぷりとかきながら答えを返すと「あなたが、いつも遅刻している理由がわかりました。私がどれだけ完璧なクラスにしようとしているのか分かっているのですか!」と、怒り狂って京都の肩を掴み振り回す。彼女はソフトボール部のキャプテンだ。女子だからと言って甘く見てはいけない、彼女の腕力はすごいものであった。あと1分振り回されれば気を失ってしまいそうだ。その光景を見ていた優は
速見 [528] -
GO AWAY#9
京都は幼馴染の家のドアを叩く京都の説明で怯えている雪野だが、元々成績優秀容姿端麗スポーツ万能の雪野様だ。京都の手を無理矢理引っぺがして逃げようと力の限りを右手に集中させようとしたが…「んだよ!……あぁ京都か。どうした学校は?」時すでに遅し、京都の幼馴染の扉は開かれた。扉のところには京都が言っていた通り、目つきが悪く、扉に片手を叩き付けた姿に一瞬(ヤ○ザ!)と、思ってしまった。年は、雪野と京都より
速見 [564] -
探偵ゼロ−13−
その男は、二人をじっくり見つめ、「あんた、お客様かい?」と尋ねた。「そうですよ!びっくりしたぁ・・」隼人の言葉を聞くそぶりさえ見せず、男は片手にもったハサミを使い、庭の木の手入れを始めた。「ちょっと・・」零は一言「行きましょうか。庭師の邪魔になりますから」と言い、歩き出した。「庭師さん頑張ってな」隼人が行こうとすると、庭師が言った。「俺は永澤だ」隼人は軽く手を振り、零を追った。−−−−−−−−−
ヒョン [679] -
GO AWAY#8
第三話 京都の決意京都が雪野を連れてやってきた場所は、知立高校から徒歩一時間かかった。一時間も掛った理由は、人の目を気にしながら歩いてきたからである。本来ならば二十分で到着する。さらに、雪野は、指名手配犯という理由以外にも人目を気にしたかった。なぜならば一時間前に隣にいる鏡京都に生ゴミが入っているポリバケツに入れられたからだ。臭くて人前には出たくない。京都が連れてきた場所は閑静な住宅街で平日の昼
速見 [585] -
GO AWAY#8
第三話 京都の決意京都が雪野を案内した場所は、知立高校から徒歩一時間かかった。一時間もかかった理由は、人の目を気にしながら歩いてきたからである。本来ならば二十分で到着する。さらに、雪野は、指名手配犯という理由以外にも人目を気にしたかった。なぜならば一時間前にこの隣にいる鏡京都に生ゴミが入っているポリバケツに入れられたからだ。臭くて人前には出たくない。京都が連れてきた場所は閑静な住宅街で平日の昼間
速見 [542] -
GO AWAY#7
数分後、落ち着いた雪野は顔中傷だらけの京都に……「何で、私が追われてる事を知ってたの?あなた何者?」雪野は京都と距離を少しおいて話しかけた。臭いが気になるからだ。だが、京都はそんな乙女心を知らずに内心「(そんなに距離を置かないでよ)」と嘆いていた。が、自分に非があるのでそこにはツッコミを入れずに、先ほど見た事を話すことにした「僕のほうが知りたいぐらいだよ」「えっ?」雪野が驚くのを見て京都は自分の
速見 [541] -
GO AWAY#6
京都はその後、嘘千万を並べて喋るが、心臓の音が漏れそうなくらいバクバクと体全体を波打っていた。「そうか。しかし、いくら急いでいたからって言って塀を乗り越えてはいかんぞ。いくら若いからって言ってもね」警官は、あっさり信じて説教を始めようとしたが…「おい!急ぐぞ」同僚の人が「そんなガキほっとけ」みたいな感じで呼ぶと、警官は「じゃあ早く学校に行くのだよ」と、言いさっさと行ってしまった。警官が突き当たり
速見 [614]