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ミステリに含まれる記事が2060件見つかりました。
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GO AWAY#5
警官に探された事のない雪野は、自分が悪い事をしたと考えているのか取り乱している。「わっ私何かやったの!?」「さっき授業を抜け出したから!?」と、しまいには、ありえないことまで言う始末。しかし、京都はそんな雪野の言葉を聞かずに辺りを見渡し逃げる方法を考えていた。しかしここは路地裏といっても、後ろはすぐに壁で逃げ場所がない。今路地に飛び出したら確実に警官に見つかって雪野は捕まるだろう……雪野はそう思
速見 [575] -
GO AWAY#4
第二話 理由なき汚名「いっ一体なんなの!?」急に授業の最中に手を握られて教室を飛び出され、わけの分からないまま学校外に連れ出された青山雪野は学校から300m出たところで連れ出した同じクラスの鏡京都の手を先のセリフと同時に無理矢理ほどくと、ようやく京都は止まった。授業中に男女が一緒に抜け出して学校で噂にされては困ると思った雪野だが、京都の表情は、恐怖に怯えている……いや、何かに戸惑っているかのよう
速見 [584] -
GO AWAY#3
「(なになに?)」京都が読んでいくと、事件は昨日の夜に起こり、4人が遺体となって発見された。犯人は三河地区の女子高校生だという。ニュース内容を見た京都はますます興味を持ったので、ワンセグを起動して実際のニュースを見ることにした。しかし、このニュースが京都の退屈な日常を砂塵の如く崩すきっかけとなる。その例のニュースを報道しているチャンネルを見たとき丁度警察の発表のときだった。その記者会見を見た京都
速見 [618] -
GO AWAY#2
遅れたが主人公京都の紹介をさせて頂く。彼は基本的に頭はいいが、基本的にネジが一本外れているような奴だ。つまり、どこかおかしい奴。読者のクラスにも必ず一人はいるだろう?なんかおかしくて何を考えているのか分からない奴が。京都はそんな奴だ。簡単に言うと天然だ。それに付け加えて彼は学校でも有名な遅刻魔だ。しかし、基本的に頭がいいのでどれだけ遅刻をしても赤点は長良みたいにとることはない。そんな京都はクラス
速見 [634] -
GO AWAY #1
今日も京都はごく普通に自転車で学校に通学してきた。教室に入ると………「おっはよう。長良(ながら)」京都は席に着くのと同時に後ろの席の奴に話しかけた。無駄に爽やかに「おはよ、京都」長良と、呼ばれた男子生徒は机に伏せていた顔を起こし、重そうな瞼(まぶた)を擦りながら返事を返した。こちらは無駄に暗い雰囲気に「眠そうだな、長良」京都は笑いながら続けて言うと長良は一気に暗い雰囲気を増した。どうやら勘に触っ
速見 [827] -
GO AWAY プロローグ
プロローグここ、知立高校に在籍している二年三組六番鏡 京都(かがみ きょうと)は、毎日ごくごく普通の日々を送っていた。彼の生活はいたってシンプルで誰もが送っているような生活を送っていた。授業を受けて、部活に通い、たまにの休日は友人と遊ぶ。そんな毎日を送っていた。しかし、彼の生活はある人物の事件によって大きく変わってしまう。そう、本日の二時間目開始二十分までは平和であった。そう………彼が携帯を開く
速見 [834] -
幽霊の犯人さがし
僕は幽霊。誰かに殺された。実は、殺された時のショックでほとんどの記憶をなくしてしまった。だから、僕を殺した憎き犯人を見つけないと、どうしても気になって、呑気に成仏もできないのだ。僕が自殺したとも考えられるが、それはないと確信している。そんな自分を自分で殺すような愚かな人間ではなかったような、という漠然とした記憶は残っているからだ。何かの事故で死んだ可能性もあるが、僕はそんな間抜けで、不注意な男で
hiro [1,130] -
闇主の心??
やっと笑ってくれた。。隣に留歌がいるが、さっきまで無表情だった。。でも、私がいろいろ話したら笑ってくれた!相手が笑ってくれるっていい。。そういえば、闇主?が永遠に出れないとか。。永遠?・・・嬉しい。。もうあんな施設にいなくていいんだ。。辛かった。。親に捨てられて、施設にいたけど、中学になった直後。。 今まで関わりなかったが、お兄さん的存在の秋人にいきなり襲われた。。相部屋だったが、相手の子が親に
涼夏 [515] -
闇主の心?
なんで・・・閉じ込められてるの・・?絵を描きたい。。いや。。描かなきゃ。。お父さまに。。怒られる。。『お前は私の娘なんだ。絵を得意になってもらわなくては、困る!!』って。。生まれてから、ずっと好きでもない絵を描かされ、絵の学校にも行かされ。。コンクールの作品も、徹夜をしてまで、何度も描かされた。。なのに。。今閉じ込められて、絵を描く事が出来ない。。 きっと、このまま描く事がなければ、技術は落ちる
涼夏 [494] -
出費
「ふー。」小さな溜め息をついて、家計簿をじっと見つめる私。「今月、だいぶ使ったからなぁ。」知り合いの結婚式などが相次いで、そのご祝儀が結構な出費となった。「どうしよ。お金。」けずれる所はけずりたいがその隙間がない。額に手をやり、ひじをテーブルにつく。「ねぇ、お母さん。」ウンウンうなっていると、後ろから息子が話しかけてきた。「ん?なぁに。」笑顔で息子に応対する。「見たい。」「・・・なにを?」「今言
T [654]