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ミステリに含まれる記事が2060件見つかりました。

 
  • 蛍の森 第3話

    病室に入ると何故かただ事じゃない空気におかされた。 「大丈夫なんかなあ?」勇はとても心配になり、廊下をうろうろ。 入り口付近から人がやって来た。 警察だ。 犯人とおもわれる指紋が凶器のバットから見つかったらしい。 「今川 廉さんですよね?署までご同行願います。」 一瞬凍りついた。何であの時間勇と一緒に釣りをしてたのに… 誰かが偽ってるのか。証拠を探さなければ廉は捕まる。
    まる  [691]
  • 優しい殺し屋【1】

    初老の身なりの良い老人が訪ねてきた仕事の依頼らしい「この男達を殺して欲しい…」老人は数枚の写真と写真の人物の名前や住所などかかれたメモを俺に見せたこの写真と名前を見て思い出した今から15年前に起こった事件被害者は女子高生加害者は当時13〜17の少年帰宅途中の女子高生が少年らに拉致されて暴行されて殺された事件被害者の名前は川中由香加害者は安藤剛 中山慎太郎 馬場人志 里中結城の4人当時は結構騒がれ
    シャドウ  [561]
  • 高校生探偵?

    「ここ…だよな?」そこは古ぼけた扉の前。学校の裏に昔からある用務員専用倉庫だ。只今の時刻、夜中の11時30分。ある目的の為に彼らはそこにいた。「やっぱり辞めようよ。もしあの噂が本当なら…。」「だ、大丈夫だって!ただの噂だろ?」とは強がったものの、やはり懐中電灯を持っている手は震えていた。この学校には怪談が存在していた。怪談は子供が遊び等で生み出したりするもので、本当に存在するものは数少ない。そし
    ガイ  [548]
  • ハーフムーン (55)

    わずかにマモルの財布から、はみ出ていた写真には、二つの人の頭が写っていた。茶色っぽい髪と、黒い髪の、二つの頭。しかし髪から下は、財布に隠れて見えない。だが二つとも見覚えのある髪型だった。ミユキは、人様の財布に触れてはいけまいと、努めて無関心を装ったが、その二つの人影がどうしても気になる。とうとうミユキは、誘惑に打ち勝つことが出来ず、マモルの財布から写真をそっと引っ張り出してみた。その写真を目の当
     [822]
  • 蛍の森で 第2話

    倒れてた彼女はそのまま病院に運ばれて助かった どうやらいきなり後ろから 殴られたらしい。 「こんな田舎に物騒だね。」 野次馬が話しだした その言葉を聞いて勇はしばらく黙りこんで、小さな声で語り出した。 「璃依さんは死なないよねえ?」 横にいた廉にはわからなかった。 翌日、二人は電車にのって20分もする璃依さんが入院している 病院にお見舞いに行った。
    まる  [697]
  • 犬と猫 #1

    エピソード1『折り紙』桜の花びらも散りきった頃の事だった。教室から見た校庭には、体育の授業で走っている男子生徒達が見えた。「アイツのクラスかな……?」俺はその中の見知った顔を見て、そう悟った。午前中最後の授業である4限目はどうも身が入らない。教室の前の方の壁に掛かっている時計を何度も見返しては、あまり進んでいない事に絶望する。「なぁ。昼休み一緒に飯食おうぜ。」後の席のクラスメート『後藤』の声が聞
    マンボウ  [473]
  • 蛍の森で

    蛍が多く飛び交う町で事件は起きた。 夕方の5時をまわったころ小学6年生の勇は中学2年の兄 廉と一緒に釣りをしに近くの川まで出ていた。ちょうどその時、周りが騒がしくなったので覗いてみると 野次馬で囲まれていたのだ。 どうやら 20代半ばの女性が倒れていた。「 璃依さん」 僕が呼び掛けたが返事はなかった。
    まる  [716]
  • ハーフムーン (54)

    マモルは、そんなミユキの視線に気付くことなく、バルコニーの手すりに掴まってピョンピョン飛び跳ねていた。「マモル、アリガトね」ミユキがそう言うと、マモルはキョトンとした表情で、ミユキを見つめた。「いや〜、どういたしまして…って、何が?」マモルが頭を掻く真似をしながら答えると、ミユキはフフフと笑って、それ以上は何も言わなかった。「さぁーってと!もうすぐメシにしようぜ。さっき、カフェのマスターが晩メシ
     [791]
  • ハーフムーン (53)

    ミユキとマモルは、コーヒーを飲み終えると、先ほどのコテージに戻った。水平線の向こうでは、もう日が暮れようとしている。二人はバルコニーに並んで、夕陽を眺めていた。マモルが言う。「チキショーッ。どうしても、いま俺たちのいる場所がどこだか分かんネェんだよなぁ…」ミユキは答えず、黙って海を見つめていた。さらにマモルは続ける。「亀山のヤローは“外国”だって言ってるけどサ、そんな雰囲気ねぇし、出会う奴はみん
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  • ハーフムーン (52)

    「アノ…明日香さんは、このCDがお好きって言いましたが、ご自分の物なんですか?」ミユキが小声で尋ねた。「はい。ジャニスが好きで、自分で買いました」明日香はにっこり笑って答えた。「そうなんだ…このCD、実はアタシも好きなんですよ。特に1枚目の『サマータイム』が大好きで。こんなビーチにも良く似合いますよね。ねぇ明日香さん、このアルバムの1枚目を聞かせてもらっていい?」ミユキがそう言うと、明日香は少し
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