携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ミステリの一覧

ミステリに含まれる記事が2060件見つかりました。

 
  • ハーフムーン (40)

    「多分、どこかの国のリゾート地じゃないカナ?海もキレイだし」ミユキは答えた。「だけどよぉ…この辺を一回りしてみたけど、何にも無くて、どこの国かも分かんねぇんだよ。第一、人も居ねぇし」マモルが不安そうに言う。「確かに、何にも無さそうな…とりあえず、亀山さんに聞いてみたら?」ミユキは辺りを見渡しながら、そう答えた。「その亀山も、どっかに消えちゃって、姿見えねぇんだよ!」マモルは半ばヤケクソ気味に言っ
     [861]
  • 頭脳と頭脳(16)

    「いいわ。あんたの話からきいてあげる」彩香が、あっさりと話を中断するほうを選ぶとは。さっきまでの話で、俺にある程度の実力があると判断したんだろうな。だから、哲史のチェックを優先した。本当に頭の回るやつだ。「これは、5区を四神に表したんす!」彩香に認められたと思ったのか、哲史が意気揚々と説明を始める。「確か、北に玄武、東に青龍、南に朱雀、西に白虎っすよね」「なら、黄竜なんていないじゃない」わかって
    未熟  [662]
  • ダークキャッシュ

    私は上田みゆ。そろそろ自分の車が欲しくて貯金しているんだけど,バイトじゃなかなかまかなえない。まいった・・そんな事を考えていたある日,空から突然袋が降ってきた。「危ないなぁ!当たったらどうすんのよ!」しかし見上げても落ちてきた場所は見当たらない。とりあえず私は袋の中を覗いた。中には黒い物体と紙が入っていた。“ダークキャッシュ”“イキルカギリ カネガ ワイテデル ユメノキャッシュカードダ・・・”金
    山田某  [701]
  • ダークシューズ

    はっきり言って,俺は足が遅い。明日は学校の体育祭で,くじで負けた俺はアンカーを務める事になった。いじめられてる訳じゃないが,足の速さに関しては《ドン亀》《遅マツ君》などとからかわれている。「明日休みてえなぁ・・。」そんな思いにふけっていた下校中。“ドサッ”突然空から不思議な袋がふってきた。「なんだこれ・・?」中を覗くと,不気味な程真っ黒な物体と紙が入っていた。紙を読んでみると,“ダークシューズ”
    山田某  [777]
  • 14ジ26プン《追》?

    『ちくしょう錆びてやがる。』切れ味も悪く,殺傷能力は低そうだ。爆弾を埋められている俺の方が不利だろう。仕方がないので,部屋の家具で錆びを研いでいた。しかし予想外の事態が起こった。殺人鬼が部屋に戻ってきたのだ。俺は急いで下駄箱に隠れた。そして,とうとう聞いたのだ。女の声を。「・・・居る・・・。」勝った!!これで俺は殺されない!!こいつを警察に突き出してやる!!!そう思った瞬間,目の前が真っ白になっ
    山田某  [660]
  • 14ジ26プン《追》?

    俺は一晩中探し回った。だが後ろ姿しか見えなかった殺人鬼のアジトなんか見つかる訳がない。俺は絶望した。今は・・・13時7分。あと1時間弱で俺は死ぬ。殺人鬼はこの辺りに逃げたハズなんだが・・・。ふと目の前のアパートを見ると,雨が強いのにカーテンを閉めた部屋が一つだけある。『開けてないだけか?』しばらく見つめていると,キョロキョロと外を見回している女が見えた。見つけた!!!髪型,体つき,ほぼ間違いない
    山田某  [603]
  • 14ジ26プン《追》?

    俺の名前は安達タケル。俺は見たいテレビがあるために急いで帰っていた。『間に合わないな。近道すっか!』狭い路地裏を北から南へ突き抜けるために入って行った。しかし厚い壁があり,突き抜ける事は出来なかった。「げっマジかよ・・あん?」見ると壁には目玉大ほどの穴が開いており,赤い字で何か書いてあった。¨14ジ26プンマデ オイツケ¨¨アダチタケル 14時26分にこの穴をのぞけ。壁の向こうには殺人鬼が覗く。
    山田某  [626]
  • 14ジ26プン《逃》?

    夜が明けた。殺人鬼は来なかった。こういう状況だとやはり夜に来るんだろう,私はそう思って一睡もしなかった。これも多分作戦。心身の限界を狙っている・・・。今は13時7分。あと1時間弱で私は解放される。私は安心してしまい,油断してカーテンからキョロキョロと外を見回してしまった。《バキバキッ!!》家の中に大きな音が響く。まさか?念のため果物ナイフを持ち,て急いで玄関に走って行った。鍵が壊されてドアが開い
    山田某  [581]
  • 14ジ26プン《逃》?

    私の名前は鈴木ヒロミ。ある日外を歩いていると急にカミナリが鳴ったの。私は恐くて狭い路地裏を南から北へ突き抜けるために入って行った。「ここならすぐ家に帰れる。」しかし厚い壁があり,突き抜ける事は出来なかった。「行き止まりかあ・・・ん?」見ると壁には目玉大ほどの穴が開いており,赤い字で何か書いてあった。¨14ジ26プンマデ ニゲキレ¨¨スズキヒロミ 14時26分にこの穴をのぞけ。壁の向こうには殺人鬼
    山田某  [597]
  • ハーフムーン (39)

    ミユキが目が覚めた場所は、又してもベッドの上だった。しかし今度はホテルのような場所でなく、コテージと呼ぶにふさわしい雰囲気の場所だった。部屋を見回すと、ツインの小綺麗なベッドと、カントリー調のドレッサー、壁は木で覆われており、ログハウスであることが見て取れた。マモルの姿は見えなかった。開いた窓からは、爽やかな風が吹き込み、波の音が聞こえた。ミユキは窓のそばまで近付くと、外の様子をそっと伺った。白
     [1,007]
 
利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス