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ミステリに含まれる記事が2060件見つかりました。

 
  • ギャラクシーラリー69

    天才は泣かなかった。泣いているのは、天才の一部分だけで外見的には一瞬、眉を寄せただけだった。「あなたは自殺しようとした事がありますか?」シンジは言った。「うん。あるよ…」遼一は即答した。「今は、レースの事を考えましょう」シンジは遼一を見て言った。「そうやって、物事を分割、独立させて、しかも平行に同時に思考できる…。俺には出来ない芸当だ。君がうらやましい」遼一は目を細めてシンジを見ながら言った。遼
    フェイ  [520]
  • ろーぷれ 2

    【光定〜ミツサダ】人の名前のようだが、一体....。私は早速アパートへ帰ると、サイフォンで借りたこのロープレの世界へと飛び込んでみた。そしてまずい事になった。こちらで入力しなければ打ち出されない筈の私の名前、年齢等個人情報が既に表記されていたのだ。道木も知らない筈の私の個人情報。つまりこのソフトはパソコンに入れた時に自動的にハッキングをしたらしい。ゲームの主人公の名前もハンドルネームは受け付けな
    二つ星  [605]
  • ゲーム

    このゲームは人間を使った恐ろしくミステリアスなゲームだ。?「今日の参加者は連城真愛よっ」コツコツヒールの音が響く。【親友を裏切れたら一兆円】 真愛 「あなたはだれ?目的は何??」?「頭が良い方は物分かりがよくて。これは、一兆円をかけた裏切りゲーム」真愛「どうゆうこと?」?「つまりなんでもいいから親友を裏切れたら1兆円あげるわ」真愛「…。なんとなく分かったわ。1兆円あったら友情なんていらないわ。」
    さくらっ  [606]
  • 水を飲む

    水が奏でる音を聴いている。すべてが不均等な旋律かのようで、いや、そうでもない。一定の間隔で刻むリズムは整った綺麗さがある。不均等なリズムには惹きつける妖しさ、美しさがある。水は双方を兼ね備えている。水は素晴らしい。なんと美しい。『岬を一隻の船が発つ』触れてみても指の間をすり抜け、それはまるで高嶺の花のよう。水は私に情けをかけて、ひんやりと偽りの接吻を与える。水に触れたい。ふとそう感じる時がないだ
    雨蛙  [687]
  • ギャラクシーラリー58

    「あはは、遼一さんと一緒なら、I峠もIトンネルも全然怖くな〜い!」吉原桃子は、とたんに機嫌が良くなった。何で急にテンションあがったんだろう?神野美穂は不思議に思った。「ねぇ、吉原さんって霊感があるの?さっきから、怖い怖いって…」美穂は、後部座席の桃子に尋ねた。「うん。あのね、中学校くらいの頃からかなぁ…。時々、見えるの」桃子は自分の髪を触りながら言った。「どんな霊?」美穂が尋ねる。美穂は、霊など
    フェイ  [538]
  • 自慢する女

    「あの人って全然ダメよね。仕事も中途半端でそれでいて出来てるつもり。私はあの人から教えてもらうことは何もないわ。」鼻を鳴らしてW江はいつものように言う。J子は尊敬の眼差しでW江を見て言った。 「W江さんは仕事も出来るから誰かに教える立場ですよね。みんなそれをわかってるはずですよ。」「え〜?まあそんなこともないけど…やる気の問題っていうの?私会社のこと考えて動いてるから。腰掛けのパートとは違うのよ
    ピロリ  [908]
  • ろーぷれ

    ろーぷれ『非売品のRPGのソフトがあるんですけど、やってみて下さい。』 とまぁこんな事を言われた。【光定〜ミツサダ】 というタイトルで、メーカー名、開発メンバーは非公開。 『望月さんとは付き合いも長いし。』秋葉にある【サイフォン】というPC専門店の店長、【道木】という背の低い童顔の男はこう言ってそのソフトを僕に渡した。『なにこれ。面白いの?』道木はこう言った。『貸し出しは13日間です。データはオ
    二つ星  [753]
  • ハーフムーン (34)

    「何でアンタがココにいるんだ?」マモルは言った。「オーイェイ!オーイェイ!細かい事は気にせずに、気楽に行こうぜ人生は!まずはコチラで手荷物検査!パッと行こうゼ見せようゼ!」男はそう言うと『ヨウ、ヨウ』と言いながら、両手を高々と上げ、二人を手招きした。男が『手荷物検査』と称するその場所は、先程の抽選会場と似た、折りたたみ机が置いてあるだけだった。「手荷物ねぇし、このまま進むぜ」まるで男を無視するか
     [1,007]
  • サイ=アラン(第2世)?

    5,会見 次の日、公聴室でサイを中心に5人が会見を開いた。サイが前に出て、製造方法を発表すると言って話し出した。「私達エターナル大学の5人は、今回の会見で皆さんに製造方法を教えるのが目的ではありません。もちろん製造方法を公表するのですが、これをもって皆さんに改めてベノムの恐怖について考えて欲しいのです。」会場にいる記者達はサイの本意を恐らく解っていなかっただろう。そんな声を無視してサイは話し続け
    サイ=ノート  [428]
  • サイ=アラン(第2世)?

    4,解明 研究スピードが以前に比べ増したのは言うまでもない。併せて、2人では出来なかったことが出来るようになったのも事実だ。そしてこの日、レイドはついにベノムの正体を突き止めた。正体と言っても、それの製造方法が解っただけなのだが、レイドシニアの代から全く進歩がなかったベノム研究なので、5人とも大喜びした。 しかしこれは必ずしも喜ばしい事ばかりではなかった。前述の通り5人は国を信頼している訳ではな
    サイ=ノート  [432]
 
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