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ミステリに含まれる記事が2060件見つかりました。

 
  • 龍虎の目覚め?

    ………う゛っ………頭が……いてぇ……卓也はゆっくり体を起こした。「卓也!!気がついたのね。」卓也の横には母親の佐知子が座っていた。「母さん……なんで……あっ!!」卓也は一部始終を思い出した。「お、親父があの長髪野郎に…っ!!…」卓也は立ち上がろうとしたが足に激痛が走り布団に倒れこんでしまった。「ぐっ……くっそぉ!!」あの野郎……俺の蹴りを受け止めて……握力だけで………!!「俺の蹴りを片手で!?」
    ロック★  [549]
  • 4の呼吸 4-3

     「はい、どうぞ。」  そう中から声がした。  阿部が扉を開けると、そこには中年の女性がいた。白髪混じりではあるが髪の毛は整えられ、服装も来賓を迎え入れるには相応しいものだった。おそらく彼女がこの学校のトップなのだろうと阿部はたずねた。  「あなたが校長の佐久間さんですか。」  「いいえ、残念ですが、校長の佐久間は市の懇談会に出席してて不在なんです。私は教頭の・・・」 というと、彼女は名刺をとり
    SABLA  [539]
  • 龍虎の目覚め?

    「卓也君、今度僕にも空手教えてよー」「健太にできる訳ねーだろ。サンドバックにならなれると思うけどな。」「卓也君のサンドバックになったら死んじゃうよ!!」いつものように二人で電車に乗り、笑い話をしながから帰って行った。「じゃあねー卓也君。また明日ー」「ぉう」二人は別れ、それぞれの家に帰って行った。卓也の家は山奥で道場は木々に囲まれていて健太と別れてからまた20分くらい坂道を昇った所にある。家の門の
    ロック★  [525]
  • 龍虎の目覚め

    −−−なんだよ………これ…………−−−俺は家に帰ってきて有り得ない光景を見た−−−−−−−−1時間前学校が終わり卓也は帰ろうとしていた。「卓也君!!待って〜!」クリクリ坊主の健太が後ろから走って追っかけてくる。「なんで、置いていくのさ〜〜」「誰もお前と帰る、なんて言ってネーだろ!」健太はいじめられっ子で気が弱く、中学時代に自殺をしそうなまで追い込まれた事があった。眼と顔が丸く体も小さい坊主頭はい
    ロック★  [621]
  • もう一度

    あの日僕は高校を中退した、僕は深い心の病で学校を辞めた・・・ だけど学校を辞めてからわかった、学校へ行ける素晴らしさ もう一度学校へ行きたい・・・ 毎日何度も心の中で思ってた 僕は深い心の病から少しづつだか回復していったそんなあの日、一通の電話が来た、もう一度学校へ行ける方法があると、 僕は半信半疑でその方法を聞いた
    カイ・セツナ  [890]
  • 4の呼吸 4-2

     木戸と阿部の二人は予定通りに小学校に到着した。  「まずはどこに行くんだ?」  「それはもちろん校長室に挨拶しなきゃだめでしょう?アポ取ってるからって、いきなり来て、はいどうぞとは行かないでしょうし。」  そうだな、と軽く頷いて木戸は車を降りた。それに続くように阿部も下車し、校舎へ向かった。  「今日は特に暑いな。」  と木戸はつぶやいた。 「"オンダンカ"ってやつか?」  「確かに最近よくい
    SABLA  [665]
  • 箱の中の新聞記者6

    ベッドに座って休むこと30分…時間だけが刻々と過ぎていく。この調子では脱出は困難だろう…横に固まって置かれている奇妙なカメラや暗号やカギ…早く脱出して犯人を突き止め、その顔面をぶん殴ってやりたい。それが諦めない理由の一つだ。ベッドから立ち上がり続きを始める。壁が血痕だらけの箱の中で休めるわけがない。タンスは後にしてドアの横の小さな引き出しに手をやる。カギがかかってるらしい。諦めてベッドの下につい
    エグテラ  [734]
  • アノ鍵(完)

    里英ちゃんは自殺して一年半は寝たきりで生きていたそうだか…心不全で亡くなったようだ…悲しい現実…熊井は里英ちゃんが亡くなった現実を受け入れる事が出来ず妹の恵梨さんの存在を知り、重ね合わせていたに違いない…。僕も驚くほど似ていた…。警察の事情聴取も終わり、容疑から洗い出された…。仕事を探さなくては…。人を好きになっただけ…。色々と人の思いが絡み合うと予想もつかない結果がはじき出される…。里英ちゃん
    キユデヒ  [908]
  • アノ鍵(15)

    里英ちゃんが僕の前に倒れ込んだ!大丈夫!里英ちゃんに寄り添うとその男が「離れろ!彼女から離れろ!!」男はナイフを振り上げた!その瞬間!銃声が…!男は部屋に転げ回りはじめた!「誰だ!誰だ!誰だ!!邪魔する奴は?」(警察だ!動くな!)危機一髪!警察が乗り込んで来た!(熊井隆夫だな!連続殺人の容疑で逮捕する!)男はあっという間に取り押さえられ…引きづりだされた…。無音…暗がりの部屋に二人きり…。僕は里
    キユデヒ  [698]
  • アノ鍵(14)

    僕のせいか…。返す言葉がなかった…。「私は里英さんの主治医です…彼女が病院に運ばれて来た時からの付き合いでしてね…里英さんの治療にあたるうちに感情が燃え…愛情となりました…なんとしても助けて上げたい!そう願いました…自殺の原因はあなたの存在と知りました…探しましたよ…時間をかけてね…彼女が病院に運ばれた時に右手に握りしめていた物は何か?わかりますか?」………。「鍵ですよ!鍵!!後で調べてわかりま
    キユデヒ  [720]
 
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