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ミステリに含まれる記事が2060件見つかりました。

 
  • AとB

    それは、Aの唐突な問い掛けから始まった。「君は死ぬとは何か解るかい?」なぜAがこんな問いを持ち掛けるのか、そんなことはBにとってどうでもいい事だった。なぜならAのこの手の問いは、Bにはもう日常茶飯事だったからだ。しかし今回のそれは、Bにとっていつもに増しての難題だった。Aはそれを察したかのように、質問を変えた。「それじゃあ、君は死んだことはあるかい?」「いいや。」「一度もかい?」「もちろん。」B
    ニコル  [837]
  • 「be…」

    「be… 私の名前は薔切裂人。(ばらきりさくひと) むろん偽名だ。 私が偽名を名乗る理由は私の職業が関係している。 「殺し屋」という商売をしているのだ。 もっとも偽名は芸能人や作家も名乗るし、今は誰もがネットでは偽名を使う。 偽名は殺し屋の専売特許ではない。 しかし、こうも言えるだろう…今は誰もが犯罪者と成り、殺し屋と成るようになった。 偽名を名乗るとは、そういう事だ。 偽名は人の本性を現わにす
    コチコマ  [641]
  • アノ鍵(10)

    ささいな嘘…。ミュウが「里英先輩…久原先輩と付き合ってますよ〜吉良木先輩とは遊びって言ってました〜。」信じるかそんな話…。「里英先輩の事は忘れて私と付き合いましょうよ!」僕は根拠のない話をなぜ?あの時、信じてしまったんだろうか…。悔やんでも悔やみきれない…。あの日、買った時計を道を歩いてた…子供に上げた。数日後…気持ちはなかったがミュウと飯食いに…。街を歩いていたら…。里英ちゃんが目の前に!泣き
    キユデヒ  [728]
  • ブランコ

    気がつくと僕は公園のブランコを揺らしていた「もっと高く、もっと高く」僕を取り囲む傍観者たちは口々にそう言う僕は言われるがままにブランコをこいだ「もっと高く、もっと高く」彼らの声と共にブランコは少しずつ大きく揺れ始める「もっと高く、もっと高く」次第に景色が僕のまわりをぐるぐると回りだしたこれまで見ていた景色が全く違って見えた「もっと高く、もっと高く」ちょうどブランコが頂上に達したときそこには逆さま
    ニコル  [799]
  • 夢の叶え方講座

     『和葉さん殺るって?』 動揺しながら聞いた。『いや…殺すんだよ。ポスターに書いてたじゃん。』ポスター? 知らなかった…  正直ビビる。初めて聞いたから… ここで動揺しちゃなめられる…そう思った20分前ニートの僕は低く太い声で会話を続けた。 『やっぱりじいさんだな。ここで話すのは危険だからー、どっか行こう。マックとか。』 『危険って?』 『いや、ほかのヤツらに聞かれちゃマズいし…。情報漏れが一番
    シュークリーム  [596]
  • アノ鍵(9)

    シャリン…シャリン…。鍵の音が遠ざかり…。そのまま意識も消えた…。やはり最後は僕の番か…。ん?僕は目覚めてしまった…。死んではいないようだ…。ここは病院?どうやら、命は取られていなかった…。左手の点滴がゆっくりと落ちていた…。右手を上げて頭を触ると包帯が巻いてある…。頭を撲られたもんな…。誰かが運んでくれたのかな…?また意識朦朧として…。寝た…。夢を見た…。里英ちゃんが夢の中で笑っていた…。僕は
    キユデヒ  [721]
  • アノ鍵(8)

    大学の時の沢村圭司が確か里英ちゃんと同じサークルだったよな…。早速、電話した…。大学ん時の大澗里英ちゃんの連絡先しらないかな?沢村が色々とあたってくれたおかげで里英ちゃんの連絡先がわかった!携帯に連絡した…。その日は連絡が取れなかったが留守電に伝言を残した…。それから一週間が過ぎた。番号間違ってたのかな?5年もたつしな…。僕の身勝手な行動で別れる事になるとは…。いまさら、何のよう!って事だろうな
    キユデヒ  [716]
  • 心理

    銃で人を何人も殺したある死刑囚が言った「俺は死ぬのは怖くない。待ってるのが嫌なんだ!」 人は誰もが死を迎えることは知らない人はいませんね? しかし死の日時がもしわかってしまったら…あ〜怖い
    Arruss<アールス>  [721]
  • 100頭一 [4]

    しばらく、サキと無言が続いて…私はパソコンを開きサイトへ繋ぐ…ためらいも無かった。「Tボーイ…今日は少し時間がかかってしまった。また明日…一人迎えに行く…」そうコメントが書かれていた。「サキ、さっきの物音とこの犠牲者…関係あるのかな?」「分らない…ただ、確かにおかしい。」「明日…警察へ行くの、サキも来てくれないかな?」サキは一瞬黙り込んだ後、「うん」と、だけ返事した。それから、時間が過ぎ、私達は
    ゆー  [507]
  • アノ鍵(7)

    手紙を提出したが特定の指紋は発見されなかった…。しかし、切手がない事から近隣に潜んでいるかもしれない。との返答をもらった…。やっぱり、このアパートの近隣?住人?なのか?でも殆ど交流ないし…。恨み買うほど知り合いじゃないしな…。でも今一番、気になってる事は…。「お・ま・え」の三文字僕は殺されるのだろうか…気になり眠れない…。最近、夢を見なくなったな…。これはいい事なんだろうか…。次の日、半年振りに
    キユデヒ  [760]
 
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