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その他に含まれる記事が2136件見つかりました。
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いつもの場所で62
「どうだった?」 「…そうだな。かすみさんとは、前回話した時よりは、前進出来たんじゃないかな」 「良かったな。でもお前的にはどうなんだよ?これからのことは」 「時間かかると思うよ。心情的には良くても、距離って問題は、そう簡単に解決出来ないし…」 「まあ、悩みに悩めよ。俺は、自分から行くことにしたし、いい感触を、得てるしな」 「それは、いいことだよね。俺も頑張るよ」 「ところで、りおさんは、どう
YOSI [433] -
いらっしゃい♪
も〜〜ヤダ、あぢ〜…。と言ってる間にお盆の時期が来てた(笑)今年も恒例のお墓参りに行って、とっても大切だったあのコにご挨拶してきた。生前の彼女は物静かで優しくて、それは綺麗で……いつも柔らかな物腰で、多くの人に慕われていた。まるでみんなの母親みたいな存在だったかな?家に遊びに行くと決まって『あ、おかえりー』と笑顔で迎えてくれたなぁ、どんなに辛い時でもさ。そう言えば、あのコとっても律儀なんだよね〜
林芳 [729] -
読みたい奴だけ読め!
受験生へ勉強頑張って!大丈夫!自分の行きたい所にはきっと行ける!諦めないで!と言っても多分いるだろな…「頑張っても出来ないよ」「努力はしてる!」「どーせ自分なんて…」「もともとバカだから勉強しても仕方がないし…」等々…言ってる奴もいるんだろうな…まぁ世の中色んな人間がいるから仕方ないけどね…でもさっきみたいなマイナス思考の受験生に私から一言!お前らみたいな受験生に送る言葉は無い!!以上。この文を
名無し [962] -
いつもの場所で61
「わたしは…わたしは、義人さんに会った時、どうしても放っておけない何かを感じたんです」 「放っておけない何か?こんな40近いおじさんに?俺、そんな雰囲気なんてあるのかな…」 「私…、前に付き合ってた人のことで傷ついて、今まで恋愛なんてって思ってました。…でも、哲さんや、義人さんに出会って、閉ざしてたものが開けたような気がしたんです。前に義人さんと話した時に、言おうと思って言わなかったことがあり
YOSI [424] -
一話完結童話〜心なき王様〜
あるところにお金持ちの王様がいました。その王様は欲しいものはなんでもお金でかいました。王様は言いました「ワシが持ってないものはない」ある商人がやってきて,こういました「王様にはまだ手にしていないものがあります、それは人の心です」「人の心?」なんでも欲しがる王様は考えました。何日も何日も考えて考えました。そして結論が出なかった王様は旅に出ることにしました。いろんな街、村などに行きました。もう王様は
奈倉 [720] -
いつもの場所で60
「あっここです!」 手を振るかすみに気づいた義人は、小走りに駆け寄った。 「ごめん。待たせちゃって。帰りの準備とかしてたんで…って、理由にもなってないけど」 「ううん…」 かすみは、申し訳なさそうに首を横に振った。 「こちらこそごめんなさい。帰る日に時間を作ってもらえて…」 「じゃあ、飯でも食いながら話しますか?ちょうど昼時だしね」 「はい」 とりあえず、駅前のレストランは、昼前とゆうことも
YOSI [431] -
いつの間にか
台風のくる時期がきていた 朝の早い空はどんより…より さっぱりって表現のが合うだろうか… 黒い雲と真っ白の雲朝日に照らされたピンクの雲が三色に入交り風に押されて早々と過ぎていく… 夏の終わりに毎年思う 『夏もまた終わる』 取り残されたような気分になって…またひとつ歳をとる 高校の時となんら変わらない気持ちなのにいつの間にかこんな歳になって…まだ生き方を迷う 死ぬまでこうだろうか…『これもまた過ぎ
華 [517] -
手紙 扇風機からエアコンへ
前略暑い日が続きます。私たちがあらゆる場所で休みなく働く季節です。とは言っても私はあなたの登場によって徐々に日の目を見る機会が失われ今ではごく一部の家庭に住まわせていただくに留まっています。あなたには1年中働く機会が与えられています。暑い夏にはひんやりと涼しい空気を流し寒い冬にはぽかぽかと暖かい空気を流しています。それに引き換え私は夏が終われば用済みでお払い箱。虚しく解体されるか埃をかぶるままに
デフレーター [832] -
激しいのはお好き?
強いおねえさんは 好きですか?久々に電車に乗ったら下半身にモゾモゾと違和感……世間でいうチカンってやつに間違いないねこれ。上を見上げてみると、慌てて視線を外すさえないオジサン。ふ〜ん。堅物そうな見かけの割になかなかやるな……でもあたしは泣き寝入りするには獰猛過ぎ(笑)おしりから前に移ろうとしていたオジサンの人指し指をきゅっと握った後、思いっ切りゴギッとひねる。これ『指捕り』という武道の技なの
林芳 [4,100] -
転生「夢からの脱出」
「なんか言ってる…聞こえない…」川の向こうで何かを呟いてるように聞こえたがあまりにも声が小さくて聞こえない…いや、むしろ聞きたくないのが本音…「……とりあえずここにいたらダメだ…」真衣は川沿いに立ってる人をチラ見しながら歩いた。「すごい…」よく見たら遠くの方まで人が下を向きながら立っている若い男女、おじさん、おばさん、老婆にお爺ちゃん…子供…みんな下を向いてブツブツと呟いているそれを見て歩い
AIRA [434]