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いつもの場所で36
〜回想〜 「なんだよ、和臣。お前から誘ってくるなんて珍しい」 いつも、4人で行動する時は、まず自分からは、提案しない和臣が、珍しく義人を食事に誘った。 「いや〜、たまにはどうかな?って思ってさ…」 義人は、多少疑問を感じながらも、会うことにした。 「…で、なんか話したいことあるんだろ?お前から誘ってくるなんて珍しいからな」 義人の指摘に、和臣は驚きながらも、話しを切り出した。 「実は、あるセミ
YOSI [417] -
歩く。
「苦しみ」「悲しみ」「憎しみ」………全部裂けて通れたら泣かずに済むだろう人は皆今日も何か悩みを抱えて懸命に生きている未来なんて誰にもわからないけれど歩き続ける失うものなど何もない大切な家族、愛した人わかり会える友…僕の周りには理解してくれる人が居るこんなにも幸せなことないでしょう?弱音をはきだした僕に何も言わずただ一緒に涙流してくれた辛くてどうしようもない時に皆が僕を支えてくれる…応援してくれる
pink [463] -
いつもの場所で35
剛夫との食事を終えた義人が、一段落していると、携帯が鳴った。 哲彦からである。 「おう、お疲れさん。どうよ?剛とのミーティングは?なんとかまとまったのか?」 「まあな。9月は3人揃う方向で、なんとかなりそうだよ…。そっちこそ、どうなんだよ。今日、カフェにいた子と会ってたんだろ?楽しい時だったか?」 「…まあな」 「なんだよ。その間は。楽しそうに聞こえなかったんだけど」 「そんなことねーよ。楽し
YOSI [467] -
世界の崩壊1
僕は、大阪の中学校に通っている3年の松田浩。剣道部のキャプテンだ。明日は、試合のため、準備をしていた。ある日の夜、テレビをみていると、東京でマグニチュード7.0の地震があった。それをなんとなくまていた。次の日、みんなの話題は、地震の話でいっぱいだった。試合がおわり、帰っていると、大阪で地震が起こった。「うわっ!!」といって、地震がおさまるのをまった。すると、近くにあったくるまが、爆発し、大変な事
あだ名がすごい [420] -
お友達
昔みたいに 心に響く言葉を聞かせてあげれないから 海のような女じゃないから スイッチをOffにされてしまった もう あなたからは学ぶものが何もないよって ここからは 彼女が一人で悩み戦うんだろうな 大丈夫 頑張って 大丈夫 頑張って だけ言ってあげればよかったな ごめんね。 自分の事をいっぱい話すと汚れた自分もいっぱいで…ダメになっちゃうな… 何も話さず ただ人の話をきき ただ受け止める 辛くて
華 [510] -
いつもの場所で34
「すみません。仕事帰りの疲れてるところ…」 「全然!逆に会えてうれしいよ。」 「そう言ってもらえると、うれしいです」 「あれから忙しいの?」 「今は、あまり忙しい方ではないですね。まとまった休みも、こんな時しか取れないから…」 「そう…。まあ俺は、3月と9月くらいかな。いつものメンバーで旅行をね」 「いつものメンバー?…もしかして、この前、一緒にいた方もそうですか?」 「そうだよ。俺はプライベ
YOSI [427] -
いつもの場所で33
「お待たせ」 「あっ!お久しぶりです。…ごめんなさい。時間作ってもらって…。せっかく知りあえたし、お会いしたいなあって思ってたんで」 「それは、俺もだよ。貴重な時間をありがとう。」 「こちらこそ」 2人は、お互いに感謝した。 だが、しばらく言葉が、お互いに出てこない。 やっと、かすみが切り出した。 「どこか、ファミレスで、お食事でもしましょうか?堅苦しいの苦手なんで。……それでいいですか?」
YOSI [538] -
チンゲンサイ。<32>
『そうか‥イジメか‥‥。そう言えば昼間、公園の前を通った時に、一緒にいたのは、友達だろう?!』“イジメ”と聞き、再び驚いた。昼間の公園で、俺の存在を無視して通り過ぎたユウは、確かに、同級生と思われる男の子と一緒にいたし、楽しそうに話していた、その姿からは、まさかイジメにあっている事など、とても想像出来なかったからだ。『“友達”?!あぁ‥‥うわべだけの付き合いで、俺もアイツの事、あまりよく知らない
麻呂 [547] -
経過
あれから どれだけの出逢いがあったのだろう 本当の私を見せる前に消えてしまった人 私の心が折れてしまった人もぉ真剣になるのはやめよう…いや…ちゃんとぶつかるべき…小さな心の葛藤 こんな歳になってもまだもがく自分がいてその自分をバカにしてる自分もいて… 難しい… でも 辞めた 毎日生まれ変わる。 昨日は返ってこない。文章を打ってるこの指が止まらないように… 抹消は出来ても 戻せない。 幸せになるた
華 [488] -
いつもの場所で32
「石川さん。質問していいですか?」 「ん?どんな?」 少し酒が入り、適度に酔い出した文子は、切り出した。 「あの…今の段階で、私をどの程度まで扱えます?」 「扱う?それって…」 「言い方がおかしいかもしれませんけど…」 文子は、少々ためらったが、思い切って切り出した。 「その…私を今以上の深い関係まで求めることが、可能ですか?」 (うわ…言っちゃったなあ…お酒のせいか、私もずいぶん思いきったな
YOSI [466]