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俺の人生
人生ってなんだろう?俺はいつも考えてしまう。何でそう思うかを今から、はなします。まだ生まれて、2ヶ月の頃、俺は親に見捨てられた。物心ついた時には九州の某養護施設にいた。小さい時の記憶などないが、小さいなりに色々と考えた。(なんでこんな人がいっぱいいるの?)と 次回に続く
ゆう [335] -
チンゲンサイ。<26>
『ユウ!!館内へ入るんだ!!入口は、すぐそこだ!!』『う‥うん!!』足は短く、学生時代も、運動神経が良くはなかった俺だが、ドッチボールだけは、最後まで生き残るタイプだった。ユウの手を引きゴールは目前!!それは、ダメオヤジとバカ息子が、初めて、息が合った瞬間だった――
麻呂 [498] -
チンゲンサイ。<25>
『ヒャハハハハッッ!!オッサン、もしかして、さっきのクソガキを逃がそうと思ってる?!』見破られていた――俺にパンチを食らわせたその男に、見破られていた。チキショウ!!意識が朦朧としやがる!!『クソガキなら、ちゃ〜んとここに、いらっしゃいまぁ〜〜す♪キャハハハハッッ!!』残る2人の男が、ユウの腕を片方ずつ持ち上げ、その内の1人が、バカにした口調で言った。我ながら誤算だった。5人の若者を相手に、こん
麻呂 [456] -
君からの手紙〜70〜
和枝と石田のことを見届けた勇一は、幸子に礼を言った。 「夕樹さん…ありがとう。協力してくれて」 「いえ…でも良かったんですか?新井さんは、荒木さんのことを…」 「ああ…自分自身の幸せは、自分を慕ってくれた、新井さんと石田さんが、終わってからって決めてたんだ。…それと夕樹さん、君もね」 「私も?」 「ああ…嶋野さんから言われたんだ。『石田さんのことが終わったら、夕樹さんと、自分自身の幸せを、考え
YOSI [395] -
チンゲンサイ。<24>
思わず“ユウ”と叫びそうになったが、躊躇した。ここは、敵に親子だと知られない方が、やりやすいと考えたからだ。実はこの時、俺の脳裏に、ある名案が浮かんだのである。『カンパ?!何のカンパだい?!俺も困っている人を見ると、放っておけない性分でねぇ。』そう言いながら、胸ぐらを掴まれているユウに視線を向けると、ぐったりとうなだれていながらも、俺の存在に気付いている様子であった。『俺らのダチがバイクで事故っ
麻呂 [463] -
チンゲンサイ。<23>
『ヒイィィィ―――ッッ!!だ、誰か‥たっ‥助けてッッ!!』悲痛な叫び声と共に聞こえて来たのは、聞くにたえない激しい罵声だった。『バーカ!!俺らから、そう簡単に逃げられるとでも思ってんのかヨ?!誰が逃がすか!!てめぇの様な聞き分けの悪いヤツは、俺らが、うんと可愛がってやるから、遠慮すんなヨ!!』ドカッッ―ー‐『ゲフッッ‥‥ガハッ‥‥‥。た‥たす‥‥けて‥‥‥。』“助けて”と言った少年の、その声に、
麻呂 [447] -
君からの手紙〜69〜
石田と、和枝の成り行きを、見届けた勇一と幸子は、それぞれ、心の中で、由美と利夫に問いかけた。 「これで良かったんだよな…由美」 「これで、いいんだよね、…利夫」 2人の思いは、届いていた。 (女)「…思い出した。あの曲。やっと、わかりました。私…私は、嶋野由美だったんですね?」 (男)「そうです。そして、僕は、奥村利夫です。由美さん、僕は死ぬ前に、あの店長さんから、聞かされたんんですよ。あなた
YOSI [385] -
君からの手紙〜68〜
「ああ、そうだ。石田さん、新井さん、俺達用事あるから、もう少しいてください。」 「用事?」 石田の疑問に、他の者も、?とゆう顔をしたが、勇一の目配せで、理解した。 すかさず、正も、「ああ、そうだ。佐野さん、この後、俺達飯食いに行くんじゃん。」 「そうだったわね。忘れてた」 「あと、嶋野さん達とも、話があるんだ。悪いけど、2人とも、先に失礼するよ」 嶋野達も、頷きながら、その場を後にした。 「……
YOSI [356] -
チンゲンサイ。<22>
先に、さっきリョウがユウと偶然会ったと言うコンビニに立ち寄ってみたが、ユウの姿は無かった。こんな田舎で、若者が集まりそうな場所と言えば、ゲーセンくらいしか無いだろう。この辺でそう言った場所は、ひとつしかない。俺は、再びママチャリをこぎ、目的地を目指す事にした。日頃の運動不足がたたってか、坂の多いこの街で、自転車をこぐのもひと苦労だ。『ハァ…ハァ…ハァ……ハァ………。』目的地に着く頃には、息が切れ
麻呂 [463] -
親しみ
心の中で、自分が葛藤した自分を守るべきか、他人に尽くすべきか私は無言のまま、他人の何たるかを聞いた私は、『私…』と話すのをやめたまだ旅の途中つまらないことを問題にはできない『楽しい?』と親しい人が話しかけてくれた私はすぐに笑顔を作った心配させてごめんねと心で呟く
キイライ [471]