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その他に含まれる記事が2136件見つかりました。

 
  • 僕の生きる意味

    僕は生まれた時息はなかった、医者はもうダメだと言ったらしい。 でも僕は今ここにいる。 喘息やアトピーで苦しんだ。 友達もできない、死にたいと子供ながら思った。 高校に入り知り合いが減った、でも友達が出来た。ある日の事友達に声をかけた、でも「お前なんか友達じゃない」と言われ泣きそうになった。死にたい。でも翌日話したら何も無かったように仲良くしてくれた。 僕はホッとした、でも僕は友達はいら
    命-ミコト  [380]
  • チンゲンサイ。<21>

    * * * * * *それから数時間経っても、ユウは帰って来なかった。『あなた、もう11時ですよ。あの子、どこをほっつき歩いているのかしら。』ユウが家を飛び出してからずっと、時計とにらめっこをしていた妻は、次第にオロオロし始めた。『ちょっと煙草を買って来る。ユキエ。君はもう休みなさい。ユウの事は心配ないよ。なぁに、明日になれば帰って来るさ。』昔から、心配性で神経質な妻を、ひとまず落ち着かせようと
    麻呂  [445]
  • 風変わりな面接。 後編

    「まずはお酒は飲めるかね。カクテル、焼酎、ワインどうかね?」「はい。焼酎は苦手ですが、カクテル、ワインならいくらでもいけます。」「よろしい。今まで付き合った人数は?」孝一はギクっとした。こんなプライベートな事を聞くなんて。「8人です。」「二ケタには足してないようだね。セックスは好きかね?」孝一は唖然とした。面接でこんな事聞くなんて。「どちらかと言えば好きな方です。」「ふん、君の言うセックスは少な
    フェリス  [553]
  • 風変わりな面接。 前編

    田島孝一、今日彼は都内の新宿で風変わりな面接を受けてきた。彼はお兄系ブランドのバッファローボブスの服装を身に装い、ある店へと足を運んだ。店内は、スタイリッシュで大人の雰囲気が醸し出されていた。様々な香水の匂いが入り混じり、彼の嗅覚を刺激した。「君が、今日面接希望の田島君だね?」「はい、そうですけど。」「私は、今日面接官をする柊。ヨロシク。では、こちらの席に座りたまえ。」とスーツ姿の柊は彼を案内し
    フェリス  [606]
  • オアシス

    私の心は愛に飢えた砂漠みたいなものだ。昔は親からの愛情もあり、友人からの友情もあり、恋人からの愛もあった。とにかく幸せの深淵の中で暮らしていた。しかし、両親の死去、友人との疎遠、恋人との別れ、今となっては何も残っていない。あるのは私の中の幸せな記憶と年老いた私自身。幸せは永遠とは続かない。幸せには消費期限があるのだ。古きよき時代を思い出すと心の中が平安になる。現実を見れば悲観的にもなる。酒、ギャ
    フェリス  [597]
  • チンゲンサイ。?

    俺は妻を愛している――20年連れ添った妻、ユキエを愛している。俺が19、ユキエが18の時に結婚し、その時、俺はまだ社会人1年生だった。高校時代に、授業で少しかじっただけの、コンピューターのプログラミングも、社会に出て通用するレベルの物ではなかったのだが、半ば強制的に、最初に配属されたシステム開発課で、いつの間にか、課長の辞令が下りる程に成長出来たのは、共に歩み、連れ添ってくれた、妻の支えがあって
    麻呂  [471]
  • 君からの手紙〜67〜

    「幸子さん、これも私の勝手な想像だけど、こうやって、様々な出会いを私達がして…最後に石田さんに歌ってもらうことも…きっと強い願いなんじゃないかって」 嶋野も続けた。 「夕樹さん…由美は病気がわかってから、この曲を知ってね。亡くなる時に、荒木さんへの思いを手紙に託したんだ。 その思いが、亡くなった奥村さんの思いに届いて、この出会いがあるんじゃないかって」 幸子は、しばらく考えていた。 すると、勇
    YOSI  [386]
  • 君からの手紙〜66〜

    そう言うと、石田は、ギターをかかえた。 「俺は、仕事が忙しくても、優しかった両親が好きでした 高校時代に、母がギターを買ってくれて嬉しかった。 それから、すぐでしたけど…母が亡くなったのは…だから、恩返しの意味で作りました。…だけど、事情があって封印してました。…そんな歌ですけど」 君の笑顔が好きだった 星空になって しまった君から届いた手紙に記され言葉 「ありがとう 私は幸せでした。あなた
    YOSI  [368]
  • チンゲンサイ。?

    俺がダメ親父ならそれでいい。決して、息子達2人から尊敬されるオヤジであると、胸を張って言える自信もないのだから。ならば、俺の怒りの源とは一体何なのか――俺にとって、それは妻に対する子供達の態度だったのだ。
    麻呂  [433]
  • チンゲンサイ。?

    『さぁさぁ座って。ユウの大好きなカレーよ。』それは、妻が玄関先に立っているユウを座るよう促し、お皿に、なみなみに盛ったカレーをテーブルの上に置こうとした瞬間だった。ガンッッ‥ガラガラガッシャーン‥―ー‐ユウは、妻がテーブルに置いたカレーを、他の料理や食器と一緒に、床へ放り投げたのだ。『こらっっ!!ユウ!!何て事をするんだ!!』さすがの俺も、これには黙っていられなかった。妻は、両手を口に当て、我が
    麻呂  [405]
 
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