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学園物に含まれる記事が836件見つかりました。
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いじわる先生 27 〜タワーズ内部へ〜
その頃、幸輔たちは、一刻も早く涼子を見つけるべく、足早に地下通路を進んでいく。「こんな所よく1人で…」幸輔の独り言にもみんな納得しているようだ。「ぼ…僕もそう思います…。」拓也も、初めて移動中に自分の意見を述べた。すると、先頭にいる敦士さんが、「もうすぐだ。」よく見てみると、地下通路の先に、入り口と同じような扉があった。「あの先は、どうなっているんですか。」幸輔は、敦士さんに聞いてみた。「みんな
るー6 [463] -
いじわる先生 26 〜もっと許さねぇ。〜
「…あれ?涼子は?」敦士さんが辺りを見回すが、涼子はいない。「はぐれたってことはねぇだろ。ずっと一本道だったし。」良太が寝起きの顔で言った。幸輔、優太、拓也の3人は、ただ顔を見合わせるのみ。「先生…。」「幸輔。先生も実は心配だったんだ。もしかしたら1人でどっか行って、バーン…!と撃たれたりとか…」バーンの音にみんな震えた。「ま…まさか、殺されたって言うの先生?」拓也が若干震えながら言った。「それ
るー6 [449] -
いじわる先生 25 〜沈まない怒り、消えない殺意〜
「ようやく姿を現してくれて、私は今だと思ってあなたの写真を撮った…警察に見せるため…そして、あなたの人生を地獄へ落とすために。」「…涼子。オレがなぜ、お前の両親を殺したか分かるか?」「…なんなのよ。」「お前の両親からオレは、金を巻き上げられた。騙されたんだよ。」えっ…。涼子は口だけ動かした。「詐欺にあった…ってこと?」「あぁそうだ!お前の親が、オレを騙した!コツコツ貯めてた金を、一瞬のうちに持っ
るー6 [482] -
空中飛び膝蹴り
さて、どぉしたものか…。オレは自室の扉を後ろ手で閉めようとしたところで動きを止めた。ここはオレの部屋である。そのはずである。親にムリを言って入学した、私立刹六学園、男子寮の一室の、殺風景なオレの部屋のはずなのだが…。オレの眼前にはツッコむ所が多過ぎて逆にそこがチャームポイントとなってしまった、某元総理のような状態が広がっていた。女の子がいたのである。しかも、整った顔立ちでいわゆる美少女というモ
オレ [764] -
いじわる先生 24 〜許さないから。〜
「…ここだ。」明らかに怪しい穴だった。ここから、東京まで行っていたのか。香山先生は、地下通路へと続く階段を下り始めた。「だんだん…暗くなってくるな。」「先生…敦士さんたち来ました。」「お…おぅ。」「これからは…オレたちに任せろ。」敦士さんは、階段の果てにあった重そうな扉を開けた。その扉の先には、よく分からない機械がいくつも置かれている部屋。「敦士さん…いくつも穴がありますけど。」良太は敦士に聞い
るー6 [515] -
recall project #30
「さーて、次どこ行く?」食堂を出てすぐにメガネが切り出してきた。「かい君、どこがいい?」怜は生徒手帳の校内図を見ながら俺に聞いてきた。「どこでも、れいの行きたいところでいいよ。」俺は少しよそ見をしながら言った。「じゃあ売店でも行こうか。」そういうことで俺達は売店へ行くことになった。売店は南棟の2階にあるらしい。食堂からはすごく近く、1分程度で着いた。「ここだね。」怜が売店を指差し言った。俺達は売
ERROR [471] -
隠boyisクールboy8〜初編〜
すると、チャラい男子軍団が来て、『えぇな〜葉は、モテてよ〜』モテてる!?俺が!?『モテてないし。。』と言うと、『そこかっ!!これだな理由ゎ!』と、俺に指を差す。『指差すなょ。そこかって?』と聞いてみた。 すると、男子軍団が口を揃えて・・『クールっっ!!』・・!?クッ・・クール!?!? 俺がクールだと!?『俺クールぢゃね〜し。』『そういう所!発言とか見た目とか!!』見た目?発言は、別にいいとして、
涼夏 [593] -
隠boyisクールboy7〜初編〜
さっき言った赤髪のヤツもいるし、ピアスあけてる人だらけ。制服も着くずしている。担任が来た。おじいさんと言っていいほどの人だ。『もうすぐで定年ぢゃね〜の?(笑)』と男子につっこまれている。だらだらと担任は、しゃべり『今日は〜ここまでにしましょ〜』ときりあげて、解散した。すごく騒がしい。女子の甲高い声男子の笑い声。。帰り道。。つい溜め息がでる。はぁ。。あんな所に3年も。。中学より酷い。。きっと目をつ
涼夏 [570] -
隠boyisクールboy6〜初編〜
そして、約1年たち。。卒業する時。。もちろん、卒業式も心に残るハズもなく、誰かとしゃべる事もなく、中学校を後にした。。家に着いて、部屋に入った瞬間。。無償に笑いが込みあげた。。勝った・・・いじめに勝った・・あいつらに勝てた・・何もしてない俺が・・負ける事なく過ごした。。『ぎゃははは(笑) 勝ったょっっ俺勝ったんだょっ!!我慢したんだょっっ!!』笑いが止まらない。。叫んでも叫んでも、気持ちが込みあ
涼夏 [567] -
隠boyisクールboy5〜初編〜
そして、約1年たち。。卒業する時。。もちろん、卒業式も心に残るハズもなく、誰かとしゃべる事もなく、中学校を後にした。。家に着いて、部屋に入った瞬間。。無償に笑いが込みあげた。。勝った・・・いじめに勝った・・あいつらに勝てた・・何もしてない俺が・・負ける事なく過ごした。。『ぎゃははは(笑) 勝ったょっっ俺勝ったんだょっ!!我慢したんだょっっ!!』笑いが止まらない。。叫んでも叫んでも、気持ちが込みあ
涼夏 [512]