トップページ >> 学園物の一覧
学園物に含まれる記事が836件見つかりました。
-
ほんの小さな私事(5)
放課後、私は高野さんの案内で、校舎内を巡り歩いていた。それというのも、私が今後、所属する部活を決める為に、それぞれの部活の活動を見学する為だ。しかし私は、既に、所属する部活を心に決めていたのだけれども、高野さんの好意を素直に受けた。それに、この学校では、どのような部活が活発なのかも知りたかったし、高野さんとのお喋りするのも楽しいし。「こっちがグラウンドで、野球部やサッカー部が活動してるよ。その向
稲村コウ [549] -
とびら
人は誰でも、力を持っている。まぁ、まれにとてつもなく?すごい?力を持つものもいる。そーゆう人達の事を 『シトラス』という。1章 発動 今日もマブシイくらいの青空だ?アタシ 相沢 れい(あいさわ れい) は今日も元気に学校に通います。入学式から 2ヶ月。学校はだいぶなれました。友達もたくさんできたし以外とうまく?いってる。ような…。 アタシが通ってる星還学園は最近、不思議な事件がおこっている。
ルイ [491] -
ほんの小さな私事(4)
「今日から皆と一緒に机を並べ、学ぶ事になった、牧野沙羅君だ。彼女は、事情あって、東京から転入してきた。五月からの転入という事で、皆とはほぼ、同じスタートラインだが、まだ解らない事も多いだろう。故、それぞれとも、彼女に色々と教えてあげてくれ。」女性ながら、まるで、男性のような喋り口調の先生が、早口で私を紹介してくれた。続けて私が、その先生…瀧口先生の促しを受けて自己紹介した。「牧野沙羅です。まだ解
稲村コウ [521] -
ほんの小さな私事(3)
母は、私が持っているこの、『霊視』について、釘を刺すように、何度も「貴方が持っている力の事は、私以外に話してはいけませんよ。」と、言っていた。勿論私も、その力が、普通の人が持つ力ではないという事を理解していたし、母以外にこの事を話したことは一度もなかった。けれど、やはり、この力の事は気になったし、何故、私にそんな力が備わっているのか不思議に思うこともあったから、様々と、そういった事に関する本を読
稲村コウ [525] -
月光に染まる魔王〜第十三話〜
あの槍のリーチは長いが懐に潜り込み、一撃でも入れば…倒せるか?威力が低いとダウンさせられない、逆に威力が高くても、遅いと当たらない。速くて、重い一撃…地面を蹴り、真は男に向かって一直線に走る。「ほう…あえて直線で来るか、面白い。」男はグングニルを構え、真を視界に捕らえ、突きを放つ。真は姿勢を低くして、グングニルを弾き、さらに直進、男の目前で前宙して背後に回り込む。左の掌を男の背中に当てるが、衝撃
へたれもち [614] -
ほんの小さな私事(2)
私の名前は牧野沙羅。15才の、普通の高校生。勉強もスポーツも、自分なりに思えば、それなりだと思うし、他の回りにいる子と何ら変わりない、普通の女の子…なんだけれども…。ただ一つ、普通の女の子…普通の人とは違う、不思議な特異体質があるぐらい。その特異体質というのは、いわゆる、幽霊いとかっていう感じの存在を見ることが出来る事。この特異体質は、私が小さな子供の頃からあったもので、私自身、そういったものか
稲村コウ [611] -
ほんの小さな私事(1)
両親を亡くしたのは、私が小さい頃の話。ダンプカーとの接触事故だと聞かされているけれども、その当時の私は、ほんの小さな子供だったから、あまり、事態を良く解っていなかった。その後、残された私と、一つ下の弟は、母親方の親元に預けられ、そこで生活する事になった。母親の親…つまり、私たち姉弟のお爺さんは、神社の住職で、日々、あちこちに出掛ける事柄多かったし、お婆さんは、両親が亡くなるずっと前に他界していた
稲村コウ [870] -
姫乃苺の非日常1
「……よし!」4月7日。現在AM.7時13分。俺は高校生になる。「竜ちゃん竜ちゃん」着替えを終え、靴を履き替えようとした時。後ろから、実の母・美琴が俺の鞄を持って『ポテポテ』とした足取りをしながら近付いて来た。「頑張ってねぇ!」ふにゃ〜とした笑みを浮かべた美琴は、肩までに流れるフワフワな髪の毛を指でくるくるとしながら足踏みしていた。息子が(無事)入学して喜んで居ると、美琴は落ち着くを無くし髪をい
ヒナィチゴ [557] -
ボーダレス!
学校に行くともう入学式は始まっていた。あーあ。どうすんだよ俺と考えていたとき、立ち尽くしている俺に気づいたのかいかにも体育会系の堅物そうな先生が『おい!お前ぇはよぅこんかい!!』この突然の呼びかけにびっくりしてしまった僕は『は、はいぃ´△`;』 ↑裏声会場が笑いに包まれたあの堅物やろうも笑っている。そこで僕はこう言ってやった『悔しいです!!』ということにはならずそのまま俺は恥ずかしさと
羽たろぅ [490] -
ボーダレス!
いつもと同じ朝を迎え、顔を洗い、朝食を食べようとすると『ちょっとお、遅いよぉサクサク!』こいつは俺の妹の憂。中学2年で両親はあまり家にいないので、家事は大体が妹任せだ。でも、自分の計画が崩されるのが嫌いで、朝 俺が寝坊するといつも俺のことを皮肉ってこう呼ぶ。サクサクと。『今日はいつもテンションが違うのです。飯使い様』『てんめぇ(`△´#)』と、こんなやりとりをしている内に7:30学校が始まるの
羽たろぅ [560]