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SFに含まれる記事が1822件見つかりました。
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WINGMAN 08 【眼下の光・9】
・・・――腕が飛んだ。正確には手の平から肘までが、メキメキにひしゃげて吹き飛んだのだ。そして、その吹き飛んだ腕が落ち、ガタンッやドサッでもない、メキャとゆう轟音が響き渡った。あの刹那、WINGMANの拳と宇宙怪獣の光線が交差する時、刹那よりさらに短い時間で宇宙怪獣の方が勝っていたらしい。「――ッ、ナナコちゃん!」唐突に、直感的にそう叫ぶ。その声の応答にナナコちゃんは、やや咳こみながらの声で返答す
勇者王 [486] -
ACE ?
スバル「こちらホース2。第3歩兵中隊、応答願います」中隊長「こちら第3中隊!やっと来たか!とっとと補給物資を渡してくれ!!」スバル「そうしたいのは山々だけど敵の対空砲火が激しすぎてこのままだと降りれない!」その言葉の通りにさっきまで近づいていた戦車がヘリに気付いたらしく自動機銃でこちらを狙ってきているのだ。スバル「何とか出来ないの!」中隊長1「無理だ!こっちにも、もう弾がないんだ!!」スバル「く
ラスティ [428] -
神 と 悪魔
はるか未来。 人類は、あらゆる面で進化し進歩を成し遂げることが出来た。 そして……ついに、この時が訪れた。 人類の歴史、太古の昔からの絶対的二つの存在。 過去何度か、人類のごく一部はそれらに触れてはいたが、確信を持ってその姿を認識することは出来ていなかった。 そうして今まさに、二つの絶対的存在と人類代表は同一空間上の異空間で相対していた。 その二つの存在とは、神と悪魔。 た
阿部和義 [703] -
MLS-001 026
今から13年前。皇鈴は、遠く北華の地方都市、黄泉に3人の家族と住んでいた。夫、京執は零細企業の勤め人ながら家族思いのよき夫。双子の娘、真花、龍花は当時5才。起きている間は始終面倒を起こす年頃に手は焼けるが可愛い盛りであった。その日、京執は娘二人を郊外の動物園へ連れて行った。当時には珍しく仕事を辞め、育児に専念していた皇鈴は一人家に残り、週にたった半日の自分だけの時間を楽しんでいた。窓辺に座り温か
砂春陽 遥花 [701] -
過去やり直しませんか
ある日男は道端に落ちていた一枚の紙切れを拾ったそれにはこう書かれていた『あなたの過去やり直しませんか連絡先***-****』ふんっ!と鼻で笑いとばし、男は家に帰りついたそれから数日経っただろうか…ポケットに手をやると一枚の紙切れが入っていた数日前に拾った胡散臭い紙切れだ『過去やり直しませんか』…………過去をやり直せるならいくつもやり直したい事はある…部屋に一人でやり直したい過去を考え始めた狐につ
ゆう [586] -
過去やり直しませんか
ある日男は道端に落ちていた一枚の紙切れを拾ったそれにはこう書かれていた『あなたの過去やり直しませんか連絡先***-****』ふんっ!と鼻で笑いとばし、男は家に帰りついたそれから数日経っただろうか…ポケットに手をやると一枚の紙切れが入っていた数日前に拾った胡散臭い紙切れだ『過去やり直しませんか』…………過去をやり直せるならいくつもやり直したい事はある…部屋に一人でやり直したい過去を考え始めた狐につ
いちき [508] -
ACE ?
西暦2035年 5月25日良須賀軍事学校・模擬演習場オペレーター『こちらアンカーヘッド。ホース2、応答願います』???「こちらホース2。アンカーヘッド、どうぞ」そう無線が入ると私はあらかじめ言い渡されたコードを言い、指令部であるアンカーヘッドに通信を返した。オペレーター『B3エリアより補給物資の要請があった。直ちにホース5、ホース6を連れて補給物資を運搬してもらいたい、それと第6歩兵中隊も連れて
ラスティ [472] -
ACE
西暦2015年この年、第三次世界大戦が勃発した。しかし……世界大戦とは名ばかりに世界は二つの勢力に分かれることになる。一つ目の勢力は帝国連合。そして二つ目の勢力は共和国連邦である。開戦当初は共和国連邦が押しており、戦争が終わるのも時間の問題であろうと囁かれていた。しかし………………開戦から八ヶ月後、突然、共和国連邦が停戦を申し込んできたのだ。もちろんこの急な申し入れに帝国連合は疑惑を覚えた
ラスティ [466] -
消えない力 12
「俺も試してみていいですか?」「あぁ、他にいないな?じゃあ、こいつで最後な」クラス全員が固唾を飲んで見守ってる?のがわかった。いや正確には一人にやけてるけど。。。「早くしろ。どっからかかってきてもいいぞ」「わかりましたよ、ふぅ」肩の力を抜き集中する。そしておもいっきり殴った。。。。と、見せかけて風の塊を飛ばす。先生を向こうに吹っ飛ばした。おぉ! と、歓声があがる。悪い気分じゃないな。「先生大丈夫
ゆいき [522] -
MLS-001 025
俺が知識不足な分、圧倒的に不利だな。皇鈴は、相変わらずクスクス笑いながら、明広の向かいの席に斜めに座った。「分からないことは訊きなさい。私の知ってることなら、何でも教えてあげる。その代わり…」「鈴さん。」店の主人が、カウンターごしに女の声を遮った。「あっ、いつもの2つ。」応えた皇鈴の声は、明広に話しているときより半オクターブは高かった。おまけに、細い左手でピースまで作って見せている。「ここのコー
砂春陽 遥花 [691]