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SFに含まれる記事が1822件見つかりました。

 
  • 世界の在り方?

    ADAM投与から一ヶ月僕は訓練を終え、戦場へと投下される事となった最初は僕も抵抗した今の身体なら日本政府など敵ではないのだから…しかし出来ない理由が二つあった 一つは僕とADAMとの結合問題僕とADAMとの結合は完全ではなく、ある程度調整を行わなければ身体がADAMを拒絶し崩壊が始まってしまうからだ 第二に姉の生存 姉の生存が確認されたしかし大怪我をおっており今の医療では死んでしまうという そこ
    あきら  [457]
  • Disaster(6)

    「知りたいこと…」何が知りたいのかと聞かれればそれは全てとしか答えようがない。ただ反面自分の知らないことを桑原がどこまで知っているのかさえわからない状態。それで何をと言われても…。1人考えていると不意に桑原は自身の部屋に並べてある本棚から1冊のスクラップ帳を持ってきた。そしてそのスクラップ帳を彼に見るように促す。「とりあえず貴方が何者なのか…、そこからいきましょうか。」そういって桑原はもう1度彼
    けん  [447]
  • 航宙機動部隊前史後編・8

    同一五三七年第三期、ガニバサは中央域戦線でギャームリーグ第一七機動部隊を巧みに誘い込み、これを撃破した。敵八七0隻撃沈に対し、味方は二千隻を失ったが、ほぼ同規模の艦隊戦でフリースユニオンが勝利を収めたのは、大戦史上これが初めてであった。この功績で大将に昇進したガニバサの名声はいやが上でも高まった。翌銀河元号一五三八年・ガニバサは自ら三つの提言をフリースユニオン軍中央に示した。一つ目は、《ネオフリ
    まっかつ  [515]
  • 星の蒼さは 78

    広場の噴水に腰掛けて、二人は寄り添っていた。「アキ、ごめんな」今日、いや、この十分間で十回目のごめんだった。「いいの」十回目のこのセリフ、不思議と嫌にならない。何度でも繰り返したいやり取りと言うか、なんだかハルが自分の手元に戻ってきたみたいだ。それとも、最初からハルはずっと?傲慢だと言われてもいい。ハルは私のハル。じゃあ私はハルの……?どうなの?目に聞いてみようと覗き込んだハルの目はもう『蒼』く
    金太郎  [452]
  • Disaster(5)

    桑原の車に乗り込み街から程遠い場所にある小屋へ招かれる。ぱっと見外見は朽ち果てたボロ小屋といった感じだった。その小屋の隣にある馬小屋のような建物の中へ車を停車させる。彼は不思議な顔をしながら車内や建物に交互に目を向けていた。「心配いらないわ。」そう彼を諭すと桑原は車のハンドルに付いているカバーを開け中のスイッチを押す。ウィィィ…僅かに唸るような音を立てながら車ごと景色が下がって行く。「エレベータ
    けん  [441]
  • 星の蒼さは 77

    僕を殴った?アポロは目の前の状況と自分が置かれている状況、そして初めて味わう頬の痛みを理解できないでいた。急に現れ、忌々しい『蒼』い目で自分を見て、ルナの事を『アキ』と呼び、そして自分を殴り付けたこの男は、もう自分を見てはいなかった。「アキ……ごめんな…」傷だらけのルナを助け起こし、かき抱いている。誰に断って人の大事な女を抱きすくめているんだ。「許さない、許さない!僕のルナに触れるんじゃない!」
    金太郎  [467]
  • 星の蒼さは 76

    「アキ……」殴られ、蹴られ、薄れ始めていた意識の中に、ふと『蒼』が入り込んできたのはハルが来る一瞬前。『蒼』は素早く脳の中を駆け巡り、アキに活力を与えた。正常に機能し始めた脳が、いや、脊髄が反応し、アキは悲鳴を上げた。そう、アポロは…「ダメッ、逃げて!」そう言おうとしたが、掴まれた髪を思い切り引っ張られ、声にならない。「君は誰?アキって誰の事?」既に殺気を放っているアポロが冷静に問う。「アキに何
    金太郎  [438]
  • 星の蒼さは 75

    「アキー――!!」ハルはニューヨークの裏通りを駆け回っていた。道行く人は奇声を上げながら走り回る東洋人を不思議そうに見ている。何故だろうか?わからなかった。ただ、何か大きな危険がアキに迫っている。根拠は無いが、間違いない。途中まで追い掛けてきていたレベッカともはぐれてしまったが、ハルの頭の中にはアキしか居なかった。「何処にいるんだ!?アキ!!返事をしろよ!」暗い路地を通り抜けようとした時だった。
    金太郎  [460]
  • Disaster(4)

    無我夢中で走っていた。真っ暗な夜の暗闇が支配している月明かりのない夜。森を通り抜け何処ともわからない街中を走っていた。行き交う車、人波が軽蔑するかのような視線を彼に投げる。服は入院患者用の物だったが既にその色は黒く、切り刻まれていた。「はぁっはぁっはぁっ…」どれくらい走り続けていただろうか…。不思議と疲労感は感じなかった。…ただ…いくら走っていてもマヤの足音は離れない。そして切られた身体もすでに
    けん  [457]
  • Disaster(3)

    マヤが集中治療室に入って数週間が過ぎた。その頃は特に昼間にやることもなく、寝てしまっていたため夜に寝れない事が多く、その日も患者用ベッドに横になったまま、ただ天上を眺めていた。いまだ記憶の片鱗すら掴めずにいた彼だったがいくつか不思議な事がおこっていた。その時廊下を歩く足音が聞こえた。そして不思議な事というのがまさにこれだった。耳が良くなったというには極端すぎる。おそらくこの足音もこの階を歩き出し
    けん  [485]
 
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