トップページ >> SFの一覧
SFに含まれる記事が1822件見つかりました。
-
アンロック-6-
「天使…?貴方が?」「はい…正しくは[天女]ですけどね」フフッと笑いベンチに座るネナを横目に自分も座った「何で未菜は悪魔に取り付かれたんですか?」「……悪魔は人の心にとりつき、人の綺麗で純粋な心を壊すんです…」「心を壊す?」「はい…心を壊された人間は私達、天女に心を解除されないと死にいたります」「死って!!そしたら未菜は!!」叫ぶ薫にネナは安心させるように言った。「大丈夫です。私がいるかぎり死
櫂星 [416] -
アンロック-5-
「貴女の友達を救いましょうか?…早く心を[解除]しないと手遅れになりますよ?」透き通る声が何処からか聞こえた。ユックリ瞳を開けると目の前には薄緑髪の少女が立っていた。「誰?」「私の名前は[ネナ」、始めまして薫…ニコッ」綺麗に笑うネナに私は(綺麗な少女…)と思った。「あの〜何か様ですか?」「はい。貴女の友達を助けに来ました」「助ける…?どういう意味ですか?」「貴女の友達である、未菜には[悪魔]がと
櫂星 [397] -
アンロック-4-
未菜が嵐とラブラブしていた頃、薫は小さな公園にいた。「ヒクッ…なッ何で…ヒクッ」溢れ出す涙を一緒懸命止めるが新しい涙が出てくるので断念した。今まで泣いていたら隣にはハンカチを持つ未菜がいた…心配そうに見てくる未菜にいつも抱きついて泣いていた…なのに…「何で、あんな酷いことを…言うの?それに未菜は優人君とラブラブだったのに…」あぁ見えても未菜は人一倍一途な女の子。「でも、酷すぎるよ…未菜」呟い
櫂星 [435] -
宇宙の恐怖1
2280年。ついに地球では太陽系の外に出られる宇宙船を開発した。その宇宙船に乗れるのは2人。亀山秀平(65)と畑中慎也(25)が乗ることになった。 任務は太陽系の外の星を写真に撮って来ると言うものだ。写真を撮り終え、あと3日で地球に帰れると言う時だった。年の差のせいもあり、あまり会話のない2人にとんでもないハプニングが起こった。『ガッシャーン!!』「な、なんだね今のは!」「隕石に激突したものと
ゆい [532] -
アンロック-3-
「不細工って!!そんなの関係ないじゃん!!」余りの怒りに体は震えていた。それを見た未菜は鼻で笑い立ち上がった。「何言ってんの?十分不細工じゃん♪ねっ、皆(笑」未菜が言うと周りにいた人達は「うん♪」「薫、超不細工♪」と言い出した。「…ッ」やばい…泣きそう…。ダメ!!ダメ、泣いちゃ…ッそこへ…「未菜いる?」一人の男子生徒がやってきた。未菜は男子生徒を見るとその相手に抱きついた「あ〜ら〜し♪」「悪い…
櫂星 [484] -
アンロック-2-
ムカつく!!何で私がッ!!未菜(ミナ)なんて死んでしまえば良いんだ!!----------------「えっ!!未菜、嵐君に告白したの?」放課後の教室ではこの話で持ちきりだった。(えっ…未菜、嵐君に告白したの…?私が嵐君好きなの知ってるはずなのに…)高野 嵐…サッカー部のキャプテンで女子にモテモで私の想い人。「うん♪」「で?返事は何て?」「OKだって♪今日一緒に帰るんだぁ♪」「マジでぇ!?まじ
櫂星 [464] -
アンロック
解除される私…やっと私の出番なのね?憎い人はいませんか?私が貴女の心をアンロックします…。
櫂星 [458] -
星の蒼さは 34
鉄すら燃やす超高温はあっという間に数十人の人間の命と身体をを強引に奪い去った。直撃を免れたハルも、その破壊力は、見るだけで十分理解できた。(なんなんだ…?なんなんだよ…)野口が呟く。(あの晩と全く同じじゃねぇか……!)ハルと同じくUnHappyNewYearを生き延びた野口も、この「紅」があの晩、東京に下された矢と同じものであると気付いている。(ふざけんじゃねェ…ふざけんじゃねェよ!!)激昂する
金太郎 [505] -
聖戦
全ての物が 対称的に感じられた 焼け焦げた死体の匂いと 薬品や火薬の匂い 消え入りそうな負傷兵のうなり声と 吹き抜ける風の音 横たわる死体と 生きている自分 看護をしている少女と 消えていく命 そして 吸い込まれそうな真っ暗な空と 絶望を思わせる砂漠の白い砂
谷 拓 [407] -
神様の暇つぶし1
地球時間で2008年冬、天界。「あ〜あ、ひまねぇ〜。」「なに言っとりますのん神様、ちゃんと仕事してくださいな、」「だって世界は人間のものよ?私が手を下さなくてもかってに滅ぼし、想像する、全く、私の最高傑作よ!」「またそんなこと言って、ちゃんとしないと首にされますで〜」「私、神様よ?そんなのないない!」「全くこの人は。」「あ、でもそれ面白いかも!」「へ?」「決めた!私、首になってみる!」「は、はぁ
米田リヒト [439]