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SFに含まれる記事が1822件見つかりました。
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星の蒼さは
「ハル!速く走れ!」「お前がな!」後ろをドタドタと走る野口が促す。戦闘配備『赤』が発令されて数分。ハルと野口は完全に出遅れていた。と言うのも大きな腹を丸出しで寝ていた野口が右靴が見つからないと騒ぎだし、諦めるという結論に達するのに数分を要したからだ。「急げよ!」「お前がな!!」ドタドタっと格納庫に転がり込む。馬鹿野郎!!と若山に怒鳴られ、はい!すみません!を5回連呼し、自分の「零」に乗り
金太郎 [575] -
同窓会hell。?
頬が痛い。時計がうるさい。紗耶が20分も帰って来ない。明日の予定を携帯で見る。ミーティングが入っている。休めるわけない、上から任された大事な仕事だ。俺が指揮をとれるのは初めてだってのに…くそ、タイミングが悪い。ピンポーン。「誰だよ畜生っ!!」叫びながらインターホンの受話器を外す。顔が見える。紗耶だ、カメラが上についてるせいで上目使いだ。…可愛いですから。ちょっと照れますから。開錠する。「ただいま
あちぇ [530] -
現代戦国時代〜山本勘助編〜
平田はなにがなんだか分からなかった。 いきなり立ち上がった友人の下腹部から、長い鈍色の刃物が突き出たからだ。 なんの前触れもなく、いきなりすっと飛び出た刃物。言葉なく、平田はゆかりを呆然と見つめていた。 「あぁ、外してしまった」至極残念そうな声がした。年輪のみえる、男の声。 ずるりと頭身が引き抜かれゆかりが倒れた。 倒れたゆかりの背後から、「…まえ、ばし…?」前橋が、眉根を寄せながらゆかりを見下
睦月 [564] -
同窓会hell。?
「なんで開けるかな。そこらへんKYだよ!」紗耶が怒っている。別にどうでも良いケド、なんとか助かった。さっきの意味不明な同窓会に来た招かれざる客とか誰が滝を見つけるゲームを提案したのか…とかあ!「そーいえば、なんで此処にいるのさ!わけわかんないんですケド!」「え?…えっと、なんか気付いてないみたいだから言うケド、私って、君の小学校にいた?」…は?何を言ってるんだ?「黙るのも当然だよね。私、あの小学
あちぇ [444] -
太陽系第37独立部隊グングニグル4
「?」由伸は違和感を感じた。(おかしい様子が変だ)敵艦隊の動きは死を恐れていない。(まるで誰も乗っていないようだ)「どうしたぼーとしてると撃ち落とされるぞ」大尉からげきがとんだ。「気になることがあってもしかするとこれは敵のようどうではないかと」「どうやらそれは当たりのようだ」「敵艦隊、月の裏にも出現しました!」「これだけの数をようどうに使うとは」大尉は敵に呆れてそうぼやいた。「このままでは月が落
かき大将 [405] -
星の蒼さは 17
日本国首都、東京を怒涛の勢いで占拠した月軍は現在、ゲリラ防止の為に瓦礫の山と化した中心部を放棄。埼玉、神奈川等東京近辺に軍を展開、虎視眈々と関東司令部成田要塞の攻略を狙っている。「距離2000!アント級です!」巡洋艦あおかぜが前方に巨大補給艦アント級を確認したのは作戦地点手前25?の所だった。「アント級…攻撃目標ですね。大分予定進路からズレていますが…」「問題ないわ。沈めます。総員戦闘配備『赤』
金太郎 [569] -
〜Stliker〜哀編(120)
『ダークフィアー』の超重力攻撃『ブラッドサンシャイン』が発動した。周辺を固めていた軍のストライカー三十機は数機を残して圧壊し残された数機も戦闘が困難になるくらいの損傷を受けた。攻撃が治まると革命教団が立て篭もっていた廃工場から二機の旧式ストライカーとそれの肩に乗り結奈を人質に捕った数名のメンバーが現れた。ロイ「あれが人質か!?」ストック&ペイは動こうとしたがダークフィアーのダブルチェーンソーのチ
焼き魚 [468] -
〜Stliker〜哀編(119)
ロイのストライカー『ストック&ペイ』は超速演算ユニットを駆使してガイラーの操る『ダークフィアー』の背に傷を負わせた。ガイラー「くっ!!油断した!!だがこの程度の傷など!!」ダークフィアーは振り返るとダブルチェーンソーを振り回し、ストック&ペイとの距離を取った。ガイラー(なんとかして部下の退路を確保しなければ…)ダークフィアーはすぐにストック&ペイに接近しダブルチェーンソーを間髪なく振り回し、スト
焼き魚 [431] -
太陽系第37独立部隊グングニグル3
ガルウイングが発進するとそこには敵が一万を超えるであろう軍勢でいた。「ブラスター発射」ガルウイングの光線で敵をあっという間に倒す大尉を見て由伸は「よしみてろ俺だって」ミサイルを発射し2機撃破するが「しまった後ろをとられた」敵機が由伸の後ろをとる。必死に振り切ろうとするが振り切れない。(やばいやられる)突然光線が飛び敵機を撃破する。「うかつだぞ由伸」大尉が助けてくれたようだ。グングニグルから通信が
かき大将 [434] -
エネミーフレンド7
「ユウタ!大丈夫かっ!?」セザンヌの言葉で我に帰った。「ぁあ、僕は大丈夫!!」「なら行くぞ!!空母の底部を狙え!沈めるぞ!!」「了解!ブースト、マックス!!」レイチェルは一瞬で空母の左後方に回り込み、キャノン砲を一発叩きこんだ。すかさずセザンヌがレールガンを発射する。爆音と共に空母の後ろ半分は火に包まれた。そう、ここは戦場なんだ…やらなきゃ…やられる……やらなきゃ!!僕の頭の中でそう響く…「墜ち
ハル [426]