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最後の恋人へ

[462]  はる  2006-12-05投稿
雨がふる
あの日を思い出した
あの日きみと永遠のお別れを泣きながらした
雨の中泣きながら書いた愛の唄
きみに届いたでしょうか

今も思い出す
一緒にいた時間はあちらこちらに足跡を残す

きみを思い出さない日はない
毎日毎時間

きみは遠い遠い空の上
ぼくはきみと離れた空の下

声も姿も触れることも
偶然会うことさえも
もうかなわない
色を失った景色を空っぽになったぼくは何を見て過ごしただろうか

時がたち、今では懐かしさと、リアルの交錯に慣れてきて

ねぇそこからぼくは見えてるだろうか
今のぼくはきみをがっかりさせてないか心配だ

またいつかあえるだろうか
年をとってもきみはぼくが分かるだろうか

いつか空の上で逢いたいね

その日を夢見てぼくは今日も笑って生きるんだ

良くがんばったねってほめてくれるだろうか

ぼくはきみにありがとうを言えてなかったね

本当
せっかちだよね
大切なことばを聞かずに逝くなんて
ごめんね

愛してるよ

ありがとう

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