携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 日記 >> 夢日記2

夢日記2

[477]  アプサラ  2006-12-05投稿
同じ夢を何度も見る。

以前訪れたベトナム、ホーチミン。私はホーチミンが大好きだ。そして、もう一度行きたい場所、会いたい人達がいる。

やっと来る事ができた。来れた!と思ったら、それは夢だった。何度がっかりしたことだろう。でも遂に来る事ができた。夢じゃない。この気温、街の音、臭い、やっと訪れることができた。そう、この道をもう少しまっすぐ行くと大きな通りにでる。左にはグランドホテル。その先にはマジェスティックホテル。ここは前にお茶をしたカフェ。昔のままだ。HIEN達は元気だろうか?私の事、覚えているだろうか?また一緒に国営百貨店に行って、ウインドウショッピングしたりしようか?確かこの辺だ。でもこんなに薄暗い路地だっただろうか?どうやらずいぶん、先まで進んでしまったようだ。引き返そう。そうだ。ここからなら、あのデパートの中を通っていけば近いはずだ。それにしても、人や店が多い。通路なんて人一人が通るのがやっとだ。ああ、この雑貨屋には見覚えがある。安くて履きやすそうなサンダルを買った。デパートの店はどこまでも続いている。滞在時間はあと少し。早く行かなくては。ああ暑い。足も重い。もう少しでつくはず。あの通りの少し先。暑い、歩けない。暑い。

またホーチミンには行くことができなかった。コンチネンタルホテルで静かに過ごすことも、サイゴン川を眺めることも、あの人達に会うことも、またできなかった。

感想

感想はありません。

「 アプサラ 」の携帯小説

日記の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス