(ID:10256) - 携帯小説！(スマートフォン版)

ジゴクワグマが市街地に出現し龍雅はディア＝パノスで迎え撃つ。龍雅はジゴクワグマの想定外の連携攻撃に驚くがすぐに反撃に転じた。
龍雅「…あと３体…。」
ディア＝パノスの右の拳からは煙が出ていた。
ディア＝パノスは反転すると３体のジゴクワグマを睨み付けた。
それに対し後退りするものもいたが再び、今度は３体同時にディア＝パノスに飛び掛かって来た。
龍雅（…以前はこんな攻撃はしなかったはず……だが！！）
脚部に取り付けられたスラスターを前方向に噴射するとディア＝パノスはジゴクワグマの攻撃から逃れる事が出来た。しかしすぐに１体のジゴクワグマが伸びてくるように飛び掛かって来た。
龍雅（…何！？）
ガキィィィィン！
両者は両手で組み合う形となってしまった。
龍雅（…ジゴクワグマってこんなに高等な戦闘が出来るグルドだったか？…でもなぁ！！）
ディア＝パノスは組んだ手を下にねじ伏せると腹に蹴りを食らわせ組み手が外れ、相手がよろめいたところで相手の頭を右手で鷲掴みし、全体重をかけて地面に叩き付けた。
ドゴォォォォォン！！ミシミシ…
叩き付けた地点を中心に地面が隆起し、辺りにおびただしいヒビが入った。
叩き付けられたジゴクワグマは絶命した。
ディア＝パノスが立ち上がると今度は背後から爪を振り下ろして攻撃するものが現れた。
龍雅（…！？）
ディア＝パノスは存在に気付くと素早く反転し、左腕で攻撃を防ぐと相手の溝おち付近にパンチを繰り出し、相手が怯んだところで右脚のスラスターだけを全開にし、回し蹴りをお見舞いした。食らった相手は物凄いスピードで吹っ飛びビルに激突して絶命した。もちろん姿形は原形を止めていない。
龍雅（…あと１体だな…。）
あと１体のジゴクワグマもファイティングポーズで構えている。
ディア＝パノスがジゴクワグマに向かって走り出した瞬間。
バチィィィィン！！
龍雅「ぐはぁ！！」
ディア＝パノスは横から飛び出して来た何ものかの体当りを食らい、ビルの壁に激突した。
龍雅はレーダーで敵を探索し驚いた。
龍雅「あ…新手か…。」
ディア＝パノスが起き上がるとそこには先程の１体のジゴクワグマを含め、新たに３体のジゴクワグマが取り囲んでいた。龍雅は両手で目を覆った。
龍雅「…クソ！さっきので電送系がやられたか…。」

5834：龍雅大ピンチ?頑張れ★鯖 [2011-01-16]

～Stliker～哀編（22）

感想

～Stliker～哀編（22）

感想

「 焼き魚 」の携帯小説

ＳＦの新着携帯小説

「焼き魚」の携帯小説