(ID:10305) - 携帯小説！(スマートフォン版)

青[スッゲェ....廊下がへこんでら]

煙の去った後には黒いﾌｰﾄﾞ付きのﾏﾝﾄを羽織った男と、大きく凹んだ床だけがあった

???[あんたらが《地球側の特派員二人》か？PSPもガキばっかり取ってくんだな]
マントの男は顔こそ見えないが口もとだけが笑っている

ｻｸﾗ[PSP..特派員..またﾜｶﾗﾅｲことが増えた....]

ｻｸﾗはﾊｧ...とため息。

ｻﾀｹ[ﾊｯ!ﾀﾞｰｸﾈｽ《以下DN》もおんなじだろーが]

ｻﾀｹはｱﾙﾏﾆｽｸｹﾞｰﾄを開きながら話しているのか汗が頬を伝い、汚い廊下に水たまりを作っている

DN[あんたも無理しなさんなや...ｹﾞｰﾄを開きながらお二人さんを守れるっつーのか??ｵﾚからよぉ]

青[ｻﾀｹェ!ｵﾚがｺｲﾂをぶっ飛ばすから心配すんなよ!!!なっ！ｻｸﾗ..]

ガツーン!!!!バタッ
ｻｸﾗ[なぁにが{ｵﾚがぶっ飛ばす}よ...無理に決まってるでしょｰｰ!!!!このｱﾎ青!!]

ｻｸﾗの空手ﾁｮｯﾌﾟが青の後頭部に決まった!!

青[やってみなきゃワッカンねぇだろ!!!つーか殴るなぁ!!]
効果はいまひとつだった...

そうこうしているうちにｻﾀｹがｱﾙﾏﾆｽｸｹﾞｰﾄを開く

ｻﾀｹ[なぁ...ｹﾝｶはｱｯﾁについてからにしてくれよ...]

ｻﾀｹは汗だくフラフラになりながら掴み合い、殴り合っている二人の後ろに立って呟いた。

青&ｻｸﾗ[へ...?]

ｹﾝｶが一段落した二人はｻﾀｹの後ろの壁に白い扉のようなものが出現しているのにようやく気づいた
と、DNは腕をくんでｹﾞｰﾄの前に立ちふさがる

DN[まさかココまでとはな...でも、ココを通してやるﾜｹにはいかねぇワケだ。そこまでｵﾚはやさしかねえぜ...!]

瞬間。男の周りに《何か》が発生した
ｿﾚは黒く、徐々に渦を巻く

ｻﾀｹ[ｵﾚが奴をｹﾞｰﾄの前からどかすからその隙にｹﾞｰﾄに入れ]

ｻｸﾗ[じゃあ…先生はどうなるの..?]

ｻﾀｹ[質問はﾅｼだ!!!いくぞ...!!３…２…１!!!]

カッ!!!!
爆発と共に男の姿が消えそして....

ｻﾀｹ[早くいけって!!!!]

振り返るとｻﾀｹがいる顔は光で見えない

青[これで地球とはバイバイなんだな..]

ｻｸﾗ[うん…そだね...]

二人は手を握り合い白い光の中へと歩み出した

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リトルブルー?【Good-byeEARTH】

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