携帯小説!(スマートフォン版)

[321]  ゆっきー  2006-12-09投稿
二人とも早く事務所に来てもうみんな集まってるぞ!社長も来てるから早くしろよ!慌てて呼びに来たのは勤続年数10年の牧山輝夫40歳の主任だった。普段は気さくな人だが社長など上司にはごまをするタイプで周りからは嫌われていたが、柚木はそれほど嫌いでもなかった。口調はキツイが前に仕事で柚木が新人の頃助けてくれた事があるからだ。柚木は仕方なくヒロと顔をみ会わせて走って事務所に行った。事務所に着くともうほとんどの社員や従業員が集まっていた。本社が京都にある有名な運送会社の支店で従業員が100名以上の大手の会社に営業課の部長として引き抜かれたヒロの友達はそこにスーツ姿で立っていた。ヒロが小声でボソッと言った。あれが俺の友達の村瀬慎だよ。俺の高校時代の同級生なんだ。柚木は言葉を失った。朝事務所で会ったあの男性がヒロの友達だったなんて思いもしなかった。しかもこんな大手の会社に引き抜きでくるなんて柚木は驚きのあまりただじっと彼を見つめていた。

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