(ID:10519) - 携帯小説！(スマートフォン版)

集英病院ってこっちやったよな･･･お願いやから､生きといてくれ！
ウィーン｡
碓「すんません｡帋閊の病室ってどこですか？」
看「あっ｡804号室ですよ」
碓「おおきに」
疲れた･･･なんかスゲーほっとしてる･･･なんでかな｡
ｶﾞﾗｶﾞﾗ｡
碓「おい｡」
久「･･･なんや｡悠軌やないの」
俺はからかってやるつもりだった･･･アホやなぁって｡でも､そんなことできへんかった･･･だって･･･そこには包帯だらけの久世の姿があってんもん･･･｡前の姿が･･･笑顔が思い出せへん･･･昨日まで幸せやったのに･･･｡
碓「･･･大丈夫か？」
久「平気だよ･･･でもな･･･」
碓「えっ？よう聞こえんかった･･･」
久「先輩が･･･先輩がもううちのこと好きやないって･･･」
碓「･･･」
しゃーないよそれはって思った｡あんなに好きだった人がただ包帯をまいてるだけで､あの笑顔が見れなくなった･･･ただそれだけなやのに･･･なんやろ･･･怖い･･･｡

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THE☆包帯

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