携帯小説!(スマートフォン版)

[357]  ゆっきー  2006-12-11投稿
空に星が散らばっていた。柚木は腕時計を見た。時刻は22時だった。(そろそろ帰ろーかな、明日も仕事だし)そう思って店に戻ろうとした時、田中由美子と慎が外に出てきて何やら由美子が酔ったふり?をしながら慎に抱きついていた。柚木は一瞬気まずそうに店に入るのをためらったが、ずっとここに居ても寒いので仕方なく素通りをする事にした。由美子は家庭があるくせにいつも男が居るとわざと甘えたりする。柚木と由美子は家が近所で子供も同級生だ。お互いの旦那を知っている。だが由美子と柚木はいつもお互いの家庭の話は外ではしなかった。仲はよい方だったので、由美子のこんな場面も見慣れていた。柚木は二人の前を素通りする時に「二人とも風邪ひくから場所変えたら」と笑って通り過ぎた。由美子は「はーい。」と言ったが、慎は抱きつく由美子を押し退けて柚木の後を追った。柚木は店に入り、ヒロに「ごめん、私もう帰るね、やばいから」と言って一万円を財布から出して「これ、村瀬さんに渡しておいて、今日の会費。」そう言って又店を出ようとしたら慎が後ろに立っていて、柚木が出した一万円と柚木の手を引っ張り凄い勢いで外に連れ出した。「ちょっと何?!」

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