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一宮市在中のサンタさんへ…?

[400]  SHIBA  2006-12-12投稿
三太「てかアイツら…知り合い?」
雪子「うん、昔からの幼馴染みでバイト仲間なんです。」
真澄「欧米か!」
真澄と衣舞はネタの練習をしている。しかし明らかにお笑い芸人のパクリだ。
三太「へぇ〜…」
雪子は深刻そうに、
雪子「あの…バンド組み」
三太「それ前聞いたよ。」
雪子「…実はこの一宮には4人を中心にした季節連合と言うのがあり、私はその1人で冬組のリーダーなんです。連合には季節ごとにその季節のリーダーが率いたバンドのライブを繰り広げ、市民を喜ばせるのが季節連合の役目なんです。しかし私が率いた冬組はあるトラブルが起こりバンドは解散、残ったのは私だけになりました。ライブを行わないと私はリーダーをクビになり連合によって一宮から追放されるんです。だから私と組んで誰かメンバーを誘ってバンドを結成してください!お願いします!」
三太「だからバンドを組んで欲しいのかぁ…」
雪子「バンドのライブを無事成功すれば私、あなたの彼女になります。」
三太「ウソだろ!てかべつに彼女なんて興味ないし。」
雪子「はぁい!ウソでぇす!彼氏いまぁす♪」
と雪子は携帯に貼った彼氏と一緒に撮ったプリクラを見せびらかせた。しばらくして、
雪子「そうですか…それじゃぁ…」
雪子はアタッシュケースを取り出しケースを開けた。すると中から現金3億円が入っていた。
真澄「引き受けしましょう。」
三太「お前が言うな!」
雪子「宝くじで1等賞獲得しました♪」
三太はお金に弱い。それに雪子に美しい魅力にかかり、
三太「わかった!この話のるよ。」
雪子「ホントですか?ホントありがとうございます♪よかったぁ…」
雪子は涙を流しながら喜んだ。
三太「じゃあようすんだから帰るから。じゃあな!」
三太は3億円入ったアタッシュケース持ち帰り、
三太「あ!オレを助けてくれてありがとな!」
そう言って店を出た。
雪子「私、助けてなんかいませんよ…?」
衣舞「おめぇに食わせるタンメンはねぇ!」
真澄と衣舞はまだネタの練習をしている。しかし明らかなパクリだった。
三太は誰か音楽に才能がある人がいるか考えた。誰もいない…するとある人を思い出した。幼稚園に立ち寄った時、上手にオルガンを弾いたヤンキーみたいな恐い男が…。
三太「………」
続く

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