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ホラから始まるホラー、、〔外伝〕

[1124]  ホッチ  2006-12-13投稿
今、近所のお兄ちゃんと一緒。
優しいお兄ちゃん、僕にはあまり友達がいないから、、いつもお兄ちゃんが遊んでくれる。

今日は何して遊ぼうかな?

お兄ちゃんはいつも無口、、でも優しい。
今日は神宮に連れていってくれるらしい。 かくれんぼかな? いつも僕がわがままをいっても、笑顔で答えてくれる。

やさ、、、しい、、。

暫しの息苦しさのあと、倒れている自分が見えた、、、?

何が起きたんだろう?
お兄ちゃんが僕を眺めてる、、。

前にヤエ歯が可愛いと誉めてくれたお兄ちゃん、、。
そのヤエ歯をむしり捕り、満足そうなお兄ちゃん、、。

痛みはない、、僕、、しんじゃったのかな、、?

死体になった僕をお兄ちゃんが抱える、、。

約束通り、神宮へいく。

近所にある神宮は夕方なのに薄暗く、辺りに人影もない、、。
誰にも邪魔されずいつも追い掛けっこなどするが、今僕は埋められている、、。
汗をかきながら、、穴を掘るお兄ちゃん、、、。
僕も手伝ってあげたいけど。体が動かない、、。

残念な気持ちになった。

穴へ入れられ、どんどん視野が狭くなっていく。

あぁ、、上から土を被されているんだと気付く。

一通りの作業を終えたお兄ちゃん。

足早に去っていった、、。

お母さんが心配しないか、少し気になった、、。

それから何日経ったか、、僕に新しい友達が増えた。
やっぱりお兄ちゃんは優しい。

その友達は警察屋さんの服を着ていた、、。
初めて本物の制服をみて僕は嬉しい気持ちになる。

ありがとうお兄ちゃん、これで僕淋しくないよ。

二人の警察屋さん、、一人は指が一本なくなっていた、、。
お兄ちゃんが記念に持っていったんだと思った、、。

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