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リトルブルー??【死に損ない】

[515]  あヤッペ  2006-12-16投稿
クーロンが仕事(暗殺業)を嫌がっていた事実、青たちがひまだった現実が重なって
今晩決行されることになったこの作戦
。ついに夜になった、

青[よっしゃあ!!いっくぜみんな ムガッ!!!]

サクラが青の口を塞ぐ

サクラ《ばか!!もっと静かにしなさいよ!ここは敵地なんだから》

青《わかったよ〜》
ザック《夜は眠たいんだから早くしよう
ぐがっ〜〜〜zZ》

サクラ《ねるなぁ〜〜〜!!!》



そうこうしてる内にクーロンの家の前についた
サクラがこっそりと中を覗く。が、

サクラ《クーロンがいない、》

サクラは手で離れている2人に合図を送った
と、一軒だけ明かりが付いた家があった三人はその家の前にきた、と。

――貴様はいったい何をやっていたんだ???

中から野太いオッサンの声がした
戸の隙間からサクラが、青が。ザックも覗き込む
そこにはハゲたオッサンとオッサンの左右に側近らしき男が2人
そして。

青(クーロンだ!!!)

青は目を見開いた
クーロンはオッサンの前に正座している

クーロン[すみません...次こそは間違わないように――]

クーロンは歯を食いしばって土下座する、
青が飛び出しそうになるのをサクラがかろうじて止める。
今、青とクーロンはたぶん同じ事を思っただろう

オッサン[うるさいっ!!
せっかく働かせてやっていると言うのに...笑わせるな!!]

と!
ドガン!!!

オッサンが頭をさげているクーロンを思い切り蹴飛ばした!!

クーロン[ぐうっ!!]

クーロンはゴロゴロと転がった、床に手をついて立ち上がろうとする。
ボタボタッ
血が床に...

クーロン[...す、いません..]

血を吐きながら
クーロンは立ち上がり、オッサンに近寄る

オッサン[ふん!死に損ないの分際で、ワシに近寄るな!]

それが合図だったかのように、次は側近達が動いた

側近A[ふざけんな!このゲスヤロウ!
死ね!]

ガッ!!バキッ!!
ドサッ

側近達は容赦なくクーロンを痛めつけていく
ドクン...

クーロン[うっ..!げほっげほ!...また発作が...!?]

だんだんと気が遠くなってくる

クーロン(僕は...もうすぐ死ぬのか...)

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