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トライアングル?

[514]  さき  2006-12-19投稿
毎日楽しく過ごしていた中で時折みせる誠の仕草 態度 話方の違いをわたしは年々感じていた
例えばわたしの知ってる誠はえらそうでぞくにゆう亭主関白とゆうやつでわたしは時々腹立つことがあった。とおもえば急にすごく優しくあったかい目でわたしをみる姿があってその度わたしの苛立ちは消えていくのである。
そんなことが繰り返しある生活で新たな命が誕生した。また新たな生活の始まりで誠とわたしは親になった責任の重さと親になって初めてわかる感情を胸に秘めながら生きていた。
それから二年後第2子がこの世に誕生してくれました。それは毎日バタバタ忙しく過ぎ若い私達は必死で生きていました。
しばらくしてわたしは自分の中に抱いていた疑問…誠の本当の姿を知っていくことになった。
それはすごく寒い冬の日でした。珍しく誠とわたしは大喧嘩…原因は異性問題だ。一般的に喧嘩の原因で最も多い要素であろうことである。わたしは子供を連れ実家に帰ろうと決め込んで強きの発言をしていた
「ほんまいいかげんにしいや ふざけんなよ」まぁストレスもあったのか大爆発していた 誠も
「誰に向かってゆうとんねん お前ほんまうざいし」その言葉にわたしは怒り大爆発 寝室にいき大きな鞄に詰め込めるだけ服をいれ 子供の服 オムツ 哺乳瓶 パンパンに詰め込んでいた「離婚やし」とわたしは言った
誠の表情が一変…
逆上しキレまくっていたのにいまの誠は穏やかでさっきまでの喧嘩が無かったかのような落ちついた姿…
正直拍子抜けした。
ペタンと座り込んだわたしに誠が言葉をかけた
「誠を許してあげて すごく後悔しているよ さきの事すごく愛しているんだよ出ていかないで…」
子供を両脇に抱えたまま(何をゆうてんの?えっぇぇ意味不明やし)言葉は続く「僕と誠はね二人で一人なの…意味わかんないよね
でもこれが真実なの。さき…僕はね君をずっと愛しているんだよ だから出ていかないで」
とめどなく溢れてくる涙…「僕はもう行くね 誠はもう怒ったりしないからちゃんと二人で話すんだよ 僕がいるから…」
と言葉を残していった。うつ向いて泣いていた顔をあげると目の前にはいつもの誠の姿があった。
言葉を交すこともなくわたしはその場から立ち上がり子供たちをいつも通り布団に寝かしつけた。
その夜わたしは知ったのでる。

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