携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> 同性同愛

同性同愛

[780]  井口  2006-12-20投稿
私は、同性の人を好きになってしまった。 私は高校1年で自分で言うのもアレだけど結構美人だヨ。 この前ね、部活で(私は弓道部なんだ)おんなじ弓道部の女の子で名前を矢島桃子って言うんだ。 でね、その子と一緒に練習してたら突然私に桃子がこう言ってきたんだ。 「あのね?明日暇だったら一緒に映画見に行かない?駄目ならいいよ?」 何故か桃子はちょっと頬を朱に染めて私を誘ってきたんだ。 私は、何か胸の中でキュッとする違和感を感じたけど特に断る理由はないから私は・・ 「うん・・・いいけど・・・・」 桃子は喜んで部活を切り上げてその場を後にした。 「じゃあね。待ち合わせ場所と時間は後でメールで知らせるね」 私は軽く「うん」と返事を返した。 私はその後少し練習を続けて4時位に切り上げて帰路に着いた。 その夜桃子からメールが届いた。 [明日午後4時に学校の前のファミレスでよろしく〜。 桃子] 私はその夜、あまり寝付けなかった。 理由はよくわからない。だって胸がキュッってなるんだモン。 これが男子に対してだったら恋愛感情だと思うけど、女の子だよ?・・・・まさか・・・・・ね。 翌日私は授業時間中にもじもじしていた。 理由は桃子と映画を見ることが原因だとわかっている。 わかっているから問題なのだ。 (私、どうしちゃったんだろう。女の子と映画見るだけじゃない。何をこんなに焦るんだろう。) 結局その答えは桃子と一緒に映画を見ていたときの自分の様子を見て気付いた。いや気付いてしまった。 (私・・・桃子に恋してる?・・・だからこんなにドキドキするの?・・・でもこんな反人道なこと・・・許される訳ない。・・・・怖い・・・・どうすればいいの?いや・・・そもそも桃子はどうなの?私がこの想いを伝えて迷惑しない?・・いけない。この想いを伝えてはいけない。桃子の為を想うなら・・・・) 映画を見て二人は帰路に着いた。 この時桃子にも大きな変化があったことを私が知るのはまだ、後。

感想

  • 9046: いい [2011-01-16]
  • 11937: どうなるのかな?って、ドキドキする。 [2011-01-16]

「 井口 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス