携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ファンタジー >> リトルブルー?0【ウイルスの浸食】

リトルブルー?0【ウイルスの浸食】

[625]  あヤッペ  2006-12-25投稿
一行は気絶した青を連れてルインに到着
ザック[えぐ....テレビで見るよりひでぇな]

街はもはや街では無くなっていた
ビルや家は全壊か半壊し、道路には数え切れないほどの
死体

サクラ[く。くさい...
早く行こう!!]

街は死臭に満ちている
青たちは街の中心部へと、人々の死体を飛び越えて走った

クーロン[はぁっ...!はぁっ...
なんか..お..かしいよ]

異変に気付いたのはクーロン、他の三人が足を止める

クーロン[うまく...はぁ...い、きが。出来な...]

ばたぁん

クーロンがその場に倒れ込んだ。

青[クーロン!!!どうしたんだ!?]

ザック[おかしいな...どっか建物に入ろう]

ザックも異変に気付き、青と共に倒れたクーロンを近くの飲食店に運び込んだ

クーロン[げほっ..!ぅあっ...]

吐血したクーロンの背中をサクラが優しくさする

サクラ[どうしたの?]

クーロンを床に寝ころばせて、サクラが聞くと
クーロンの代わりにザックが答える

ザック[この街中にウイルスみたいなのがウヨウヨいやがる。それが元々体の弱いクーロンに入ったって訳だ]

青[そうなのか?]

青がクーロンに聞くと少しだけ頷いた

どうやらこの道路上の人々はなんらかの傷を受け、そこからそのウイルスが入り込んで亡くなったらしい

サクラ[それならクーロンもほっとくと死んじゃうよ...]

青[死ぬなよクーロン...!]

青がクーロンの右手を握ると、

ザック[そんな簡単に死ぬタマかよ、大丈夫だっての
だからここでクーロンは置いていこう]

それには青達も賛成する、これ以上動かして悪化したら大変だと思ったからだ

青達がすんなり分かってくれたからか
クーロンは無理して優しく笑った
そして青に握られた右手に力を入れた

青[すぐ戻ってくるからな!!それまで死ぬなよ!!]

青達は、ウイルスに侵されたクーロンを置いて。さらに街の中心部へと進む

感想

感想はありません。

「 あヤッペ 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス