クリスタル2
「…やっぱり世界は広いな」
ぽつりと呟くその口元は何故かワクワクしていた。
「ロイ王子!!ロイ王子!」
ドタバタドタバタ…バタン「はぁ…はぁ…ロイ…王子…」
「ロンジュ…相変わらず元気だね」
「はぁ、私はまだ?若造になど負けませぬ」
丸い体つきに、ぽっちゃり顔。チョビ髭にくりくりした瞳。
特注の甲冑を着込み、背中に大剣を背負った彼が、ロイ王子近衛兵隊長、ロンジュである。
「ま、元気でなにより」
「はは!あ、王子!また窓を開けて!いけません!」再び汗を流しながら、弾丸のように窓にしがみつき、窓を閉めた。
「……早!!」
「ゼィ…ゼィ…」
「ま、いつもどうりだしね…」
「こ、これから、剣術と鳳術とべ、勉学のお時間であります…ゼィ…」顔に笑みを浮かべながら、ロイは部屋を出ていった。
「王子…」
ロンジュは額に浮かんだ大粒の汗を拭きながら、部屋のドアを見つめた。
「すみません…」
そして頭を下げる…誰もいないドアは少し虚しくその姿を見ていた。
イーフェリア王子…それは存在しているが…世間には顔すらしられていない…名前だけの王子であった。
ぽつりと呟くその口元は何故かワクワクしていた。
「ロイ王子!!ロイ王子!」
ドタバタドタバタ…バタン「はぁ…はぁ…ロイ…王子…」
「ロンジュ…相変わらず元気だね」
「はぁ、私はまだ?若造になど負けませぬ」
丸い体つきに、ぽっちゃり顔。チョビ髭にくりくりした瞳。
特注の甲冑を着込み、背中に大剣を背負った彼が、ロイ王子近衛兵隊長、ロンジュである。
「ま、元気でなにより」
「はは!あ、王子!また窓を開けて!いけません!」再び汗を流しながら、弾丸のように窓にしがみつき、窓を閉めた。
「……早!!」
「ゼィ…ゼィ…」
「ま、いつもどうりだしね…」
「こ、これから、剣術と鳳術とべ、勉学のお時間であります…ゼィ…」顔に笑みを浮かべながら、ロイは部屋を出ていった。
「王子…」
ロンジュは額に浮かんだ大粒の汗を拭きながら、部屋のドアを見つめた。
「すみません…」
そして頭を下げる…誰もいないドアは少し虚しくその姿を見ていた。
イーフェリア王子…それは存在しているが…世間には顔すらしられていない…名前だけの王子であった。
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