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〜Stliker〜哀編(30)

[752]  焼き魚  2007-01-26投稿
ガイラー「それでは僕はこれで…パーティーを楽しんで下さいね!」
龍雅「待て!!ガイラー!!説明しろ!!」
通信は途絶えた。
その時だった。巨大な黒いジゴクワグマの大群がディア=パノスに襲い掛かって来た。
龍雅「チッ!!なんでもかんでも急過ぎるんだよ!!」
ディア=パノスはバーニアを全開にし大群に突っ込んで行った。
龍雅(敵が本当に多すぎる!!ここは倒すことを考えず足止めを最優先にしよう。103ミリ強化アサルトガンで時間を稼げるか?)
ディア=パノスは腰に備えていたマシンガンを構えた。
龍雅(狙うは足だ!!)
バババババババババ!!!
ジゴクワグマ「ギュグオオ!!」
大群の足に的確に命中させていくと二足歩行のジゴクワグマは次々と崩れ落ちた。
しかし後列のものが前列を押し潰しながらすすむ為、勢いは衰えなかった。
龍雅(これが数の力か…。本当に厄介だ。それ以前にどれくらいの敵の数がいるんだ?)
ディア=パノスはそれでも攻撃をやめなかった。
すると一体のジゴクワグマがディア=パノスのいる位置まで到達した。
鋭い牙で襲いかかろうとするジゴクワグマに対しディア=パノスはすかさず身を屈めて相手の喉元に向かってエルボーをお見舞いした。
だがこれがあだとなった。一体に気を取られるうちにディア=パノスが何千といるジゴクワグマの群れに囲まれてしまったのだ。
ジゴクワグマの何千という視線がディア=パノスに集まる。
龍雅「(…本当にここまでかもしれない…)だが!!?」
ディア=パノスは再び銃口を大群に向けた。
龍雅「『革命教団』の存在が明らかになった今、ここでくたばるわけにはいかん!!」
ディア=パノスはバーニアを全開にした。
一方綾香達は未だに森林地帯をジープで爆走していた。
ゲンはラジオのスイッチを切った。
ゲン「お前、どうおもう?今の龍雅と革命教団の会話。」
綾香「あ!?ちょ!話し掛けんなって!!ラジオなんか聞く余裕ないって!!」
ゲンは呆れた。
ゲン「もうすぐで山頂じゃ!!ほれ、あのお城っぽいやつがかつての『ワルノメーリファミリー』の砦じゃ!!」
そこには巨大なパラボナアンテナが備えられていた。

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