〜Stliker〜哀編(43)
それぞれの目的地に向かうため貨物列車に乗り込んだ龍雅たちに鷹型のグルド『クラッター』が接近してきた。
クラッターを迎え撃つために龍雅とシェイルはそれぞれのストライカーに乗り込み、シェイルのストライカー『バロンドール』はその悪魔のような翼で空を羽ばたいた。
シェイル「龍雅!あんたは援護射撃で十分さ」
空気を引き裂くような鋭い音と共にバロンドールは垂直に上昇していく。
龍雅は鼻で笑いながら静かに応答した。
龍雅「俺を支援要員として使うとはな…」
シェイルが余裕の口ぶりで返して見せた。
シェイル「あら、不服なのかい?」
龍雅「大いにな…それよりも敵の数は?」
シェイル「七体ね、綺麗に編隊飛行してるけど確実に狙いはあたしのようね…」
龍雅「久しぶりにお手並み拝見だな。援護は任せとけ」
シェイル「…来るよ!!」
するとクラッターの編隊が高速スピードでバロンドールに突っ込んで来た。
バロンドールは間を縫うようにそれをかわすと再び静止して敵の方をじっと見つめていた。
一体のクラッターがすかさず反転して攻撃をしかけてきた。
バロンドールは静止したままである。
クラッターは高速で向かってくる。
その時、シェイルは口元をニヤリとさせて余裕の表情をみせた。
バロンドールは接近してくるクラッターに合わせて敵の顔面に手をかざしクラッターがその手に接触した瞬間、火だるまと化した敵は地上に落ちて行った。
列車の上から見ていた龍雅は通信を通して、
龍雅「以前よりも随分威力が上がっているな。その攻撃は」
シェイル「バロンドールは何故武器をもってないか覚えてるかい龍雅?」
バロンドールはクラッターの編隊に向かってその悪魔のような翼を羽ばたかせた。
バロンドールは掌に発生させたエネルギー体でクラッターを次々と丸焦げにさせていく。
龍雅「知ってるよ、それはお前の機体自体がプラズマをエネルギーにしてるから…だろ」
シェイル「そうさ、翼から大気中の陽子・電子を吸収してそれを攻撃に回しているからね」
バロンドールは更に加速した。
シェイル「逆に武器を持たないことによって軽量な分、スピードアップに繋がるのさ」
バロンドールは二体三体と丸焦げにすると再び加速した。
クラッターを迎え撃つために龍雅とシェイルはそれぞれのストライカーに乗り込み、シェイルのストライカー『バロンドール』はその悪魔のような翼で空を羽ばたいた。
シェイル「龍雅!あんたは援護射撃で十分さ」
空気を引き裂くような鋭い音と共にバロンドールは垂直に上昇していく。
龍雅は鼻で笑いながら静かに応答した。
龍雅「俺を支援要員として使うとはな…」
シェイルが余裕の口ぶりで返して見せた。
シェイル「あら、不服なのかい?」
龍雅「大いにな…それよりも敵の数は?」
シェイル「七体ね、綺麗に編隊飛行してるけど確実に狙いはあたしのようね…」
龍雅「久しぶりにお手並み拝見だな。援護は任せとけ」
シェイル「…来るよ!!」
するとクラッターの編隊が高速スピードでバロンドールに突っ込んで来た。
バロンドールは間を縫うようにそれをかわすと再び静止して敵の方をじっと見つめていた。
一体のクラッターがすかさず反転して攻撃をしかけてきた。
バロンドールは静止したままである。
クラッターは高速で向かってくる。
その時、シェイルは口元をニヤリとさせて余裕の表情をみせた。
バロンドールは接近してくるクラッターに合わせて敵の顔面に手をかざしクラッターがその手に接触した瞬間、火だるまと化した敵は地上に落ちて行った。
列車の上から見ていた龍雅は通信を通して、
龍雅「以前よりも随分威力が上がっているな。その攻撃は」
シェイル「バロンドールは何故武器をもってないか覚えてるかい龍雅?」
バロンドールはクラッターの編隊に向かってその悪魔のような翼を羽ばたかせた。
バロンドールは掌に発生させたエネルギー体でクラッターを次々と丸焦げにさせていく。
龍雅「知ってるよ、それはお前の機体自体がプラズマをエネルギーにしてるから…だろ」
シェイル「そうさ、翼から大気中の陽子・電子を吸収してそれを攻撃に回しているからね」
バロンドールは更に加速した。
シェイル「逆に武器を持たないことによって軽量な分、スピードアップに繋がるのさ」
バロンドールは二体三体と丸焦げにすると再び加速した。
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