携帯小説!(スマートフォン版)

三途

[317]  2007-04-13投稿
最期に俺が目にしたモノは、最愛の恋人の泣きっ面だった。
心配すんなよ、と言ってやりたかったが思うように口が開かなかった。
そんな事を考えてる内にいつの間にか瞼が重たくなってきて、眼を閉じた。
あれからどれくらいの月日が流れたかはわからない。
俺は今、゛三途゛と呼ばれる川に立っている。

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